熱間圧延鋼板と鋼帯の規格 一覧|JIS 更新情報|形状・寸法・サイズ・重量・英語・意味

SPH 熱間圧延鋼板と鋼帯の規格・形状・寸法・質量・許容差・サイズ・公差・スケジュール・重量についての一覧表・基本内容からJIS更新情報・材質・JIS・英語などに関しても解説!

熱間圧延鋼板と鋼帯 規格 一覧表

熱間圧延鋼板と鋼帯

熱間圧延鋼板と鋼帯

熱間圧延鋼板と鋼帯の規格は,熱間圧延によって製造された鋼板(鋼帯からの切板を含む)及び鋼帯の外観,形状及びその許容限度並びに寸法,質量及びその許容差について規定する。
ただし,平鋼には適用しない。
なお,この規格の適用については,それぞれの製品規格に規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7452:2013,Hot-rolled steel plates-Tolerances on dimensions and shape(MOD)なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。

最新 JIS G3193 規格の詳細 更新日 情報

JIS規格番号 JISG3193 JIS規格名称 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
英語訳 Hot-rolled steel plates,Steel strip略語 **
主務大臣 経済産業 制定年月日 1954年07月30日
最新 更新日 改正年月日 2019年06月20日 No G 3193:2019

熱間圧延鋼板・鋼帯の寸法の表し方

  • 鋼板及び鋼帯の寸法の表し方は,次による。
  • a)
    鋼板の寸法は,厚さ,幅及び長さをミリメートルで表す。
  • b)
    鋼帯の寸法は,厚さ及び幅をミリメートルで表す。

熱間圧延鋼板・鋼帯の標準寸法

  • 標準寸法は,次による。
  • a)
    鋼板及び鋼帯の標準厚さは,表1による。
  • b)
    鋼板及び鋼帯の標準幅は,表2による。
  • c)
    鋼板の標準長さは,表3による。
【 表 1 】
鋼板及び鋼帯の標準厚
1.21.41.61.82.02.32.5(2.6)2.8(2.9)3.2
3.64.04.55.05.66.06.37.08.09.010.0
11.012.012.713.014.015.016.0(17.0)18.019.020.0
22.025.025.428.0(30.0)32.036.038.040.045.050.0
単位 mm
鋼帯及び鋼帯からの切板は,厚さ12.7 mm以下を適用する。
注a) 括弧以外の標準厚さの適用が望ましい。
【 表 2 】
鋼板及び鋼帯の標準幅
600630670710750800850900914950
1000106011001120118012001219125013001320
1400150015241600170018001829190020002100
2134243825002600280030003048
単位 mm
鋼帯及び鋼帯からの切板は,幅2 000 mm以下を適用する。
鋼板(鋼帯からの切板を除く。)は,幅914mm,1 219 mm及び1 400 mm以上を適用する。
【 表 3 】
鋼板の標準長さ
182924383048600060967000800090009144
100001200012192
単位 mm
鋼帯からの切板には適用しない。

