STPG 規格 圧力配管用炭素鋼鋼管 一覧|JIS 更新情報|種類・サイズ・重量・英語・意味

STPG 規格 圧力配管用炭素鋼鋼管の・規格・長さ・種類・寸法・サイズ・についての一覧表・圧力配管用炭素鋼鋼管 STPGの基本内容から更新情報 STPGの材質・JIS・強度区分・CAD・などの表に関しても解説!

STPG鋼管一覧表

圧力配管用炭素鋼鋼管

圧力配管用炭素鋼鋼管

圧力配管用炭素鋼鋼管の規格は,350 ℃程度以下で使用する圧力配管に用いる炭素鋼鋼管(以下,管という。)について規定する。ただし,高圧配管用炭素鋼鋼管には,適用しない1)。この規格は,外径10.5 mm(呼び径6A又は 1/8B)~660.4 mm(呼び径650A又は26B)の管に適用できる。なお,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定する特別品質規定の項目を,附属書JAに規定している。

  • 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
  • ISO 9329-1:1989,Seamless steel tubes for pressure purposes-Technical delivery conditions-Part 1:
  • Unalloyed steels with specified room temperature properties
  • ISO 9330-1:1990,Welded steel tubes for pressure purposes-Technical delivery conditions-Part 1:
  • Unalloyed steel tubes with specified room temperature properties(全体評価:MOD)
  • なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。

最新 JIS G3454 規格の詳細更新情報

JIS規格番号 JISG3454 JIS規格名称 圧力配管用炭素鋼鋼管
英語訳 Carbon steel pipes for pressure service 略語 STPG
主務大臣 経済産業 制定年月日 1962年03月01日
最新改正年月日 2019年03月20日No G 3454:2019

STPG鋼管 種類と記号

管の種類は2種類とし,種類の記号,製造方法を表す記号及び亜鉛めっきの区分は,表1による。

【 表 1 】
種類の記号 製造方法を表す記号 亜鉛めっきの区分
製管方法 仕上方法 表示
STPG370継目無し:S
電気抵抗溶接:E
熱間仕上げ:H
冷間仕上げ:C
電気抵抗溶接まま:G
製造方法を表す記号は,次による。ただし,-は空白でもよい。
1) 熱間仕上継目無鋼管 -S-H
2) 冷間仕上継目無鋼管 -S-C
3) 電気抵抗溶接まま鋼管 -E-G
4) 熱間仕上電気抵抗溶接鋼管 -E-H
5) 冷間仕上電気抵抗溶接鋼管 -E-C
黒管:亜鉛めっきを行わない

白管a):亜鉛めっきを行った管
STPG410
注 a) 図面,帳票などで,記号によって白管を黒管と区分する必要がある場合は,種類の記号の後に-ZNを付記す る。ただし,製品の表示には適用しない。

STPG鋼管 製造方法

  • a)
    管は,表1に示す製管方法及び仕上方法の組合せによって製造する。
  • b)
    管は,通常,製造のままとする。ただし,冷間仕上げした管には,製造後,焼なましを施す。なお,注文者は,必要に応じてSTPG410の電気抵抗溶接鋼管の溶接部に熱処理を指定してもよい。
  • c)
    管端形状は,特に指定のない場合はプレンエンドとする。注文者がベベルエンドを指定する場合には,その形状は受渡当事者間の協定による形状とし,厚さ22 mm以下の管で特に形状の指定のないときには,図1による。
  • d)
    管を電気抵抗溶接によって製造する場合,特に指定のない限り外面及び内面の溶接ビードは,管の形状に滑らかに沿うように除去する。ただし,内面の溶接ビードは,除去が困難な場合は溶接のままとしてもよい。
  • e)
    白管の場合は,検査に合格した黒管の表面を,サンドブラスト,酸洗いなどの処理によって清掃した後,溶融亜鉛めっきを行う。溶融亜鉛めっきに使用する亜鉛は,蒸留亜鉛地金1種又はこれと同等以上の品質をもつ亜鉛とする。
ベベルエンドの形状 図

ベベルエンドの形状 の図

STPG鋼管 化学成分

【 表 2 】
種類の記号 C Si Mn P S (単位 %)
STPG3700.25以下0.35以下0.30~0.900.040以下0.040以下
STPG4100.30以下0.35以下0.30~1.000.040以下0.040以下
必要に応じてこの表にない合金元素を添加してもよい。

