JIS B 0002-1 最新規格 製図 ねじ及びねじ部品 第1部:通則|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定
JIS B 0002-1 製図 ねじとねじ部品 第1部:通則の規格 JISB0002-1の呼び方・寸法記入・ねじ長さや穴深さ・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
この規格は,ねじとねじ部品を図に表す方法について規定。
JIS B 0002は,締結用部品の設計,製造,と組付けに携わる種々の関係者の間の,情報交換の共通の方法を供するために作成された。
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製図 ねじとねじ部品 第1部:通則 規格 一覧表

製図 ねじとねじ部品 第1部:通則の一覧
最新 JIS B0002-1 規格の詳細 更新日 情報
JIS B 0002-1:1998の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS B0002-1 | JIS改正 最新・更新日 | |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 製図-ねじとねじ部品-第1部:通則 | ||
| 英語訳 | Technical drawings-Screw threads and threaded parts-Part | ||
| 対応国際規格 ISO | ISO 6410-1:1993,Technical drawings — Screw threads and threaded parts — Part 1: General conventions | ||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1998年01月20日 |
| 略語・記号 | No | JIS B0002-1:1998 | |
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
JIS B 0002のこの部は,ねじとねじ部品を図に表す方法について規定する。
引用規格 [2]
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,JIS B 0002のこの部の規定の一部を構成する。これらの規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0002-3 製図-ねじとねじ部品-第3部:簡略図示方法
備考 ISO 6410-3:1993,Technical drawings — Screw threads and threaded parts — Part 3: Simplified representation representationが,一部を除き,この規格と一致している。
JIS B 0143 ねじ部品各部の寸法の呼びと記号
備考 ISO 225:2010,Fasteners — Bolts, screws, studs and nuts — Symbols and descriptions of dimensionsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 1003 ねじ先の形状・寸法
備考 ISO 4753 : 1983, Fasteners-Ends of parts with external metric ISO threadからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。ISO 4753:2011,Fasteners — Ends of parts with external ISO metric thread
JIS Z 8312 製図に用いる線
備考 ISO 128 : 1982, Technical drawings-General principles of presentationからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 ISO 129-1:2018,Technical product documentation (TPD) — Presentation of dimensions and tolerances — Part 1: General principles
JIS Z 8317 製図における寸法記入方法
備考 ISO 129 : 1985, Technical drawings-Dimensioning-General principles, definitions, methods of execution and special indicationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 ISO 128-1:2003,Technical drawings — General principles of presentation — Part 1: Introduction and index
図示 [3]
ねじの実形図示 [3.1]
ある種の製品技術文書【例えば,刊行物,取扱説明書など)において,単品又は組み立てられた部品の説明のために,ねじを側面から見た図(1)又はその断面図の実形図示【図1~3参照】が,必要となることがある。ねじのピッチ,又は形状のいずれも,一般に厳密な尺度で描く必要はない。
製図では,ねじの実形図示【図1~3参照】は,絶対に必要な場合にだけ使用するのがよく,つる巻き線は,可能な限り直線で表すのがよい【図2参照】。
注(1) ねじの軸線に直角な方向から見た図。

図1,図2,図3
通常図示 [3.2]
通常は,すべての種類の製図では,ねじとねじ部品の図示は,慣例によって図4~7に示すように単純にする。
ねじの外観と断面図 [3.2.1]
側面から見た図とその断面図で見える状態のねじは,図4~13に示すように,ねじの山の頂1)を太い実線(JIS Z 8312による。)で,ねじの谷底2)を細い実線(JIS Z 8312による。)で示す。
参考 JIS Z 8312による太い実線と細い実線は,それぞれISO 128のtype Aとtype Bと同等である。
ねじの山の頂と谷底とを表す線の間隔は,ねじの山の高さとできるだけ等しくするのがよい。ただし,この線の間のすきまは,いかなる場合にも,次のいずれか大きいほうの値以上とする。
- 太い線の太さの2倍
- 0.7 mm
注1) 山の頂は,通常,おねじの外径,とめねじの内径を指す。
- 2) 谷底は,通常,おねじの谷の径,とめねじの谷の径を指す。
備考1. ある場合,例えば,CADでは,次のようにする。
- 呼び径8 mm以上のねじに対しては,一般に1.5 mmの間隔が受け入れられている。
- 呼び径6 mm以下のねじに対しては,簡略図示が推奨されている【JIS B 0002-3参照】。
ねじの端面から見た図 [3.2.2]
ねじの端面から見た図において,ねじの谷底は,細い実線で描いた円周の3/4にほぼ等しい円の一部【図4と図5参照】で表し,できれば,右上方に4分円を開けるのがよい。面取り円を表す太い線は,一般に端面から見た図では省略する【図4と図5参照】。
備考2. 欠円の部分は,直交する中心線に対して,他の位置にあってもよい【図6参照】。

