JIS K 0094 工業用水・工場排水の試料採取方法|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定

JIS K 0094 工業用水・工場排水の試料採取方法の日本産業規格 JISK0094の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS K0094:1994の規格は,工業用水及び工場排水の試料の採取及びこれに伴う作業について規定。

工業用水・工場排水の試料採取方法 規格 一覧表

JIS K 0094

工業用水・工場排水の試料採取方法の一覧

最新 JIS K0094 規格の詳細 更新日 情報

JIS K 0094:1994の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS K0094 JIS改正 最新・更新日 1994年08月01日
規格名称 工業用水・工場排水の試料採取方法
英語訳 Sampling methods for industrial water and industrial wastewater
対応国際規格 ISO
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1974年02月01日
略語・記号 No JIS K0094:1994
ICS 13.060.25,13.060.30JISハンドブック 環境測定II:2019
改訂 履歴 1974-02-01 (制定),1978-04-01 (確認),1983-03-01 (確認),1985-03-01 (改正),1989-12-01 (確認),1994-08-01 (改正),2000-12-20 (確認),2007-02-20 (確認),2011-10-20 (確認),2016-10-20 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

JIS K0094:1994 目次

  • 1. 適用範囲
  • 2. 共通事項
  • 3. 試料容器と洗浄
  •  3.1 試料容器
  •  3.2 洗浄方法
  • 4. 試料採取の一般操作
  •  4.1 採水器による採取
  •  4.2 採水装置による採取
  •  4.3 採取弁を用いる採取
  • 5. 試験項目と試料の採取量
  • 6. 試料採取時の記録事項
  •  6.1 記録事項
  • 7. 試料の保存処理
  • 8. 流量の測定
  •  8.1 測定方法の選択
  •  8.2 容器による測定
  •  8.3 せきによる測定
  •  8.4 流速計による測定
  •  8.5 流量計による測定
  •  8.6 排水の流量測定条件と測定値の表示
  • 9. 工業用水の試料採取
  •  9.1 取水地点での採取
  •  9.2 受水地点での採取
  •  9.3 工場と事業所内での採取
  • 10. 工場排水の試料採取

適用範囲 [1]

この規格は,工業用水と工場排水の試料(以下,試料という。)の採取とこれに伴う作業について規定する。

備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。

備考2. 溶存酸素,ヘキサン抽出物質,四塩化炭素抽出物質,不揮発性炭化水素,細菌試験と生物試験の試験における試料採取方法は,JIS K 0101JIS K 0102 による。

また,超純水の試料採取方法は,JIS K 0550,JIS K 0551,JIS K 0552,JIS K 0553,JIS K

0554,JIS K 0555とJIS K 0556による。そのほか,水質関係の個別の規格に試料採取の規定がある場合には,それに従う。

共通事項 [2]

共通事項は,次のとおりとする。

(1) 通則 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050 による。 (2) 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 0101 又はJIS K 0102 によるほかは,次による。 (a) 試料 試料とは,試験を行うために採取した水。 (b) 採水器 採水器とは,試料を採取する際に用いる器具。

(c) 採水装置 採水装置とは,あらかじめ設定した条件に従って自動的に水を採取する装置。間欠採取装置と混合試料採取装置に区分する。 (3) 水 JIS K 0557 に規定するA1,A2又はA3の水 (4) 試薬 試薬についての共通事項は,次のとおりとする。 (a) 試薬は,該当する日本産業規格がある場合には,その種類の最上級又は適切な用途のものを用い,該当する日本産業規格がない場合には,試験に支障のないものを用いる。

(b) 試薬類の溶液の濃度は,一般に質量濃度g/l(化合物の場合は無水物としての質量を用いる。)とし,試薬類の溶液名称の後に括弧で示す。例えば,水酸化ナトリウム溶液 (200g/l) は約200g/lの濃度であることを意味する。 (c) 液体試薬の濃度は,水との混合比[試薬 (a+b) ]で表す。この表し方は,試薬amlと水bmlとを混合したことを示し,JIS K 0050 に従い,塩酸,硝酸,硫酸,りん酸,アンモニア水,過酸化水素などに用いる。 ただし,これらの試薬を薄めないで用いる場合は,その試薬名だけで示す。 (d) 試薬類,廃液などの取扱いについては,関係法令規則などに従い,十分に注意すること。

(5) ガラス器具類 ガラス器具類は,原則としてJIS R 3503に規定するほうけい酸ガラス-1又はほうけい酸ガラス-2を用いる。

備考 シリカ,ほう素,ナトリウム,カリウム,ひ素,亜鉛などを試験する場合には,ほうけい酸ガラスからのこれらの成分の溶出に十分に注意する。

(6) 注,備考,図と表 注,備考,図と表は,各項目ごとに一連番号を付ける。

試料容器と洗浄 [3]