STPG鋼管 機械的性質

【 表 3 】
種類の記号引張強さ
N/mm2
降伏点又は耐力
N/mm2
伸び a) %
引張試験片
11号試験片又は
12号試験片
5号試験片4号試験片b) :上段
14A号試験片b):下段
引張試験方向
管軸方向管軸直角方向管軸方向管軸直角方向
STPG370370以上215以上30以上25以上28以上23以上
STPG410410以上245以上25以上20以上24以上19以上
注記 1 N/mm2 =1 MPa
注a) 呼び径25A以下の管については,この表の伸びの規定は適用しないが,試験の結果は,記録する。ただし,受渡当事者間の協定によって,伸びの値を規定してもよい。
b) 引張方向は,管軸方向とする。ただし,管軸直角方向から試験片を採取できる場合は,管軸方向に代えて管軸直角方向としてもよい。
【 表 4 】
種類の記号試験片の形状伸び (単位 % )
厚さ (単位 % )
1 mmを超え2 mm以下2 mmを超え3 mm以下3 mmを超え4 mm以下4 mmを超え5 mm以下5 mmを超え6 mm以下6 mmを超え7 mm以下7 mmを超え8 mm未満
STPG37012号試験片21以上22以上24以上26以上27以上28以上30以上
5号試験片16以上18以上19以上20以上22以上24以上25以上
STPG41012号試験片16以上18以上19以上20以上22以上24以上25以上
5号試験片11以上12以上14以上16以上17以上18以上20以上
注記 この表の伸びは,管の厚さが8 mmから1 mm減じるごとに表3の伸びの値から1.5を減じた値を整数値に丸めた値である。

STPG鋼管 水圧試験特性

STPG管は,表5に示す水圧試験下限圧力を加えたとき,これに耐え,漏れがあってはならない。

水圧試験下限圧力

【 表 5 】
スケジュール番号 Sch 102030406080
水圧試験下限圧力 2.03.55.06.09.012

STPG鋼管 寸法 サイズ 一覧

圧力配管用炭素鋼鋼管(STPG)の寸法規格表 呼び方・外径・厚さ・スケジュール・1mあたりの重量
管の外径,厚さ及び単位質量は,表6による。管の長さは,4000mm以上とする。

【 表 6 】
呼び径 a)外径 mm 呼び厚さa) (スケジュール番号:Sch)
A B 10 20 30
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
6 1/810.5
8 1/413.8
10 3/817.3
15 1/221.7
20 3/427.2
25134.0
321 1/442.7
401 1/248.6
50260.53.24.52
652 1/276.34.57.97
80389.14.59.39
903 1/2101.64.510.8
1004114.34.913.2
1255139.85.116.9
1506165.25.521.7
2008216.36.433.17.036.1
25010267.46.441.27.849.9
30012318.56.449.38.464.2
35014355.66.455.17.967.79.581.1
40016406.46.463.17.977.69.593.0
45018457.26.471.17.987.511.1122
50020508.06.479.29.511712.7155
55022558.86.487.29.512912.7171
60024609.66.495.29.514114.3210
65026660.47.912712.7203
呼び径 a)外径 mm 呼び厚さa) (スケジュール番号:Sch)
A B 40 60 80
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
単位
質量
kg/m
厚さ
mm
6 1/810.51.70.3692.20.4502.40.479
8 1/413.82.20.6292.40.6753.00.799
10 3/817.32.30.8512.81.003.21.11
15 1/221.72.81.313.21.463.71.64
20 3/427.22.91.743.42.003.92.24
25134.03.42.573.92.894.53.27
321 1/442.73.63.474.54.244.94.57
401 1/248.63.74.104.54.895.15.47
50260.53.95.444.96.725.57.46
652 1/276.35.29.126.010.47.012.0
80389.15.511.36.613.47.615.3
903 1/2101.65.713.57.016.38.118.7
1004114.36.016.07.118.88.622.4
1255139.86.621.78.126.39.530.5
1506165.27.127.79.335.811.041.8
2008216.38.242.110.352.312.763.8
25010267.49.359.212.779.815.193.9
30012318.510.378.314.310717.4129
35014355.611.194.315.112719.0158
40016406.412.712316.716021.4203
45018457.214.315619.020523.8254
50020508.015.118420.624826.2311
55022558.815.9213
60024609.6
65026660.4
注記1 単位質量の数値は,1cm3 の鋼を7.85 gとし,次の式によって計算し有効数字3桁に丸めた値である。
W=0.024 66 t (D-t)
W: STPG鋼管の単位質量(kg/m)
t: STPG鋼管の厚さ(mm)
D: STPG鋼管の外径(mm)
0.024 66: Wを求めるための単位の変換係数
注a) STPG鋼管の呼び方は,呼び径及び呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)による。ただし,呼び径はA又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはAの符号を,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付けて区分する。

棒鋼・形鋼・鋼板・鋼帯〔構造用/一般加工用/圧力容器用/厚さ方向特性/寸法・質量・許容差/土木・建築用/鉄道用〕、鋼管〔配管用/熱伝達用/構造用/特殊用途鋼管・合金管〕、線材・線材二次製品 

