JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定

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JIS Z0208:1976の規格は,プラスチックフィルム,加工紙など,防湿を目的とする包装材料の透湿度を試験するため透湿カップを使用する方法について規定。

防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法) 規格 一覧表

JIS Z 0208

防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)の一覧

最新 JIS Z0208 規格の詳細 更新日 情報

JIS Z 0208:1976の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS Z0208 JIS改正 最新・更新日 1976年03月01日
規格名称 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
英語訳 Testing methods for determination of the water vapour transmission rate of moisture-proof packaging materials (dish method)
対応国際規格 ISO
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1953年08月21日
略語・記号 No JIS Z0208:1976
ICS 55.040JISハンドブック 包装:2018
改訂 履歴 1953-08-21 (制定),1956-08-21 (確認),1959-08-01 (確認),1963-03-01 (確認),1966-04-01 (確認),1969-02-01 (確認),1972-02-01 (確認),1973-03-01 (改正),1976-03-01 (改正),1983-10-01 (確認),1989-02-01 (確認),1994-09-01 (確認),2001-01-20 (確認),2008-03-20 (確認),2012-10-22 (確認),2017-10-20 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

適用範囲 [1]

この規格は,プラスチックフィルム,加工紙など,防湿を目的とする包装材料の透湿度を試験するため透湿カップを使用する方法について規定する。

引用規格:

JIS K 8123 塩化カルシウム(無水)(試薬)

JIS Z 8401数値の丸め方

JIS Z 8801 標準ふるい

定義 [2]

透湿度とは,一定時間に単位面積の膜状物質を通過する水蒸気の量をいい,この規格では,温度25°C又は40°Cにおいて防湿包装材料を境界面とし,一方の側の空気を相対湿度90%,他の側の空気を吸湿剤によって乾燥状態に保ったとき,24時間にこの境界面を通過する水蒸気の質量 (g) を,その材料1m2当たりに換算した値をその材料の透湿度と定める。

なお,透湿度に対する温度と湿度の影響は単純ではないので,この規格で規定した試験条件と異なる温湿度条件下における測定値から推定したものは,この規格でいう透湿度と見なすことはできない。

装 置 [3]

透湿カップ [3.1]

透湿カップ(以下カップという。)は,次の条件を満たすものでなければならない。

なお,カップと附属品の一例を付図にする。

(1) 透湿面積は25cm2以上とし,その透湿面積を明確に規定できるようなものであること。透湿面積はリングの内径から計算する。

(2) 材質は水蒸気が不透過性のものであって,かつ試験条件において腐食などを生じないものであること。

(3) 操作中に変形しないような十分な剛性を持つものであること。

(4) 試験片の周縁の密封は完全にできるものであること。

付図 透湿カップと附属品の一例

カバ ー [3.2]

カバーの使用を必要とする場合〔6.の(10)参照〕は,組み立てたカツプの試験片面を完全におおうことのできるもので,その材質はカップと同一のものであることが望ましい。

恒温恒湿装置 [3.3]

規定の温湿度に保たれた空気が試験片上を0.5~2.5m/sの速度で循環できる装置であること。

試験を行う温湿度条件は次のとおりとする。

条件A 温度25±0.5°C

相対湿度90±2%

条件B 温度40±0.5°C

相対湿度90±2%

化学はかり [3.4]

カップの質量を0.1mgまでひょう量できるものであること。

用 剤 [4]

吸湿剤 [4.1]

JIS K 8123〔塩化カルシウム(無水)〕で,粒度はJIS Z 8801(標準ふるい)の呼び寸法2380μmを通過し,590μmにとどまるものを用いること。

封ろう剤 [4.2]

封ろう剤は,次の条件を満たすものを用いること。

なお,充てん剤と不溶性固形分を含まないことが望ましい。

(1) 試験片とカップの内縁から容易にはく離せず,封かん操作が容易であること。

(2) 室温で,もろくなく,吸水,吸湿性がなく,酸化の恐れのないもの。

(3) 封ろう剤は温湿度条件Bのもとに露出して,軟化変形がなく,その露出表面積が50cm2の場合,24時間で1mg以上質量変化のないことが必要である。

備 考 封ろう剤の配合(質量比)の一例を示すと次のようなものがある。

(a) 微結晶ワックス60%と精製結晶パラフィンワックス40%

(b) 融点50~52°Cパラフィンワックス80%と粘性ポリイソブチレン(重合度の低いもの)20%

(c) 融点60~75°Cで油分1.5~3%のワックス類の混合物

試験片 [5]

