JIS A 4713 最新規格 住宅用雨戸|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定

JIS A 4713 住宅用雨戸の規格 JISA4713の一覧・種類,性能,構造,寸法,材料,試験方法,検査,製品の呼び方,注意事項,耐風圧, 雨戸の幅と高さ,公差,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS A4713:2004の規格は,住宅に使用する金属製雨戸で,JIS A 4706に規定するサッシのうち,開閉形式がスライディングに取り付けられるものについて規定。折りたたみ形式及び巻き取り形式のものには適用しない。

住宅用雨戸 規格 一覧表

JIS A 4713

住宅用雨戸の一覧

最新 JIS A4713 規格の詳細 更新日 情報

JIS A 4713:2004の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS A4713 JIS改正 最新・更新日 2004年03月20日
規格名称 住宅用雨戸
英語訳 Residential sliding storm window panel
対応国際規格 ISO
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1981年03月01日
略語・記号 No JIS A4713:2004
ICS 91.060.50JISハンドブック

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

適用範囲 [1]

この規格は,主として住宅に使用する金属製雨戸(以下,雨戸という。)で,JIS A 4706に規定するサッシ(以下,サッシという。)のうち,開閉形式がスライディングに取り付けられるものについて規定する。ただし,折りたたみ形式と巻き取り形式のものには適用しない。

備考 この規格で規定する雨戸とは,あらかじめ雨戸枠と雨戸本体とが製作・調整されていて,現場取り付けに際して1個の構成材として扱うことができるものをいう。

引用規格 [2]

付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

定義 [3]

この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

  • a) 雨戸 雨戸本体,雨戸枠と戸袋を含めた総称。
  • b) 雨戸本体 四方かまちなどとパネルとで構成されるもの。その一例を図1に示す。
  • c) 雨戸枠 雨戸本体を建て込むための枠。その一例を図2に示す。
  • d) 戸袋 開放時に雨戸本体を収納する部分。戸皿形と戸箱形がある。その一例を図3に示す。
  • e) 鏡板 戸袋に用いる化粧板。
  • f) 附属部品 雨戸に使用する戸車,落し錠,ふれ止め,ブラケット,連結金具などの部品。
雨戸本体部材の名称

図 1 雨戸本体部材の名称

雨戸本体部材の名称
1上かまち2たてかまち3パネル4下かまち
5ふれ止め6中桟7落し錠8戸車
雨戸枠と戸袋部材の名称

図 2 雨戸枠と戸袋部材の名称 室外側 室内側

雨戸枠と戸袋部材の名称
1ブラケット2戸袋たて枠(戸じり妻板)3戸袋上枠(上皿板)4雨戸上枠
5見切縁6雨戸たて枠7戸袋下枠(下皿板)8連結金具
9雨戸下枠10鏡板11戸袋たて枠(戸先妻板)
 戸袋形式の名称

図 3 戸袋形式の名称①戸皿形 ②戸箱形

種類 [4]

雨戸の種類は,サッシ枠一体雨戸(サッシの枠と雨戸枠とが一体になっているもの。)とサッシ枠分割雨戸(サッシの枠と雨戸枠とが分割されているもの。)とする。

性能 [5]

雨戸の性能は,9.によって試験を行い,表1の規定に適合しなければならない。

【 表 1 】 性能
性能項目 等級 等級との対応値 性能 適用試験箇条
耐風圧性(1)SA-1
SA-2
SA-3
SA-4
SA-5
最高圧力
400 Pa
600 Pa
800 Pa
1000 Pa
1200 Pa
・載荷中に雨戸本体が雨戸枠から外れない。
・除圧後,開閉に異常がなく,使用上支障がない。
9.1
開閉繰り返し開閉回数
7,000回
・開閉に異常がなく,使用上支障がない。9.2
(1) 加圧は屋内側からとする。

構造 [6]

