燃焼関係用語集 用語の説明と定義 種類 英語・読み方・意味|JIS 更新情報

燃焼機器の燃焼関係用語の規格についてのまとめ一覧表 燃焼機器用語の規格での名称の説明と定義・英語・単語・読み方・基本用語・種類・基礎知識に関して解説!

燃焼機器関係用語 規格 一覧表

燃焼機器用語

燃焼機器 燃焼関係用語

家庭用燃焼機器用語の規格は,気体燃料と液体燃料を使用する燃焼機器のうち,主として一般家庭用の燃焼機器に関する用語とその定義について規定する。

  • 用語と定義は,次による。
  • なお,参考のために対応英語を示す。また,この規格で一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある場合は,記載している順序に従って,優先使用する。
  • 注記1 用語に丸括弧( )の付いた用語は,省略語又は慣用語として,特に混乱又は誤解が生じない場合は使用してもよい。用語の下の丸括弧の平仮名書きは読み方を示す。
  • 注記2 定義欄の下線が付いた用語は,この規格に規定してある用語であることを示す。
  • 注記3 用語欄と対応英語欄に掲げる(ガ),(石)は,ガス機器又は石油機器の分野ごとに用語の表現があることを示す。

燃焼機器の現象用語

【 表 1 】
用語詳細・説明英語(参考)
燃焼とは燃料が一定温度に達した後,空気中の酸素と化学反応を行い,熱を発生することcombustion
燃焼性能とは燃焼機器の燃焼に関する性能combustion performance
点火とはマッチの炎,電気ヒータ,電気火花などによって燃料に火を付ける行為ignite,
light
着火とはマッチの炎,電気ヒータ,電気火花などによって燃料に火が付いた状態ignition
火移りとは炎口から炎口に炎が燃え移ることcarry over
吹消え, (ブローオフ)とは炎がリフティングによって消火してしまう現象。炎が風に吹き消される現象をいうこともあるextinguish
逆火, (フラッシュバック)とは燃料と空気との混合気の燃焼速度が炎口からの噴出速度より速い場合に,炎が炎口を通り混合管内に燃え戻る現象flashback
ライティングバックとはメーンバーナへの点火時に混合管内に着火する現象lightback,
flashback
リフティングとは燃料と空気との混合気の燃焼速度が炎口からの噴出速度より遅い場合に,炎が炎口から浮き上がる現象lifting
消火とは炎が消滅すること又は炎を消すことの総称extinguish
立消えとは燃焼を継続しなければならないときに炎が消えてしまう現象の総称flame failure
断火とは炎検知装置が炎を検知し得なくなった状態unexpected flame loss
残火 (ざんび)とは消火の操作を行った後も,炎が残っている状態tracer flame(石)
着火音とは着火することによって生じる音noise of ignition
燃焼音とは燃焼することによって生じる音noise during operation
消火音とは消火することによって生じる音noise of extinguish

燃焼機器の炎の形態用語

【 表 2 】
用語詳細・説明英語(参考)
炎とは燃焼によって高温になって発光しているガス状の部分flame
内炎とは炎の内層で光の強い部分inner cone flame
外炎とは炎の外層を形成している部分outer cone flame
酸化炎とは酸化作用のある炎oxidizing flame
還元炎とは還元作用のある炎reducing flame
黄炎とは一次空気不足状態で燃焼させた場合の黄色味を帯びた炎。この炎が冷たい面に当たると一般にすすが生じるyellow flame
イエローチップとは炎の先端に現れる黄色の部分yellow tip
輝炎 (きえん)とは炎中に遊離炭素が生成し,その固体放射による輝きのある炎。luminous flame(石)

