JIS K 1474 活性炭試験方法|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定

JIS K 1474 活性炭試験方法の日本産業規格 JISK1474の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS K1474:2014の規格は,工業用の活性炭の試験方法について規定。

活性炭試験方法 規格 一覧表

JIS K 1474

活性炭試験方法の一覧

最新 JIS K1474 規格の詳細 更新日 情報

JIS K 1474:2014の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS K1474 JIS改正 最新・更新日 2014年02月20日
規格名称 活性炭試験方法
英語訳 Test methods for activated carbon
対応国際規格 ISO
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1975年09月01日
略語・記号 No JIS K1474:2014
ICS 71.060.10JISハンドブック
改訂 履歴 1975-09-01 (制定),1978-08-01 (確認),1984-02-01 (確認),1989-06-01 (確認),1991-11-01 (改正),1999-04-20 (改正),2007-06-20 (改正),2012-10-22 (確認),2014-02-20 (改正),2018-10-22 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

JIS K1474:2014 目次

  • 1 適用範囲
  • 2 引用規格
  • 3 用語と定義
  • 4 試験項目
  • 5 試料採取方法
  • 6 一般事項
  • 7 試験方法
  •  7.1 吸着性能
  •  7.2 カラメル脱色性能
  •  7.3 粒度
  •  7.4 粒度分布
  •  7.5 有効径,均等係数と平均粒径
  •  7.6 硬さ
  •  7.7 発火点
  •  7.8 充塡密度
  •  7.9 乾燥減量
  •  7.10 強熱残分
  •  7.11 pH
  •  7.12 塩化物
  •  7.13 鉄
  •  7.14 亜鉛
  •  7.15 カドミウム
  •  7.16 鉛
  •  7.17 ひ素
  • 8 試験報告書

適用範囲 [1]

この規格は,工業用の活性炭の試験方法について規定する。

引用規格 [2]

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 3100 銅と銅合金の板並びに条

JIS H 5120 銅と銅合金鋳物

JIS K 0050化学分析方法通則

JIS K 0102工場排水試験方法

JIS K 0115 吸光光度分析通則

JIS K 0116 発光分光分析通則

JIS K 0121 原子吸光分析通則

JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則

JIS K 0133 高周波プラズマ質量分析通則

JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)

JIS K 0557用水・排水の試験に用いる水

JIS K 0970 ピストン式ピペット

JIS K 1105 アルゴン

JIS K 8005 容量分析用標準物質

JIS K 8012 亜鉛(試薬) JIS K 8102 エタノール(95)(試薬) JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)

JIS K 8180 塩酸(試薬) JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)

JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬) JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)

JIS K 8322 クロロホルム(試薬) JIS K 8355 酢酸(試薬)

JIS K 8356 酢酸亜鉛二水和物(試薬) JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)

JIS K 8383 スクロース(試薬) JIS K 8517 二クロム酸カリウム(試薬)

JIS K 8541 硝酸(試薬) JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)

JIS K 8550 硝酸銀(試薬) JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)

JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬) JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)

JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬) JIS K 8789 1,10-フェナントロリン一水和物(試薬)

JIS K 8897 メチレンブルー(試薬) JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)

JIS K 8920 よう素(試薬) JIS K 8951 硫酸(試薬)

JIS K 8979 硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物(試薬) JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)

JIS K 9019 りん酸水素二ナトリウム・12水(試薬) JIS M 8100 粉塊混合物-サンプリング方法通則

JIS M 8811 石炭類とコークス類-サンプリングと試料調製方法

JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ

JIS R 3503 化学分析用ガラス器具

JIS R 3505 ガラス製体積計

JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤

JIS Z 8801-1 試験用ふるい-第1部:金属製網ふるい

JIS Z 8802 pH測定方法

用語と定義 [3]

この規格で用いる主な用語と定義は,JIS K 0211によるほか,次による。

粒状試料 [3.1]

粒度表示が150 μm以上の試料のことをいう。

粉末試料 [3.2]

粒度表示が150 μm未満の試料のことをいう。

注記 試料によっては,粒度表示が180~75 μmのように150 μmをまたぐことがある。この試料の試験方法については,受渡当事者間の協定とする。

試験項目 [4]

試験項目は,次による。

なお,使用目的に応じて,試験項目は,この中から受渡当事者間で取り決めることができる。

  • a) 吸着性能
  • 1) 液相吸着における吸着等温線の求め方
  • 2) 気相吸着における吸着性能の求め方
  • b) カラメル脱色性能
  • c) 粒度
  • d) 粒度分布
  • e) 有効径,均等係数と平均粒径
  • f) 硬さ
  • g) 発火点
  • h) 充塡密度
  • i) 乾燥減量
  • j) 強熱残分
  • k) pH
  • l) 塩化物
  • m) 鉄
  • n) 亜鉛
  • o) カドミウム
  • p) 鉛
  • q) ひ素

試料採取方法 [5]

試料の採取は,JIS M 8100とJIS M 8811によって,全体を代表するように採取する。

一般事項 [6]

試験の一般事項は,JIS K 0050 ,JIS K 0115,JIS K 0121とJIS K 0127による。

試験方法 [7]

吸着性能 [7.1]