図4,図5
隠れたねじ [3.2.3]
隠れたねじを示すことが必要な場所では,山の頂1)と谷底2)は,図7に示すように細い破線(JIS Z 8312による。)で表す。
参考 JIS Z 8312による細い破線は,ISO 128のtype Fと同等である。
参考 ねじを加工する際に必要な,不完全ねじ部又は逃げ溝を図示するのがよい。

図6,図7
ねじ部品の断面図のハッチング [3.2.4]
断面図に示すねじ部品では,ハッチングは,ねじの山の頂を示す線まで延ばして描く【図5~8参照】。
ねじ部の長さの境界 [3.2.5]
ねじ部の長さの境界は,次による。
- 見える場合には,境界を示す。図示には太い実線を用いる。
- 隠れている場合に,境界を示してもよい。図示には細い破線を用いる。
これらの境界線は,ねじの大径【おねじの外径,又はめねじの谷の径)を示す線で止める【図4,図8~11,と図13参照】。

図8 ,図9 ,図10 ,図11 ,図12 ,図13
不完全ねじ部 [3.2.6]
不完全ねじ部は,植込みボルトの植込み側を除き,ねじ部の終端を越えた所である。
不完全ねじ部は,機能上必要な場合【図8参照】,又は寸法指示をするために必要な場合【図13参照】には,傾斜した細い実線で表す。ただし,不完全ねじ部は省略可能であれば,表さなくてもよい【図4,図5と図7参照】。
組み立てられたねじ部品 [3.3]
3.2に規定する通常図示は,ねじ部品の組立にも適用する。ただし,おねじ部品は,常にめねじ部品を隠した状態で示し,めねじ部品で隠さない【図8と図10参照】。めねじの完全ねじ部(2)の限界を表す太い線は,めねじの谷底まで描く【図8と図9参照】。
注(2)
参考図1参照。

参考図1
ねじ部品の指示と寸法記入 [4]
呼び方 [4.1]
ねじの種類とその寸法は,ねじに関する規格に規定する呼び方によって指示をする。
図面に呼び方を指示する場合には,名称と規格番号は,省略する。
一般に,ねじの呼び方は,次の事項を含む。
- ねじの種類の略号(標準化された記号,例えば,M, G, Tr, HAなど)
- 呼び径又はサイズ(例えば,20, 1/2, 40, 4.5など)
もし必要なら,次の事項を追加する。
- ミリメートルによるリード (L)
- ミリメートルによるピッチ (P)
- ねじ山の巻き方向【4.4参照】
さらに必要なら,次の事項も追加する。
- 該当する規格による公差等級
- ねじのはめ合い長さ(S=短,L=長,N=並)
- 条数
例 (附属書Aに示す国際規格による。)
- a) M20×2-6G/6h-LH
- b) M20×L3-P1.5-6H-N
- c) G 1/2 A
- d) Tr40×7
- e) HA4.5
寸法記入 [4.2]
ねじの呼び径dは,常におねじの山の頂1)【図11と図13参照】又はめねじの谷底2)【図12参照】に対して記入する。 [4.2.1]
不完全ねじが機能上必要である場合【例えば,植込みボルト),かつ,そのために明確に図示する場合【図8と図13)以外には,ねじ長さの寸法は,一般にねじ部長さ(図11参照】に対して記入する。
備考3. ねじ先の寸法【JIS B 1003参照】は,ねじ部長さ (b) 又は呼び長さ (l) に含めるのがよい。
参考 JIS B 1003によるおねじ部品のねじ先の寸法は,ISO 4753の規定内容と同等である。
すべての寸法は,JIS Z 8317とJIS B 0143によるか,又は4.3によって表示をする。
参考 JIS Z 8317による寸法の表し方は,ISO 129の規定内容と同等であり,JIS B 0143によるねじ部品各部の寸法の呼びと記号は,ISO 225の規定内容と同等である。
ねじ長さと止まり穴深さ [4.3]
ねじ長さ寸法は一般に必要であるが,止まり穴深さは,通常,省略してもよい。
止まり穴深さ表示の必要性は,主として部品自身,又はねじ加工に使用する工具のいかんによる。穴深さの寸法を指定しない場合には,ねじ長さの1.25倍程度に描く【図14参照】。また,図15に示すような簡単な表示を使用してもよい。

図14 ,図15
ねじ山の巻き方向の指示 [4.4]
右ねじは,一般に,特記する必要はない。左ねじは,ねじの呼び方に略号LHを追加して示す。同一部品に右ねじと左ねじがある場合には,それぞれ双方に示す。右ねじは,必要なら,ねじの呼び方に略号RHを追加して示す。
ねじ 関連 主なJIS規格 一覧
jis規格 ねじに関する規格 一覧| 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|
| JISB0002-1 | 製図-ねじとねじ部品-第1部:通則 |
| JISB0002-2 | 製図-ねじとねじ部品-第2部:ねじインサート |
| JISB0002-3 | 製図-ねじとねじ部品-第3部:簡略図示方法 |