構造は,次による。

  • a) 雨戸の発生音 雨戸は閉じた状態で,風圧によって金属音が発生しないよう配慮する。
  • b) 外部からの侵入 雨戸は閉じた状態で,人が外部から容易に侵入できないよう配慮する。
  • c) 外壁仕上がり面より内に入る部分の枠の接合部 外壁仕上がり面より内に入る部分の枠の接合部は,排水できる構造とするか,又は雨水の浸入を防止する構造としなければならない。
  • d) 雨戸に用いる附属部品 雨戸に用いる附属部品は,それぞれの機能を果たし得る作動と強さをもつ構造とする。 なお,戸車と落し錠は取替え又は補修が可能な構造とする。

寸法 [7]

雨戸の幅と高さ [7.1]

[7.1.1] 寸法の呼び

雨戸の寸法の呼びは,JIS A 4706の寸法の呼びと同じ表示とする。

[7.1.2] 雨戸本体幅と高さ寸法

雨戸本体の幅と高さ寸法は,付図1~付図3に例示するように雨戸本体幅と雨戸本体高さで示す。

寸法公差 [7.2]

雨戸の製品(完成品)に対する寸法公差は,表2による。

【 表 2 】
寸法 公差
雨戸の内のり高さと幅2000未満3
2000以上 3500未満4
3500以上5
雨戸の対辺内のり寸法の差2000未満2
2000以上 3500未満3
3500以上4
雨戸枠と戸袋の見込み(2)120未満2
120以上 150未満3
150以上 200未満4
200以上5
雨戸本体の幅と高さ3
雨戸本体の対辺寸法の差2
雨戸本体の見込み(2)2
(2)付図1~付図3参照。

材料 [8]

雨戸の主な部分に用いる材料は,表3に示す材料又はこれと同等以上の品質をもつものとし,それぞれの機能を果たすのに十分な強さをもち,かつ,接触腐食又は化学変化を起こさないもの,若しくは防せい処理を施したものとする。

【 表 3 】 雨戸の主な部分に用いる材料
主な使用区分 規格
枠,パネルとかまち JIS G 3302に規定するF04又はJIS G 3313に規定するE16以上のものに,焼付乾燥形又は常温乾燥形塗料で,JIS K 5629に規定する塗料の乾燥塗膜厚さ15 μmと同等以上の性能をもつさび止め塗装を施したもの。
JIS G 4304
JIS G 4305
JIS H 4000又はJIS H 4100に規定するアルミニウム合金の表面に
JIS H 8602に規定する透明系塗膜については種類B(屋外用)又は種類C(屋内用),着色系塗膜については種類P(屋外用)又はこれらと同等以上の性能をもつ表面処理を施したもの。
JIS H 4001
JIS K 6744

試験方法 [9]

耐風圧性試験 [9.1]

耐風圧性試験は,次のa) 又はb) のいずれかによる。

  • a) JIS A 1515の変形試験による。ただし,予備加圧を除く。
  • b) 附属書による。

開閉繰り返し試験 [9.2]

開閉繰り返し試験は,JIS A 1550に準じる。試験は,繰り返し走行試験装置によって走行距離(片道)約850 mm,1分間当たり5~10回の往復運動をさせる。

検査 [10]

形式検査 [10.1]

形式検査は,新規の設計による製品,部品などの改良によって性能に影響があるとみなされる製品を対象とし,5.~7.の規定に合格しなければならない。

受渡検査 [10.2]

受渡検査は,既に形式検査に合格したものと同じ設計製作による製品の受渡しに際して,構造と寸法について行い,6.と7.の規定に合格しなければならない。

なお,受渡当事者間の協議によって,製作完了時に行われた製品検査の証紙,検印,記録などの確認で,これに替えることができる。

製品の呼び方 [11]

製品の呼び方は,次の順序による。

  • a) 寸法の呼び
  • b) 耐風圧性による等級を括弧内に表す。

例 1718-(SA-1)

寸法の呼び - (耐風圧性の等級)

表示 [12]

製品には,次の事項を表示しなければならない。ただし,寸法の呼びは省略してもよい。

  • a) 寸法の呼び
  • b) 耐風圧性による等級
  • c) 製造年月又はその略号
  • d) 製造業者名又はその略号

取扱い上の注意事項と維持管理の注意事項 [13]

