瓦 種類・サイズ・重量・名称・形状・英語 屋根瓦規格一覧|JIS更新情報

瓦の規格 種類・寸法・サイズ・重さ・名称についての一覧表・かわらの基本内容から補修 接着剤・更新情報 屋根瓦の材質・JIS・強度・英語などに関しても解説!

瓦の規格一覧表

瓦

瓦 規格

粘土がわらの規格は,粘土を主原料として混練,成形及び焼成した粘土がわらについて規定。

最新 JIS A5208 規格の詳細更新情報

JIS規格番号 JISA5208 JIS規格名称 粘土がわら
英語訳 Clay rooftiles 略語
主務大臣 経済産業 制定年月日 1954/10/30
最新改正年月日 1996/11/20No A 5208:1996

瓦 種類

  • 粘土がわらは,その製法,形状及び寸法によって,次のとおり区分する。
  • 製法による区分
    • (a) ゆう薬がわら・釉薬瓦(ゆうやくがわら)
      釉薬(ゆうやく)を塗布して作られ別名 陶器瓦とも呼ぶ。
      釉薬瓦は表面にガラス質の釉薬層を形成しガラス層が耐水性をもつために,無釉薬瓦より耐久性が高いといわれる。釉薬によって色々な色が表現でき色の管理が容易であるために大量生産されている瓦。ゆう薬がわらには,塩焼がわらを含む。
    • (b) いぶし瓦
      瓦を焼成し瓦表面に炭素膜を形成しする瓦の裏表は均一な黒色となる。
      年月の経過により黒から銀色への色調変化が現れる特徴がある。
    • (c) 無ゆうがわら・無釉瓦
      釉薬を塗られていない瓦。素焼の瓦、金属酸化物を粘土に練り込んだ練り込み瓦や特殊な焼成方法で焼く窯変瓦がある

J形粘土がわら


J形粘土がわらは,基本形となる桟がわらと,軒がわら,そでがわら,のしがわら,かんむり(がんぶり)がわらなどの役物とする

J形 粘土がわら
さんかわら桟がわら図

桟がわらの図

軒がわら軒がわら万十図

軒瓦(万十)の図

軒がわら一文字図

軒瓦(一文字)の図

そでがわら右そでがわら図

右袖瓦の図

左そでがわら図

左袖瓦の図

のしがわらのしがわら図

のしがわらの図

かんむりがわらかんむりがわら図

かんむりがわらの図

S形粘土がわら


S形粘土がわらは,基本形となる桟がわらと,半がわら,そでがわら,かんむりがわらなどの役物とする

S形 粘土がわら
桟がわら桟がわら図

桟瓦の図

半がわら半がわら図

半瓦の図

そでがわらそでがわら図

袖瓦の図

かんむりがわらかんむりがわら図

冠瓦の図

F形粘土がわら


F形粘土がわらは,基本形となる桟がわらと半がわら,そでがわら,かんむりがわらなどの役物とする

F形 粘土がわら
桟がわら桟がわら図

桟がわらの図

半がわら半がわら図

半がわらの図

そでがわらそでがわら図

そでがわらの図

かんむりがわらかんむりがわら図

かんむりがわらの図

瓦の種類別の使用箇所

切妻屋根瓦

瓦 きりづま屋根

切妻屋根瓦 (きりづま)
かんむりがわら
のしがわら
又ギ鬼瓦
軒瓦
右角瓦
右袖瓦
巴瓦
左袖瓦
左角瓦
寄棟屋根瓦

瓦 よせむね屋根

寄棟屋根瓦 (よせむね)
かんむりがわら
のしがわら
一文字鬼瓦
軒瓦
隅巴瓦

瓦の品質

  • 3.1 粘土がわらは,使用上有害な変形,きず及びき裂並びに焼成むら及び色調に著しい不ぞろいがあってはならない。
  • 3.2 粘土がわらは,5.3及び5.4に規定する試験を行い、表1の規定に適合しなければならない。
  • 3.3 粘土がわらに耐凍害性の必要がある場合には,5.5に規定する試験を行い,ひび割れ及びはく離があってはならない。
  • 3.4 粘土がわらの役物の品質は,桟がわらと同等以上とする。ただし,のしがわらを除く役物は,曲げ破壊荷重を適用しない。

曲げ破壊荷重及び吸水率

【 表 1 】
曲げ破壊荷重N {kgf}吸水率%
桟がわら のしがわら ゆう薬がわら いぶしがわら 無ゆうがわら
1500 {153.0} 以上 600 {61.2} 以上 12以下 15以下 12以下

瓦 サイズ・寸法による区分

  • (a) J形
  • 49A・49B・53A・53B・56・60
  • (b) S形
  • 49A・49B
  • (c) F形
  • 40
  • 備考 F形についての40は一例であり,3.3m2(1坪)当たりのふき枚数の概数値で区分する。

瓦 規格・形状及び寸法

  • 4.1 桟がわらの形状は,くぎあな又は針金あなの数は1個以上とし,引っ掛けをもつものとする。なお,引っ掛けは,桟木に十分に引っ掛かる形状及び寸法でなければならない。
  • 4.2 桟がわらの寸法及び寸法許容差は,表2に示すとおりとする。ただし,F形桟がわらの寸法の表示は,一例であり,長さ・幅・働き長さ・働き幅は,当事者間の協定による。
  • 4.3 粘土がわらの役物の形状及び寸法は,桟がわらに組み合わせることができるものとし,その寸法許容差は,桟がわらに準じる。
  • 備考 粘土がわらの表面及び裏面には,補強,水切りなどの目的で力骨,凸凹模様などを付けてもよい。くぎあな及び針金あなは,雨仕舞に支障を生じるものであってはならない。
瓦形状及び寸法図