試験片はその試料を代表するよう十分注意をはらって採り,使用するカップの内径より約10mm大きい直径をもつ円形のもので,同一試料からは3枚以上の試験片を切り取って試験に供する。

供試材の表裏の区別が明りょうである場合には,試験片をカップに取りつける際,その材料の用途に応じて試験片の面の向きを一定にすることができる。両面について測定を行うときは,それぞれの面について3枚以上の試験片を準備する。

操作 [6]

付図に示したカップを使用する場合には,次のような操作で試験片をカップに取り付けて試験を行う。

なお,他のカップを使用する場合はこの要領に準じて試験操作を行う。

(1) カップを清浄にし乾燥したのち約30~40°Cまで温める。

(2) 吸湿剤を入れたさらをカップに入れて水平に保ったカップ台にのせる。このとき吸湿剤の表面はできるだけ平らにして,試験片の下面との距離が約3mmとなるようにする。

(3) 試験片をカップと同心円になるような位置にのせる。

(4) ガイドをカップ台のみぞに合わせてかぶせる。

(5) ガイドに合わせて試験片がカップの上縁に密着するまでリングを付図のように押し込み,その上におもりをのせる。

(6) リングが移動しないように注意してガイドを垂直に引き上げて取り除く。

(7) カップを水平に回転しながら,溶融した封ろう剤(1)をカップの周縁のみぞに流し込み試験片の縁を封かんする。この際,き裂,あわなどの発生がないように注意する。

(8) 封ろう剤が固化してからおもりとカップ台を取り除き,封かん部分以外に付着した封ろう剤(カップの側面と底面など)は適当な溶剤をしみ込ませた布により清浄して取り除き試験体とする。

(9) 試験体を所定の試験条件に保った恒温恒湿装置中に入れる。

(10) 16時間以上試験体を恒温恒湿装置中に置いたのち取り出して室温と平衡させ,化学はかりでその質量を測定する。

試験片の外側に向いた面が吸湿性の大きい材料である場合には,試験体を恒温恒湿装置から取り出したのち,直ちにカバーをして水分の変動をできるだけ少なくすること(2)。

(11) 試験体を再び恒温恒湿装置中に入れ,適当な時間間隔でカップを取り出してひょう量する操作を繰り返してカップの質量増加を測定する。このとき二つの連続するひょう量でそれぞれ単位時間当たりの質量増加を求め,それが5%以内で一定になるまで試験を続ける。

ひょう量の間隔は,24時間,48時間又は96時間とし,その質量増加は少なくとも5mg以上であること。

またカップに入れた吸湿剤が,その質量に対して10%の吸湿をする以前に試験を終了する必要がある。

(12) 試料の透湿度が小さい場合,又は試料に吸湿性がある場合には,二つ以上のブランクカップを,吸湿剤を入れないで同じ操作で作製し,これを試験体に加えて同様に試験を行い,各時間間隔の試験体の質量増加を,ブランクカップの質量の変化の平均値で補正することが望ましい。

(1) 溶融した封ろう剤の温度は試験片の透湿面積に相当する部分が溶融したり,収縮したりするような測定に支障をきたさない温度であることが必要である。

(2) 紙,板紙,セロハンなどの材料を含む試験片で,これらの材料がほかに向けられた場合にはカバーの使用が必要である。

防湿 関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JIS A 6930住宅用プラスチック系防湿フィルムJIS Z 0208防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
JIS Z 0222防湿包装容器の透湿度試験方法JIS Z 0301防湿包装方法

用語、一般、材料・容器〔木材/加工紙/段ボール・板紙/紙袋/プラスチック/金属/緩衝材料/結束・封かん材料/防せい材料/その他〕、包装仕様、試験方法〔材料・容器/包装・貨物〕、その他

日本産業規格の一覧

日本産業規格のアルファベット分類一覧を参照

基本、コンデンサ、抵抗器、変成器・インダクタ

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