[7.1.1] 要旨

活性炭による吸着は,液相吸着と気相吸着がある。液相吸着は,よう素とメチレンブルーを被吸着物質の代表として吸着等温線を作成し,特定濃度での吸着量によって評価する。気相吸着は,溶剤蒸気の吸着量をはかることによって評価する。

[7.1.2] 液相吸着における吸着等温線

[7.1.2.1] 液相吸着における吸着等温線の求め方

液相吸着における吸着等温線の求め方は,次による。

  • a) 要旨 吸着等温線は,一定温度において平衡状態にある被吸着物質の濃度と吸着量との関係を示すもので,残留濃度をグラフの横軸に,活性炭単位質量当たりの吸着量を縦軸にプロットして図示する。
  • b) 試料調製方法 粉末試料の場合は,そのままの状態で115±5 °Cに調節した恒温乾燥器中で3時間乾燥した後,デシケーター[乾燥剤としてシリカゲルを使用(以下,特に記載のない場合には同じ。)]中で放冷する。粒状試料の場合は,試料をJIS Z 8801-1に規定する網ふるい45 μm(ふるいの枠の寸法:ふるい面から上の内径75 mm)を90 %以上通過するまで粉砕し,上記の方法で乾燥する。
  • 注記 粒状試料を粉砕する場合は,粉砕器の摩耗などによる試料汚染に注意する。試料汚染が生じた場合,吸着性能試験などに影響を与えることがあり,汚染を確認する方法として強熱残分分析,蛍光X線分析などによる試料の粉砕前後の変化がある。

  • c) 試験溶液 試験溶液は,吸着の対象となる溶液を使用する。吸着性能は,溶媒の種類,被吸着物質の濃度,共存成分,温度,pH,接触時間などの諸因子によって影響されるので,試験目的に応じて条件を一定にする必要がある。
  • d) 装置と器具 装置と器具は,活性炭吸着の操作条件に応じて,次のものから選定する。
    • 1) 恒温乾燥器 115±5 °Cの温度範囲に調節できるもの。
    • 2) 振とう機 振幅が水平方向に40~50 mm,1分間に100~250回往復できるもの。
    • 3) 遠心分離機 容量50 mLの沈殿管を1分間に2,000~4,000回転できるもの。
    • 4) 分光光度計 JIS K 0115に規定するもの。
    • 5) 容器 三角フラスコ又はビーカー
    • 6) ろ紙 JIS P 3801に規定する5種Cのもので,直径110 mmのもの。
    • 7) ろ過膜 孔径0.45 μmのもの。
    • 8) 減圧ろ過装置 ろ過膜を保持して,減圧ろ過をすることができるもの。
    • 9) 高速振動試料粉砕機 JIS Z 8801-1に規定する網ふるい45 μmを90 %以上通過するように試料を粉砕でき,かつ,試料を入れる容器は,摩耗などによる試料汚染が生じにくいもの。
  • e) 操作 操作は,次のとおり行う。
    • 1) 数個の容器に試験溶液をそれぞれ一定量入れ,これに試料を添加し,所定の温度を保ちながら吸着平衡に達するまで,振とう機を用いて試料と試験溶液とを十分に接触させる。
    • 試料の添加量は,対象とする被吸着物質の種類,濃度と試験の目的によって決まるが,期待する試料の吸着効果を満足するのに必要な添加量を含む範囲で,3点以上(例えば,各試験溶液100 mLに試料を0.1 g,0.2 g,0.3 g,0.5 g…などのように。)添加する。

    • 2) ろ紙,ろ過膜(孔径0.45 μm),遠心分離機などを用いて,試料が漏れないように溶液と試料とを分離する。
    • 3) 分離した各溶液中の被吸着物質を定量し,各平衡濃度(残留濃度)を求める。定量方法は,被吸着物質の特性に適合した方法を採用する。着色物質については,吸光度などで表示することもできる。
    • 4) 試料を添加しない空試験について1)~3) の操作を行う。
    • 5) 両対数グラフ上に,被吸着物質の残留濃度を横軸に,試料単位質量当たりの被吸着物質吸着量を縦軸にしてプロットし,吸着等温線を作成する。
    • 6) 目的とする範囲の等温線が得られなかった場合は,試料量を増減して,再度試験する。また,試験を行う際には,あらかじめ吸着時間を変えて吸着量が一定になる,すなわち,平衡に達するまでの時間を知っておく必要がある。

[7.1.2.2] よう素吸着性能

    よう素吸着性能は,次による。

  • a) 要旨 試料によう素溶液を加え,室温(20~30 °C)で吸着させた後,上澄み液を分離し,指示薬としてでんぷん溶液を加え,チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。残留しているよう素濃度から試料単位質量当たりの吸着量を求め,吸着等温線を作成し,その吸着等温線からよう素の残留濃度2.5 g/Lのときの試料単位質量当たりの吸着量を求めて,よう素吸着性能とする。

活性炭 関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JIS K 1474活性炭試験方法JIS K 1477繊維状活性炭試験方法

日本産業規格の一覧

日本産業規格のアルファベット分類一覧を参照

基本、標準物質、試験・測定方法、テストパターン・標板、器具

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