熱間圧延鋼板と鋼帯 形状と寸法の公差・許容差

  • 鋼板及び鋼帯の形状及び寸法の許容差は,次による。ただし,鋼帯の場合,圧延時の先端部及び尾端部には適用しない。
  • a)
    鋼板及び鋼帯の厚さの許容差は,表 4及び表 5による。
  • 受渡当事者間の協定によって表5に代えて表 6を適用してもよい。
  • 厚さの測定箇所は,ミルエッジの鋼帯及び鋼帯からの切板の場合は,その縁から25 mm以上内側の任意の点,カットエッジの鋼帯及び鋼帯からの切板の場合は,その縁から15 mm以上内側の任意の点とする。
  • また,圧延のままのミルエッジの鋼板の場合は,幅切断予定線より内側の任意の点,カットエッジの鋼板の場合は,その縁から15 mm以上内側の任意の点とする。
  • b)
    鋼板及び鋼帯の幅の許容差は,表 7による。
  • c)
    鋼板の長さの許容差は,表 8及び表 9による。
  • d)
    鋼板の横曲がりの最大値は,鋼板の長さの0.2 %以下とし,鋼板の横曲がりの適用は,鋼板の横曲がりの適用図による。
    ただし,幅250 mm未満の鋼板の横曲がりは,表 10による。
    なお,圧延のままのミルエッジの鋼板には適用しない。
  • e)
    鋼帯の横曲がりの最大値は,表10によるものとし,鋼帯の横曲がりの適用は,鋼帯の横曲がりの適用図による。
    ただし,鋼帯の横曲がりの測定については,注文者の要求がある場合に行う。
  • f)
    鋼板の平たん度の最大値は,表11による。
【 表 4 】
厚さの許容差(厚さ4 mm未満)
厚さ
1600未満 1600以上
2000未満
2000以上
2300以下
1.25未満±0.16
1.25以上 1.60未満±0.18
1.60以上 2.00未満±0.19±0.23
2.00以上 2.50未満±0.20±0.25
2.50以上 3.15未満±0.22±0.29±0.29
3.15以上 4.00未満±0.24±0.34±0.34
単位 mm
受渡当事者間の協定によって,上記の許容差についてプラス側又はマイナス側を制限してもよい。
ただし,その場合の全許容差範囲は,この表の全許容差範囲に等しいものとする。

