JIS Z 3312 軟鋼 高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定

JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼と低温用鋼用のマグ溶接とミグ溶接ソリッドワイヤの日本産業規格 JISZ3312の一覧・種類と記号の付け方,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS Z3312:2009の規格は,軟鋼,引張強さが490MPa級~830MPa級の高張力鋼及び低温用鋼に用いるマグ溶接及びミグ溶接用ソリッドワイヤについて規定。

軟鋼,高張力鋼と低温用鋼用のマグ溶接とミグ溶接ソリッドワイヤ 規格 一覧表

JIS Z 3312

軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤの一覧

最新 JIS Z3312 規格の詳細 更新日 情報

JIS Z 3312:2009の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS Z3312 JIS改正 最新・更新日 2009年02月20日
規格名称 軟鋼,高張力鋼と低温用鋼用のマグ溶接とミグ溶接ソリッドワイヤ
英語訳 Solid wires for MAG and MIG welding of mild steel, high strength steel and low temperature service steel
対応国際規格 ISO ISO 14341:2002,Welding consumables-Wire electrodes and deposits for gas shielded metal arc welding of non alloy and fine grain steels-Classification
ISO 16834:2006,Welding consumables-Wire electrodes,wires,rods and deposits for gas-shielded arc welding of high strength steels-Classification(全体評価:MOD)
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1974年03月01日
略語・記号 No JIS Z3312:2009
ICS 25.160.20JISハンドブック
改訂 履歴 1974-03-01 (制定),1977-05-01 (改正),1980-07-01 (確認),1983-11-01 (改正),1989-03-01 (改正),1993-03-01 (改正),1999-11-20 (改正),2005-03-20 (確認),2006-03-25 (改正),2009-02-20 (改正),2013-10-21 (確認),2018-10-22 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

JIS Z3312:2009 目次

  • 序文
  • 1 適用範囲
  • 2 引用規格
  • 3 用語と定義
  • 4 種類と記号の付け方
  • 5 品質
  •  5.1 ワイヤの寸法,許容差と製品の状態
  •  5.2 ワイヤの化学成分
  •  5.3 溶着金属の機械的性質
  • 6 試験方法
  •  6.1 ロットの決め方とサンプリング方法
  •  6.2 ワイヤの分析試験
  •  6.3 溶着金属の引張試験と衝撃試験
  • 7 検査方法
  • 8 製品の呼び方
  • 9 表示
  •  9.1 製品の表示
  •  9.2 包装の表示
  • 10 包装
  • 11 検査証明書
  • 附属書A(参考)ISO 14341 System A
  • 附属書B(参考)ISO 16834 System A
  • 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表

適用範囲 [1]

この規格は,軟鋼,引張強さが490 MPa級~830 MPa級の高張力鋼と低温用鋼に用いるマグ溶接とミグ溶接用ソリッドワイヤ(以下,ワイヤという。)について規定する。

注記 この規格の対応国際規格とその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 14341:2002,Welding consumables-Wire electrodes and deposits for gas shielded metal arc welding of non alloy and fine grain steels-Classification

ISO 14341:2010,Welding consumables — Wire electrodes and weld deposits for gas shielded metal arc welding of non alloy and fine grain steels — Classification

ISO 16834:2006,Welding consumables-Wire electrodes,wires,rods and deposits for gas-shielded arc welding of high strength steels-Classification(全体評価:MOD)

ISO 16834:2012,Welding consumables — Wire electrodes, wires, rods and deposits for gas shielded arc welding of high strength steels — Classification

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示す。

引用規格 [2]

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS G 0203 鉄鋼用語(製品と品質)

JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材

JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材

JIS G 3126 低温圧力容器用炭素鋼鋼板

JIS G 3127 低温圧力容器用ニッケル鋼鋼板

JIS G 3136 建築構造用圧延鋼材

JIS Z 3001-1溶接用語-第1部:一般

JIS Z 3001-2 溶接用語-第2部:溶接方法

JIS Z 3111 溶着金属の引張と衝撃試験方法

注記 対応国際規格:ISO 15792-1,Welding consumables-Test methods-Part 1: Test methods for all-weld metal test specimens in steel, nickel and nickel alloys (MOD)

JIS Z 3200 溶接材料-寸法,許容差,製品の状態,表示と包装

注記 対応国際規格:ISO 544,Welding consumables-Technical delivery conditions for welding filler materials-Type of product, dimensions, tolerances and markings (MOD)

JIS Z 3253 アーク溶接とプラズマ切断用シールドガス

注記 対応国際規格:ISO 14175,Welding consumables-Shielding gases for arc welding and cutting (MOD)

JIS Z 3423 溶接材料の調達指針

注記 対応国際規格:ISO 14344,Welding and allied processes-Flux and gas shielded electrical welding processes-Procurement guidelines for consumables (MOD)

用語と定義 [3]

この規格で用いる主な用語と定義は,JIS Z 3001-1 ,JIS Z 3001-2とJIS G 0203による。

種類と記号の付け方 [4]