取付方法などの取扱い上の注意事項と維持管理の注意事項を添付しなければならない。ただし,同じ住宅に取り付けられる他の製品の取扱説明書に,雨戸の取扱説明書が含まれている場合は,雨戸に添付しなくてもよい。

注意事項の例を次に示す。

例1. 雨戸の施工に関する注意事項

例2. 雨戸の取付けと取外しに関する注意事項

例3. 附属部品の調整方法と取付位置

例4. 雨戸部材の手入れ方法

例5. 部材の腐食又はさびの発生に対する処置

木造用内付け

付図 1 サッシ枠分割雨戸の寸法の呼び(木造用内付け)(例)

サッシ枠分割雨戸の寸法の呼び(木造用内付け)
1雨戸枠の見込み2雨戸本体高さ3雨戸の内のり高さ4雨戸本体幅
5雨戸本体の見込6戸袋の見込み7雨戸の内のり幅
木造用半外付け

付図 2 サッシ枠一体雨戸の寸法の呼び(木造用半外付け)(例)

サッシ枠一体雨戸の寸法の呼び(木造用半外付け)
1雨戸枠の見込み2雨戸本体高さ3雨戸の内のり高さ4雨戸本体幅
5雨戸本体の見込6戸袋の見込み7雨戸の内のり幅
木造用外付け

付図 3 サッシ枠一体雨戸の寸法の呼び(木造用外付け)(例)

サッシ枠一体雨戸の寸法の呼び(木造用外付け)
1雨戸枠の見込み2雨戸本体高さ3雨戸の内のり高さ4戸袋の見込み
5雨戸本体幅6雨戸本体の見込7雨戸の内のり幅

附属書(規定)雨戸の耐風圧性試験方法

適用範囲 [1]

この附属書は,雨戸の耐風圧性能を評価する試験方法について規定する。

試験方法 [2]

試験体の製作 [2.1]

試験体は,仮想く(躯)体をパネル状に作り,これに上枠,下枠,たて枠,戸袋部分を通常の施工状態に準じて固定し,これに雨戸本体を取り付けて製作する。試験体の例を附属書図1に示す。

試験環境 [2.2]

試験の環境は,JIS A 1513の3.3(試験環境)に規定する標準状態とする。ただし,受渡当事者間で協定のある場合は,それによる。

載荷荷重 [2.3]

載荷荷重は,砂袋などのおもりによって与えられるものとする。荷重と砂袋の質量との換算式は次の式によって行い,数値は10 N単位にJIS Z 8401 によって丸める。

載荷荷重 (N)=最高圧力 (Pa)×雨戸本体幅 (m)×雨戸本体高さ (m)×雨戸本体の枚数-雨戸本体質量

(kg)×重力加速度 (9.806 65 m/s2)

試験手順 [2.4]

試験は,附属書図2に示す試験手順に従って行う。また,試験の例を附属書図3に示す。

  • a) 開閉確認 試験体を垂直に設置し,雨戸本体が正常に作動することを確認する。
  • b) 附属部品の機能確認 附属部品が正常に機能することを確認し,落し錠を施錠する。
  • c) 試験体の設置 試験体を架台に水平でねじれのないように設置する。
  • d) 載荷 規定された荷重を屋内側から等分布になるように,1分間載荷する。
  • e) 異常の有無確認 載荷中,雨戸本体の脱落,レールからの外れのないことを確認する。
  • f) 開閉確認の準備 試験体から荷重を取り除き,架台から試験体を降ろし垂直に設置する。
  • g) 開閉確認 雨戸本体が正常に作動することを確認する。
  • h) 残留変形・損傷の確認 残留変形・損傷の有無を確認する。

報告書の記載事項 [3]

試験結果の報告書には,次のa)~d) の事項を記載する。

  • a) 試験体の名称,形式,試験体図と必要な寸法
  • b) 試験結果
  • c) 試験機関名,担当者名と日付
  • d) その他必要と認められる事項

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住宅用雨戸 ホームセンター 価格(参考)

K 8001 ~ K 8099、K 8101 ~ K 8197、K 8201 ~ K 8295、K 8304 ~ K 8397、K 8400 ~ K 8498、K 8500 ~ K 8549

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