鋼板及び鋼帯の厚さの公差

【 表 5 】
厚さの許容差(厚さ4 mm以上)
厚さ
1 600未満 1600以上 2000未満2000以上 2300以下
4.00以上 5.00未満±0.45±0.55±0.55
5.00以上 6.30未満±0.50±0.60±0.60
6.30以上 10.0未満±0.55±0.65±0.65
10.0以上 16.0未満±0.55±0.65±0.65
16.0以上 25.0未満±0.65±0.75±0.75
25.0以上 40.0未満±0.70±0.80±0.80
40.0以上 63.0未満±0.80±0.95±0.95
63.0以上 100未満±0.90±1.10±1.10
100以上 160未満±1.30±1.50±1.50
160以上 200未満±1.60±1.80±1.80
200以上 250未満±1.80±1.90±1.90
250以上 300未満±2.00±2.10±2.10
300以上 350以下±2.10±2.30±2.30
厚さの許容差(厚さ4 mm以上)
厚さ
2500以上 3150未満 3150以上 4000未満 4000以上 5000未満
4.00以上 5.00未満±0.65
5.00以上 6.30未満±0.75±0.75±0.85
6.30以上 10.0未満±0.80±0.80±0.90
10.0以上 16.0未満±0.80±0.80±1.00
16.0以上 25.0未満±0.95±0.95±1.10
25.0以上 40.0未満±1.00±1.00±1.20
40.0以上 63.0未満±1.10±1.10±1.30
63.0以上 100未満±1.30±1.30±1.50
100以上 160未満±1.70±1.70±1.90
160以上 200未満±1.90±1.90±2.10
200以上 250未満±2.00±2.00±2.20
250以上 300未満±2.20±2.20±2.50
300以上 350以下±2.40±2.40±2.80
単位 mm
受渡当事者間の協定によって,この表の許容差は,プラス側又はマイナス側を制限してもよい。
ただし,その場合の全許容差範囲は,この表の全許容差範囲に等しいものとする。
注a) 厚さ40.0 mm以上に対しては,受渡当事者間の協定によってプラス側許容差を緩和してもよい。
b) 厚さ350 mm超えの厚さの許容差は,受渡当事者間の協定による。
c) 幅5 000 mm以上の厚さの許容差は,受渡当事者間の協定による。
【 表 6 】
厚さの許容差(厚さ4 mm以上)
厚さ
1 600未満
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満-0.30+0.60-0.30+0.600+0.90
5.00以上 6.30未満-0.35+0.65-0.30+0.700+1.00
6.30以上 10.0未満-0.35+0.75-0.30+0.800+1.10
10.0以上 16.0未満-0.35+0.75-0.30+0.800+1.10
16.0以上 25.0未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
25.0以上 40.0未満-0.45+0.95-0.30+1.100+1.40
40.0以上 63.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
63.0以上 100未満-0.60+1.20-0.30+1.500+1.80
100以上 160未満-0.90+1.70-0.30+2.300+2.60
160以上 200未満-1.00+2.20-0.30+2.900+3.20
200以上 250未満-1.20+2.40-0.30+3.300+3.60
250以上 300未満-1.30+2.70-0.30+3.700+4.00
300以上 350以下-1.40+2.80-0.30+3.900+4.20
厚さ
1600以上 2000未満
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満-0.35+0.75-0.30+0.800+1.10
5.00以上 6.30未満-0.40+0.80-0.30+0.900+1.20
6.30以上 10.0未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
10.0以上 16.0未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
16.0以上 25.0未満-0.50+1.00-0.30+1.200+1.50
25.0以上 40.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
40.0以上 63.0未満-0.65+1.25-0.30+1.600+1.90
63.0以上 100未満-0.70+1.50-0.30+1.900+2.20
100以上 160未満-1.00+2.00-0.30+2.700+3.00
160以上 200未満-1.20+2.40-0.30+3.300+3.60
200以上 250未満-1.30+2.50-0.30+3.500+3.80
250以上 300未満-1.40+2.80-0.30+3.900+4.20
300以上 350以下-1.50+3.10-0.30+4.300+4.60
厚さ
2000以上 2300以下
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満-0.35+0.75-0.30+0.800+1.10
5.00以上 6.30未満-0.40+0.80-0.30+0.900+1.20
6.30以上 10.0未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
10.0以上 16.0未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
16.0以上 25.0未満-0.50+1.00-0.30+1.200+1.50
25.0以上 40.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
40.0以上 63.0未満-0.65+1.25-0.30+1.600+1.90
63.0以上 100未満-0.70+1.50-0.30+1.900+2.20
100以上 160未満-1.00+2.00-0.30+2.700+3.00
160以上 200未満-1.20+2.40-0.30+3.300+3.60
200以上 250未満-1.30+2.50-0.30+3.500+3.80
250以上 300未満-1.40+2.80-0.30+3.900+4.20
300以上 350以下-1.50+3.10-0.30+4.300+4.60
厚さ
2500以上 3150未満
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満-0.45+0.85-0.30+1.000+1.30
5.00以上 6.30未満-0.50+1.00-0.30+1.200+1.50
6.30以上 10.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
10.0以上 16.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
16.0以上 25.0未満-0.65+1.25-0.30+1.600+1.90
25.0以上 40.0未満-0.70+1.30-0.30+1.700+2.00
40.0以上 63.0未満-0.70+1.50-0.30+1.900+2.20
63.0以上 100未満-0.90+1.70-0.30+2.300+2.60
100以上 160未満-1.10+2.30-0.30+3.100+3.40
160以上 200未満-1.30+2.50-0.30+3.500+3.80
200以上 250未満-1.30+2.70-0.30+3.700+4.00
250以上 300未満-1.50+2.90-0.30+4.100+4.40
300以上 350以下-1.60+3.20-0.30+4.500+4.80
厚さ
3150以上 4000未満
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満
5.00以上 6.30未満-0.50+1.00-0.30+1.200+1.50
6.30以上 10.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
10.0以上 16.0未満-0.55+1.05-0.30+1.300+1.60
16.0以上 25.0未満-0.65+1.25-0.30+1.600+1.90
25.0以上 40.0未満-0.70+1.30-0.30+1.700+2.00
40.0以上 63.0未満-0.70+1.50-0.30+1.900+2.20
63.0以上 100未満-0.90+1.70-0.30+2.300+2.60
100以上 160未満-1.10+2.30-0.30+3.100+3.40
160以上 200未満-1.30+2.50-0.30+3.500+3.80
200以上 250未満-1.30+2.70-0.30+3.700+4.00
250以上 300未満-1.50+2.90-0.30+4.100+4.40
300以上 350以下-1.60+3.20-0.30+4.500+4.80
厚さ
4000以上 5000未満
クラスA クラスB クラスC
下限 上限 下限 上限 下限 上限
4.00以上 5.00未満
5.00以上 6.30未満-0.55+1.15-0.30+1.400+1.70
6.30以上 10.0未満-0.60+1.20-0.30+1.500+1.80
10.0以上 16.0未満-0.70+1.30-0.30+1.700+2.00
16.0以上 25.0未満-0.70+1.50-0.30+1.900+2.20
25.0以上 40.0未満-0.80+1.60-0.30+2.100+2.40
40.0以上 63.0未満-0.90+1.70-0.30+2.300+2.60
63.0以上 100未満-1.00+2.00-0.30+2.700+3.00
100以上 160未満-1.30+2.50-0.30+3.500+3.80
160以上 200未満-1.40+2.80-0.30+3.900+4.20
200以上 250未満-1.50+2.90-0.30+4.100+4.40
250以上 300未満-1.70+3.30-0.30+4.700+5.00
300以上 350以下-1.90+3.70-0.30+5.300+5.60