STPG鋼管 寸法許容差

STPG管の外径及び厚さの許容差は,表7による。STPG管の長さに指定長さがある場合は,指定長さ以上とする。
なお,電気抵抗溶接鋼管の溶接部の厚さの許容差は,表7の電気抵抗溶接鋼管の厚さの許容差のマイナス側の許容差(下限値)だけを適用し,プラス側の許容差(上限値)は適用しない。

【 表 7 】
区分 外径の許容差a)厚さの許容差
呼び径 許容差
熱間仕上継目無鋼管40A以下±0.5mm厚さ4mm未満
厚さ4mm以上
+0.6mm
-0.5mm
15%
-12.5%
50A以上
125A以下
±1%
150A±1.6mm
200A以上±0.8%b)
冷間仕上継目無鋼管及び電気抵抗溶接鋼管25A以下±0.3mm厚さ3mm未満
厚さ3mm以上
±0.3mm
±10%
32A以上±0.8%b)
注a) 局所的な手入れ部については,この表の外径の許容差を適用しない。
b) 呼び径350A又は14B以上は,周長によってもよい。外径の測定に周長を用いる場合は,周長実測値又は周長実測値の換算外径のいずれかによる。いずれの場合も同一の許容差(±0.5 %)を適用する。外径の測定に周長を用いる場合,外径(D)と周長(l)との相互換算は,次の式による。
D=l/π
ここに, D: 外径(mm)
l: 周長(mm)
π: 3.141 6

STPG鋼管 外観

  • a)
    管は,実用的に真っすぐ,かつ,その両端が管軸に対して実用的に直角でなければならない。
  • b)
    管の内外面は,仕上げ良好で,使用上有害な欠点があってはならない。
  • c)
    表面手入れを実施する場合は,グラインダ,機械加工などによってもよいが,手入れ後の厚さは,厚さの許容差内でなければならない。
  • d)
    手入れ跡は,管の形状に滑らかに沿わなければならない。
  • e)
    受渡当事者間の協定によって,管の外面,内面又は内外面に塗装(例えば,ジンクリッチ塗装,エポキシ塗装,プライマー塗装など)を行ってもよい。

STPG鋼管 表示

検査に合格した管には,管ごとに,次の事項を表示しなければならない。ただし,外径が小さく管ごと
の表示が困難な場合又は注文者の要求がある場合は,これを結束して,一束ごとに適切な方法で表示して
もよい。表示の順序は指定しない。また,受渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲で項目の
一部を省略してもよい。

  • a)
    種類の記号
  • b)
    製造方法を表す記号
  • 製造方法を表す記号は,次による。ただし,-は空白でもよい。
  • 1) 熱間仕上継目無鋼管 -S-H
  • 2) 冷間仕上継目無鋼管 -S-C
  • 3) 電気抵抗溶接まま鋼管 -E-G
  • 4) 熱間仕上電気抵抗溶接鋼管 -E-H
  • 5) 冷間仕上電気抵抗溶接鋼管 -E-C
  • 例 熱間仕上継目無鋼管STPG370の場合:STPG370-S-H
  • c)
    寸法。寸法は,呼び径×呼び厚さで表す。
  • 例 50A×Sch40,又は2B×Sch40
  • d)
    製造業者名又はその略号
  • e)
    特別品質規定の指定を表す記号Z(指定があった場合)

用語、資格及び認証、金属材料の試験、鉄鋼材料の試験、原材料、機械構造用炭素鋼・合金鋼、特殊用途鋼〔ステンレス鋼・耐熱鋼・超合金/工具鋼/ばね鋼/快削鋼/軸受鋼〕、クラッド鋼、鋳鍛造品〔鍛鋼品/鋳鋼品/鋳鉄品〕、電気用材料※巻末参考資料に「JISと関連外国規格との比較表」「 SAE(AISI)鉄鋼成分表」,「硬さ換算表(SAE J 417)」

配管用鋼管関連JIS一覧

【 表 8 】
規格番号 規格名称
JISG3442水配管用亜鉛めっき鋼管
JISG3448一般配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3452配管用炭素鋼鋼管
JISG3454圧力配管用炭素鋼鋼管
JISG3455高圧配管用炭素鋼鋼管
JISG3456高温配管用炭素鋼鋼管
JISG3457配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
JISG3458配管用合金鋼鋼管
JISG3459配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3460低温配管用鋼管
JISG3468配管用溶接大径ステンレス鋼鋼管
JISG4903配管用継目無ニッケルクロム鉄合金管

圧力配管用炭素鋼鋼管 メーカー一覧

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