瓦 規格・形状及び寸法図

【 表 2 】
形状による
区分
寸法による
区分
寸法 mm参考
長さ
A

B
働き寸法 許容差 谷の深さ
(山の高さ)C
3.3m2 (1坪)当たりのふき枚数(概数)
長さ
a

b
J形49A315315245275±435以上49
49B325315250265
53A30530523526553
53B295315225275
5629529522525530以上57
6029029022025060
S形49A31031026026050以上49
49B33529027025040以上
F形40350345280305(35以上)40
備考
1. J形桟がわらは,働き長さが表2の寸法より20mm小さいもの(深切がわら)も認める。また,働き幅が表2の寸法より30mm小さいもの(調整がわら)も認める。
2. S形桟がわら49Aは,長さ320mmも認める。

瓦の重量

形状 1枚当たりの重さ
J形 2300g~3500g/枚
S形 3200g~3700g/枚
F形 3400g~4000g/枚

瓦の寸法測定・測り方

  • (1) J形桟がわら J形桟がわらの長さ (A) 及び幅 (B) は,中央部直交線上,働き長さ (a) は,切り込み間とする。谷の深さ (C) は,幅 (B) の測定線上で最深部とする。
  • (2) S形桟がわら S形桟がわらの長さ (A),幅 (B),谷の深さ (C) は,(1)のとおりとする。働き幅 (b) は,49Aでは幅 (B) の測定値 (mm) から50mmを差し引き,49Bでは40mmを差し引く。
  • (3) F形桟がわら F形桟がわらの長さ (A),幅 (B),働き長さ (a),働き幅 (b) は,中央部直交線上とする。山の高さ (C) は,平坦部から頂上部とする。

瓦の呼び方

粘土がわらの呼び方は,次による。ただし,呼び方は,必要のない部分を除いてもよい。

  • 例1. 粘土がわら いぶし J形 桟 53A
  • 例2. 粘土がわら ゆう薬 黄金色 S形 そで 49B
  • 例3. 粘土がわら ゆう薬 黒色 F形 桟 40

瓦の補修の例(施工 例)

破損等によって桟瓦を差し替える場合

瓦の差し替え

【 表 3 】
上側、及び右側の瓦にクサビなどを挟んで瓦を浮かし、破損した瓦を砕いて取り除く。瓦を砕いて取り除く図

①くさび ②破損した瓦

差し替え用の瓦は、必要に応じて引掛け爪を金槌等で取り除く。差し替え用の瓦図

③必要に応じて引掛け爪を取り除く。

差し替え用の瓦は桟木に釘留めすることができません。隣接する瓦に接着剤・コーキングで固定するか、桟に開口し,パッキン付ビス等で屋根の下地に緊結する。接着剤で固定する図

④接着剤で固定

耐候性、耐水性、耐オゾン性、耐紫外線に優れており、瓦屋根を永く守る【用途】瓦どうしの接着、ずれ止め、瓦や屋根材の隙間・ひび割れの防水充填【特徴】・作業性に優れた1成分形・各種瓦によく接着 瓦コーキングする【注意事項】※瓦止めボンドは、瓦が台風や地震によりずれたり落ちたりするのを防止することを目的とした充てん接着剤です。※新規に瓦を葺く場合と既存の瓦屋根を補強する場合では若干施工法が違いますのでご注意下さい。※又、防水性能は瓦の種類、施工方法、下地の調整法によって大きく影響されるので、各瓦の施行要領書や瓦屋根に関する参考書等を参考にして施工下さるようお願い申し上げます。※火気や静電気に注意し、十分に換気を良くしてお使い下さい。※皮膚、粘膜、着衣に触れたり吸入したり、目に入らないように適切な保護具を着用して下さい。※空気中の湿気との加水分解反応により硬化するため、水分、湿気の混入に注意し、容器開封後は速やかに全量を使い切って下さい。※乾燥した、冷暗所に保管して下さい。※子供の手の届くところに放置しないで下さい。※目に入った場合は、直ちに清浄な多量の水で最低15分間洗い流し、速やかに専門医の手当てを受けてください。※皮膚に付着した場合は、付着物を布にて素早く拭き取り、大量の水で流し、洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄して下さい。※外観に変化が見られたり、痛みがある場合には専門医の手当てを受けてください。※吸入した場合は、直ちに新鮮な空気の場所に移し安静にし、症状により医師の診断を受けてください。※飲み込んだ場合は、直ちに吐きださせ、医師の診察を受けてください。※(既存の屋根に施工する場合1)設の屋根は大変汚れている場合があり、良くホコリや汚れを取り除き、乾燥させて下さい。※(既存の屋根に施工する場合2)の辺半分くらいと横の辺の三分の一くらいの長さに施工します。※全辺に施工すると建物の通気性を損ないますのでご注意下さい。※また、水の通り道をふさがないようにしてください。※(既存の屋根に施工する場合3)らで軽くならすと密着性がよくなり防水性能や強度が向上します。※(既存の屋根に施工する場合4)約20~30分でひゅめんから硬化し、1~2日で完全に硬化します。※硬化前に瓦を動かしたり衝撃・振動を与えないようにして下さい。※(新設の瓦屋根の場合1)の汚れ、ホコリを取り除き、乾燥させてからご使用下さい。※(新設の瓦屋根の場合2)瓦の縦辺に瓦止めボンドを図2のように施工し、瓦を重ねる。※この際、水の通り道をふさがないようにしてください。※(新設の瓦屋根の場合2)はみ出した部分はへら等で取ればよりきれいな仕上がりになります。※以上の施工方法は、同メーカーが標準と考える方法ではありますが、瓦の施工法は瓦の産地やメーカーによっても違いますので、それらの施工法に原則として従って下さい。

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