鋼板及び鋼帯の幅の公差

【 表 7 】
幅の許容差
厚さ ミルエッジ カットエッジ
鋼板 鋼帯及び鋼帯からの切板A)通常の切断方法によったものB)再切断又は精密切断を行ったものC)スリットを行ったもの
160未満3.15未満±2502.00±0.3
3.15以上 6.00未満53.0±0.5
6.00以上 20.0未満104.0
20.0以上10
160以上
250未満
3.15未満±2502.00±0.4
3.15以上 6.00未満53.0±0.5
6.00以上 20.0未満104.0
20.0以上15
250以上
400未満
3.15未満+規定せず
0
±5502.00±0.5
3.15以上 6.00未満53.0±0.5
6.00以上 20.0未満104.0
20.0以上15
400以上
630未満
3.15未満+規定せず
0
+20
0
1003.00±0.5
3.15以上 6.00未満103.0±0.5
6.00以上 20.0未満105.0
20.0以上15
630以上
1000未満
3.15未満+規定せず
0
+25
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満106.0
20.0以上15
1000以上
1250未満
3.15未満+規定せず
0
+30
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満156.0
20.0以上15
1250以上
1600未満
3.15未満+規定せず
0
+35
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満156.0
20.0以上15
1600以上
2000未満
3.15未満+規定せず
0
+40
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満206.0
20.0以上20
2000以上
3000未満
3.15未満+規定せず
0
+40
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満206.0
20.0以上20
3000以上 3.15未満+規定せず
0
1004.00
3.15以上 6.00未満104.0
6.00以上 20.0未満256.0
20.0以上25
単位 mm
幅400 mm未満のミルエッジの鋼帯及び鋼帯からの切板の許容差は,マイナス側を0としてもよい。
その場合のプラス側の許容差は,この表の数値の2倍とする。
なお,幅の許容差は,この表以外の値を,受渡当事者間で協定してもよい。

鋼板及び鋼帯の長さの公差

【 表 8 】
鋼板の長さの許容差A
長さ許容差 a)b)
600以上 4000未満 +20
0
4000以上 6000未満 +30
0
6000以上 8000未満 +40
0
8000以上 10000未満 +50
0
10000以上 15000未満 +75
0
15000以上 20000未満 +100
0
20000以上 +0.5 %
0
単位 mm
注a) 受渡当事者間の協定によって,この表に規定する長さの全許容差範囲と同一の幅でマイナス側に移動してもよい。
ただし,協定した許容差の上限値は,ゼロより下回ってはならない。
b) プラス側許容差は,受渡当事者間で協定してもよい。
【 表 9 】
鋼板の長さの許容差B(再切断又は精密切断を行ったもの)
長さ 厚さ 許容差a)
6300未満6.00未満+5
0
6.00以上+10
0
6300以上6.00未満+10
0
6.00以上+15
0
単位 mm
許容差Bは,厚さ20 mm以上には適用しない。
注a) 受渡当事者間の協定によって,上記に規定する長さの全許容差範囲と同一の幅でマイナス側に移動してもよい。
ただし,協定した許容差の上限値は,ゼロより下回ってはならない。