ワイヤの種類と記号の付け方は,次のいずれかによる。

  • a) ワイヤの種類は,溶着金属の引張特性,溶接後熱処理の有無,溶着金属の衝撃試験温度,溶着金属のシャルピー吸収エネルギーレベル,シールドガスの種類とワイヤの化学成分によって区分し,図1による。ただし,溶着金属の機械的性質(引張特性と衝撃特性)とワイヤの化学成分の組合せは,表1による。

なお,溶接後熱処理の有無に応じて,溶着金属の機械的性質の異なる種類に区分してもよい。また,異なるシールドガスとの組合せで,機械的性質の異なる種類に区分してもよい。

  • b) ワイヤの種類は,ワイヤの化学成分,シールドガスの種類と溶着金属の機械的性質によって区分し,表2による。

記号の付け方は,次による。

(例) Y GW XX

  • Y = 溶接ワイヤの記号
  • GW = マグ溶接とミグ溶接用の記号
  • XX = ワイヤの化学成分,シールドガスと溶接のままでの溶着金属の機械的性質の記号

G XX X Z X Z XX

  • G = マグ溶接とミグ溶接用ソリッドワイヤの記号
  • XX = 溶着金属の引張特性の記号(表4による。)
  • X = 溶接後熱処理の有無の記号
    • A :溶接のまま
    • P :溶接後熱処理あり
    • AP :溶接のままと溶接後熱処理あり
  • Z = 衝撃試験温度の記号(表5による。)
  • X = シャルピー吸収エネルギーレベルの記号 記号なし:規定の試験温度において吸収エネルギーが27 J以上又は衝撃試験を規定しない場合
    • U :規定の試験温度において吸収エネルギーが47 J以上
  • Z = シールドガスの種類の記号
    • C :JIS Z 3253に規定するC1(炭酸ガス)
    • M :JIS Z 3253に規定するM2 1で,炭酸ガス20 %~25 %(体積分率)とアルゴンとの混合ガス
    • A :JIS Z 3253に規定するM1 3で,酸素1 %~3 %(体積分率)とアルゴンとの混合ガス
    • G :受渡当事者間の協定による上記以外のガス
  • XX = ワイヤの化学成分の記号(表3による。)
【 表 1 】 溶着金属の機械的性質とワイヤの化学成分の組合せ[箇条4 a) による。]
溶着金属の機械的性質 ワイヤの化学成分
表4に規定する引張特性の記号 表5に規定する衝撃試験温度の記号 表3に規定するワイヤの化学成分の記号
43,49,55,57Y,0,2,3,4,5,6, 7,8,9,10,Z11,12,13,14,15,16,17,18,2,3,4,6,7,1M3,2M31,N1, N2,N3,N5,N7,N71,N9,2M3,3M1,3M1T,3M3T,4M31,4M3T,N1M2T,N2M1T,N2M2T,N2M3T,N2M4T,0
52 a)0
57J a) 1
59,62,69,76, 78,83Y,0,2,3,4,5,6M3,3M1,3M1T,3M3T,4M31,4M3T,N1M2T,N2M1T,N2M2T, N2M3T,N2M4T,3M3,3M31,4M3,C1M1T,N1M3,N2M3,N3C1M4T, N3M2,N4CM21T,N4CM22T,N4CM2T,N4M2,N4M3T,N4M4T, N5C1M3T,N5CM3T,N5M3,N5M3T,N6C1M4,N6C2M2T,N6C2M4, N6CM2T,N6CM3T,N7M4T,0
59J a) 1
78J a) 2
a)52,57J,59Jと78Jは,シャルピー吸収エネルギーレベルの記号がUである種類だけに適用する。
【 表 2 】 ワイヤの種類[箇条4 b) による。]
ワイヤの種類 ワイヤの化学成分の記号a) シールドガス 溶着金属の機械的性質b)
引張強さ MPa 耐力c) MPa 伸び % 衝撃試験温度 °C シャルピー吸収エネルギーの規定値d) J
YGW1111 C e)490~670400以上18以上0 47以上
YGW1212 390以上18以上0 27以上
YGW1313 027以上
YGW1414 430~600330以上20以上0 27以上
YGW1515 M f)490~670400以上18以上-2047以上
YGW1616 390以上18以上-2027以上
YGW1717 430~600330以上20以上-2027以上
YGW18J18C e)550~740460以上17以上0 70以上
YGW19J19M f)0 47以上

a) ワイヤの化学成分の記号は,表3による。
b) 溶接のままで試験を行う。
c) 降伏が発生した場合は下降伏応力とし,その場合以外は,0.2 %耐力とする。
d) 衝撃試験片の個数は,3個とし,その平均値で評価する。
e) C:JIS Z 3253に規定するC1(炭酸ガス)
f) M:JIS Z 3253に規定するM2 1で,炭酸ガス20 %~25 %(体積分率)とアルゴンとの混合ガス。

溶接ソリッドワイヤ 関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JIS Z 3312軟鋼,高張力鋼と低温用鋼用のマグ溶接とミグ溶接ソリッドワイヤJIS Z 33339%ニッケル鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤとフラックス
JIS Z 3351炭素鋼と低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ

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日本産業規格のアルファベット分類一覧を参照

用語、共通、試験・測定〔接着剤/建築/粘着テープ/プラスチック/ゴム/塗料/その他〕、接着剤、粘着テープ、その他

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