JIS T 6510 最新規格 歯科用ベースプレート|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定
JIS T 6510 歯科用ベースプレートの規格 JIST6510の一覧・品質,製品の呼び方,表示,破折強度,伸び,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS T6510:1985の規格は,歯科で使う天然樹脂を主成分とする仮床用ベースプレートについて規定。
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歯科用ベースプレート 規格 一覧表
最新 JIS T6510 規格の詳細 更新日 情報
JIS T 6510:1985の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
JIS規格番号 | JIS T6510 | JIS改正 最新・更新日 | 1985年10月22日 |
---|---|---|---|
規格名称 | 歯科用ベースプレート | ||
英語訳 | Dental base plates | ||
対応国際規格 ISO | |||
主務大臣 | 厚生労働 | 制定 年月日 | 1965年02月01日 |
略語・記号 | No | JIS T6510:1985 | |
ICS | 11.060.10 | JISハンドブック | 医療機器IV:2018 |
改訂 履歴 | 1965-02-01 (制定),1968-05-01 (確認),1971-05-01 (確認),1974-05-21 (確認),1978-06-15 (確認),1979-01-10 (改正),1985-10-22 (改正),1990-12-04 (確認),1997-12-25 (確認),2009-10-01 (確認),2014-10-25 (確認),2019-10-25 (確認) |
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,歯科で使う天然樹脂を主成分とする仮床用ベースプレート(以下,ベースプレートという。)について規定する。
備考 この規格の中で{ }を付けて示してある単位と数値は,従来単位によるものであって参考として併記したものである。
品質 [2]
ベースプレートの品質は,次による。
(1) ベースプレートは,厚さが均等で約70°Cで軟化し,模型面に容易に圧接できなければならない。また,成形したベースプレートは,口こう内温度以下で軟化変形してはならない。
(2) 3.1で試験を行ったとき,破折強度は19.6N/mm2 {2kgf/mm2} 以上でなければならない。
(3) 3.2で試験を行ったとき,伸びは5%以下でなければならない。
試験方法 [3]
破折強度試験 [3.1]
試験器は,JIS T 6501(義歯床用アクリリック樹脂)の5.4に定められたものに準じる。試験片は幅10mm,長さ30mm,厚さ1.4±0.1mmとし,支点間の距離は25mmとする。試験は20~25°Cの室温又は水中において行うものとし,最初試験片の中央に4.9N {0.5kgf} の荷重を静かにかけた後,1分経過ごとに1.96N {0.2kgf} の荷重を加え,試験片が破折するまで荷重を加え破折したときの荷重を合計し,次の式によって破折強度を求める。
破折強度N/mm2{kgf/mm2}(1) = 3PL / 2bt2
L: 支点間の距離 (mm)
P: 荷重N {kgf}
b: 試験片の幅 (mm)
t: 試験片の厚さ (mm)
注(1) 1N/mm2=1MPa
伸び試験 [3.2]
試験片は,幅10mm,長さ50mm,厚さ1.4±0.1mm,標点距離約30mmとする。試験片は20±2°Cの水中に5分間放置した後標点を印し,付図のような装置の水槽(水温37±1°C)の底の金属台に試験片の下端を取り付け,5分間保持した後試験片の上端を質量50gのおもりによって上方に引っ張り,更に5分間保持して水槽から取り出し,20±2°Cの水中に5分間放置して標点距離を測定し,次の式によって伸びを算出する。
引用規格:
JIS T 6501 義歯床用アクリリック樹脂
100(%) = 放課後の標点距離 - 試験前の標点距離 / 試験前の標点距離×100
製品の呼び方 [4]
製品の呼び方は,名称による。
例: 歯科用ベースプレート
表示 [5]
ベースプレートの包装には,次の事項を表示しなければならない。
(1) 名称
(2) 上下ガクの区別とその枚数
(3) 製造番号又は記号
(4) 製造業者名と所在地
歯科用 関連 主なJIS規格 一覧
規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
---|---|---|---|
JIS T 6102 | 歯科用ニッケルクロム合金板 | JIS T 6103 | 歯科用ステンレス鋼線 |
JIS T 6104 | 歯科用コバルトクロム合金線 | JIS T 6107 | 歯科用金銀パラジウム合金ろう |
JIS T 6110 | 歯科用易溶合金 | JIS T 6111 | 歯科用銀ろう |
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JIS T 6119 | 歯科用ろう材の試験方法 | JIS T 6127 | 歯科用水銀とアマルガム用合金 |
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