鋼板と鋼帯の横曲がりの適用

鋼板の横曲がりの適用図

鋼板の横曲がりの適用図

【 表 10 】
鋼板及び鋼帯の横曲がり
幅(単位 mm) 最大値
250未満長さ2000につき8
250以上長さ2000につき5
鋼帯の横曲がりの適用図

鋼帯の横曲がりの適用図

鋼板の平たん度

【 表 11 】
鋼板の平たん度の最大値 a)
厚さ測定長さb)
2000 4000
板幅 板幅
1250未満 1250以上
1600未満
1600以上
2000未満
2000以上 2000未満 2000以上
3000未満
3000以上
1.60未満1820
1.60以上
3.15未満
161820
3.15以上
4.00未満
16
4.00以上
5.00未満
142426c)c)
5.00以上
8.00未満
13212228c)
8.00以上
15.0未満
1216121624
15.0以上
25.0未満
1216121622
25.0以上
40.0未満
91391319
40.0以上
80.0未満
81181116
80.0以上
150未満
81081015
150以上
250未満
1015101520
250以上
350未満
2020202020
350以上2525252525
平たん度の測定は,通常,図 平たん度の測定のように定盤の上で行い,その値は,ひずみ(波又は反り)の最大値から鋼板の厚さを減じたものとし,鋼板の上側の面に適用する。
ただし,圧延のままの鋼板(耳付鋼板)は,受渡当事者間で協定してもよい。
注a) 特に指定のない限り,引張試験の降伏点又は耐力の規格下限値が460 N/mm2 以上の鋼板,及びこれらに相当する化学成分又は硬さを有する鋼板並びに焼入焼戻しを施した鋼板の平たん度の最大値は,この表の数値の1.5倍とする。
b) この表は,任意の位置の長さ2 000 mmについて適用し,鋼板の長さ2 000 mm未満の場合には,全長について適用する。
また,波のピッチが2 000 mmを超える鋼板については,その波のピッチの長さにおいて適用する。
ただし,波のピッチが4 000 mmを超える鋼板については,任意の位置の長さ4 000 mmについて適用する。
c) 受渡当事者間の協定による。
図 平たん度の測定

図 平たん度の測定

  • ①直尺又は水糸・ (a)波のピッチ
  • ②鋼板・ (b)平たん度

鋼帯からの切板の直角度

  • カットエッジの鋼帯からの切板の直角度は,次のいずれかによる。
  • ただし,疑義が生じた場合は,1)の方法による。
  • 1.
    隅点において,辺に垂線を立て,図 鋼帯からの切板の直角度の(A/W)×100(%)を求め,この値は,1.0 %を超えてはならない。
  • Aは実測値とし,Wは表示の幅とする。
  • 2.
    鋼板の2本の対角線の長さ(図 鋼帯からの切板の直角度(対角線を用いる方法)のX1及びX2)の差の絶対値の 1/2を求め,この値(|X1-X2|/2)が鋼板の実測幅Wの0.7 %を超えてはならない。
図 鋼帯からの切板の直角度

図 鋼帯からの切板の直角度

図 鋼帯からの切板の直角度(対角線を用いる方法)

図 鋼帯からの切板の直角度(対角線を用いる方法)

棒鋼・形鋼・鋼板・鋼帯〔構造用/一般加工用/圧力容器用/厚さ方向特性/寸法・質量・許容差/土木・建築用/鉄道用〕、鋼管〔配管用/熱伝達用/構造用/特殊用途鋼管・合金管〕、線材・線材二次製品 

熱間圧延鋼板と鋼帯の重量・質量

  • 鋼板の質量は,次による。
  • a)
    鋼板の質量は,通常,計算質量によるものとし,キログラムで表す。
  • b)
    鋼板の質量の計算方法は,表12によるが,この場合の寸法は呼称寸法を用いる。
  • ただし,表6の厚さの許容差を適用した場合は,受渡当事者間の協定によって,許容差の上限値と下限値との平均値を厚さに加えてもよい。
  • なお,耳付鋼板(圧延のままのミルエッジの鋼板及びミルエッジの鋼帯からの切板)の質量の計算方法は,耳部の質量を考慮して受渡当事者間の協定によってもよい。
  • 鋼帯の質量は,次による。
  • a)
    鋼帯の質量は,実測質量によるものとし,キログラムで表す。
  • b)
    鋼帯の質量は,通常,最大質量を協定によって指定するものとし,その場合の質量範囲は,全鋼帯数の75 %以上が指定質量の70 %以上でなければならない。
  • 残りの鋼帯は,指定質量の30 %以上70 %未満の短尺鋼帯を混入してもよい。