共栓ポリエチレン瓶と無色共栓ガラス瓶とし,密栓できるもので試験に支障がないように十分に洗浄して用いる。

備考 JIS K 0101JIS K 0102 とJIS B 8224の試験方法中に試料容器が規定されている場合は,その規定による試料容器を用いる。

試料容器 [3.1]

試料容器は,次のとおりとする。

(1) 共栓ポリエチレン瓶 JIS Z 1703に規定するもの(1)(2)(3)(4)(5)。

(2) 無色共栓ガラス瓶 (2)(6)(7)(8)。

  • (1) JIS Z 1703には,細口瓶が規定されているが,広口瓶や肩部を洗浄しやすくした形状のものでもよく,共栓ポリプロピレン瓶,共栓ポリスチレン瓶又は共栓ポリカーボネート瓶を用いてもよい。
  • (2) 栓には,瓶の材料と同じもの,又は合成樹脂製のねじぶた(蓋)のものを用いる。ただし,ゴム製のものとコルク製のものは使用しない。
  • (3) ポリエチレン瓶は,製品によっては,モリブデン,クロム,チタンなどの金属がわずかに溶出することがあるので使用目的に注意する。
  • (4) ポリエチレン瓶は,試料中の懸濁物,りん化合物,有機物,重金属元素などを付着又は吸着する傾向がある。重金属元素の吸着は,JIS K 8541に規定する硝酸又はJIS K 8180に規定する塩酸の添加による保存処理を行えば防止できる【7.参照】。
  • (5) ポリエチレン瓶は通気性があるため,藻類などが繁殖しやすいので注意する。
  • (6) JIS R 3503には広口瓶と細口瓶の規定があり,いずれを用いてもよく,肩部を洗浄しやすくした形状のものでもよい。
  • (7) 栓には,すり合わせのもの,又はねじぶたのものを用いる。すり合わせのものを用いる場合には,すり合わせのよいものを用いる。すり合わせ部は汚れが付着しやすいので注意する。ねじぶたのものを用いる場合には,ねじぶたはポリエチレン製のもの,ポリプロピレン製のもの,又は四ふっ化エチレン樹脂で内張りしたものなどを用いる。中ぶたにはポリエチレン製などのものを用いると試料の汚染もなく使用しやすい。
  • (8) ガラス瓶は試料の保存中にナトリウム,カリウム,ほう素,シリカ,アルミニウムなどがわずかに溶出するガラス瓶の種類によっては,ひ素と亜鉛がわずかに溶出することがある。ガラスの成分の溶出量は,硬質ガラス1級の方が少ない。

洗浄方法 [3.2]

洗浄の一般的な操作は,次のとおり行う。

  • (1) 共栓ポリエチレン瓶の洗浄
  • (a) 使用前(9)に水道水などで洗浄し,更にA1の水で十分に洗浄する。
  • (b) 金属元素と有機物を試験する試料(10)を採取する場合は,(a)の操作を行った後,温硝酸 (1+10) 又は温塩酸 (1+5) で洗い,硝酸 (1+65) を満杯にし,密栓して16時間以上放置した後,A1の水で十分に洗い,更にA2の水又はA3の水で十分に洗浄する。
  • (c) 陰イオンなど(b)以外の項目を試験する試料を採取する場合は,(a)の操作を行った後,A2の水を満杯にし,密栓して16時間以上放置した後,A2の水又はA3の水で十分に洗浄する。
  • (d) 水質関係の個別規格の試験方法で洗浄方法が規定されている場合には,それに従う。
  • (e) 洗浄が終了した試料容器は,水を排出した後,試料採取まで密栓して保存する。
  • (9) 一般に新品を用いる。前に使用した状態によって,次の試験に影響がない場合には,再使用することができる。
  • (10) 微量の金属元素の試験に用いる試料を採取する場合には,新品を用いる。
  • (2) 無色共栓ガラス瓶の洗浄 (a) (1)による(11)。
  • 注(11) ガラス瓶を再使用する場合は,注(9)による。

用水・排水 関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JIS K 0125用水・排水中の揮発性有機化合物試験方法JIS K 0128用水・排水中の農薬試験方法
JIS K 0350-10-10用水・排水中の一般細菌試験方法JIS K 0350-20-10用水・排水中の大腸菌群試験方法
JIS K 0350-30-10用水・排水中の従属栄養細菌試験方法JIS K 0350-40-10用水・排水中の全細菌試験方法
JIS K 0450-40-10用水・排水中のアジピン酸ビス(2-エチルヘキシル)試験方法JIS K 0450-50-10用水・排水中のベンゾフェノン試験方法
JIS K 0557用水・排水の試験に用いる水

用語、通則、サンプリング、水質〔標準物質/試験/濃度計・自動計測器〕

日本産業規格の一覧

日本産業規格のアルファベット分類一覧を参照

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