重量・質量の計算方法

【 表 12 】
質量の計算方法
計算順序計算方法結果の桁数
基本質量 kg/mm・m2 7.85(厚さ1 mm,面積1 m2 の質量)
単位質量 kg/m2 基本質量(kg/mm・m2 )×板の厚さ(mm)有効数字4桁の数値に丸める。
鋼板の面積 m2 幅(m)×長さ(m)有効数字4桁の数値に丸める。
1枚の質量 kg単位質量(kg/m2 )×面積(m2 )有効数字3桁の数値に丸める。ただし,1000 kgを超えるものはkgの整数値に丸める。
結束(又はこん包)をしない場合 総質量 kg 1枚の質量(kg)×同一寸法の枚数 kgの整数値に丸める。
結束(又はこん包)をする場合 a) 1結束の質量 kg 1枚の質量(kg)×同一寸法の1結束内の枚数 kgの整数値に丸める。
総質量 kg 各結束質量の和 kgの整数値
数値の丸め方は,数値の丸め方 JIS Z8401規格の規則Aによる。
注a) 結束(又はこん包)をする場合の総質量は,1枚の質量(kg)×同一寸法の枚数として計算してもよい。

熱間圧延鋼板と鋼帯の外観

  • 鋼板及び鋼帯の外観は,次による。
  • a)
    鋼板及び鋼帯には,使用上有害となる程度の欠点(以下,欠点という。)があってはならない。
    ただし,鋼帯の場合は,一般に,検査によって欠点を含む部分を除去する機会がないため,若干の欠点を含むことがある。
  • b)
    表面の欠点は,鋼帯及び鋼帯からの切板の場合,通常,片側の面に適用する。
    片側の面とは鋼帯の場合は外側の面をいい,鋼帯からの切板の場合は上側の面をいう。
  • c)
    鋼板の表面に欠点のある場合,製造業者はグラインダ又は溶接によって欠点の除去又は補修を行ってもよい。
    ただし,この場合の条件は,次による。
  • 1.
    グラインダ手入れ
    • 1.
      1) 鋼板の手入れ後の厚さは,厚さの許容差範囲内でなければならない。
    • 1.
      2) 鋼板の手入れ部分はきれいに仕上げられており,圧延のままの面との境は滑らかでなければならない。
  • 2.
    溶接補修
    • 2.
      1) 鋼板の欠点は,溶接前にチッピング又はグラインダなどの適切な方法によって完全に除去する。
      除去した部分の深さは,鋼板の呼称厚さの20 %以下,片面における手入れ面積の合計は,鋼板の片側面積の2 %以下とする。
    • 2.
      2) 溶接補修は,鋼材の種類に応じた適切な方法で行わなければならない。
    • 2.
      3) 鋼板の溶接箇所は,縁にアンダーカットや重なりがあってはならない。
      余盛は,圧延面からの高さが少なくとも1.5 mm以上とし,これをチッピング又はグラインダなどの方法で除去し,圧延面を同一高さにきれいに仕上げなければならない。
    • 2.
      4) 熱処理を行った鋼板は,溶接補修後に改めて鋼板本体について熱処理を行わなければならない。

用語、資格及び認証、金属材料の試験、鉄鋼材料の試験、原材料、機械構造用炭素鋼・合金鋼、特殊用途鋼〔ステンレス鋼・耐熱鋼・超合金/工具鋼/ばね鋼/快削鋼/軸受鋼〕、クラッド鋼、鋳鍛造品〔鍛鋼品/鋳鋼品/鋳鉄品〕、電気用材料※巻末参考資料に「JISと関連外国規格との比較表」「 SAE(AISI)鉄鋼成分表」「硬さ換算表(SAE J 417)」

熱間圧延鋼板と鋼帯メーカー

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