燃焼機器の燃焼状態用語

【 表 3 】
用語詳細・説明英語(参考)
完全燃焼とは燃焼生成物中に,一酸化炭素その他の可燃物を残さない燃焼complete combustion
不完全燃焼とは燃焼生成物中に,一酸化炭素その他の可燃物が含まれている燃焼incomplete combustion
正常燃焼, 良好燃焼とは燃焼性能値が設計された範囲内に維持されている燃焼normal combustion,
good combustion
異常燃焼とは正常燃焼でない状態での燃焼abnormal combustion
定常燃焼とは過渡燃焼が終了し,燃料,供給空気,温度,ドラフトなどが定常状態になった時点での燃焼stable combustion
過渡燃焼とは定常燃焼状態になるまでの移行時の燃焼start up combustion
安定燃焼とは炎が安定した状態を維持している燃焼stable combustion
燃焼範囲, 良好燃焼範囲とは正常燃焼・良好燃焼できる範囲stable combustion zone,
good combustion zone
片燃えとはしん燃焼における炎がふぞろいな燃焼instability flame(石)
連続燃焼とは中断しないで燃焼させることcontinuous combustion
断続燃焼とはある間隔で中断させながら燃焼を継続させることintermittent combustion
過負荷燃焼とは機器の定格燃料消費量より多い量の燃料をバーナに供給して燃焼させること rich fuel combustion

燃焼機器の燃焼生成物用語

【 表 4 】
用語詳細・説明英語(参考)
燃焼生成物とは燃焼によって生成された物質。水蒸気,二酸化炭素などをいうcombustion products
燃焼ガスとは燃焼したときに生じる,燃焼生成物を含む気体flue gases
燃焼排ガスとは機器から排出される燃焼ガスflue gases
未燃ガスとは燃焼ガス中に含まれる可燃性ガスunburned gas
ばい煙とはすすと/又はばいじんを含んだ燃焼ガス又は燃焼排ガス smoke
ばい煙濃度とは排気筒,煙突などから検出されるばい煙の濃さsmoke density
油煙 (ゆえん)とは油・樹脂などが不完全燃焼したときに生じる黒色で微細の炭素の粉oil soot

燃焼機器の燃焼方式用語

【 表 5 】
用語詳細・説明英語(参考)
燃焼方式とは燃料の燃やし方combustion system
予混合燃焼とはあらかじめ燃料と空気とを混合して燃焼させることpremixed combustion
拡散燃焼とはあらかじめ燃料と空気とを混合しないで燃焼させることdiffuse combustion
低空気比燃焼とは少ない過剰空気量で完全燃焼を図る燃焼方式low excess air combustion
二段燃焼とは燃焼室において燃焼用空気を二段階に分けて供給し,燃焼させる方式two stage combustion
専焼とは1種類の燃料だけを燃焼させることmono fuel combustion
混焼とは2種類以上の燃料を燃焼させることmulti fuel combustion
全一次空気燃焼とは燃焼に必要な空気の全量を一次空気として取り入れる燃焼方式totally primary air combustion system
赤火式燃焼とは燃焼に必要な空気の全量を二次空気として取り入れる燃焼方式red flame combustion,
non-aerated combustion
ブンゼン燃焼とはガスがノズルから噴射するときの運動エネルギーによって一次空気を吸い込み,混合管内で混合し,炎口で燃えるとき明確な内炎を形成し,更に,炎の周囲の空気によって燃焼する方式Bunsen combustion system
セミブンゼン燃焼とはブンゼン燃焼のうち一次空気量が比較的少ないものをいい,内炎と外炎との区別がはっきりしない燃焼方式semi Bunsen combustion system
表面燃焼とは特殊なバーナ(赤外線バーナなど)の表面で全一次空気燃焼を行わせ,その表面を高温にするような燃焼infrared surface combustion
触媒燃焼とは触媒によって,通常の燃焼温度以下にすると/又は燃焼ガスなどを浄化するような燃焼catalytic combustion
パルス燃焼とは燃焼室にガスと空気との混合物が断続的に供給され,爆発燃焼を繰り返し行わせる燃焼方式pulse combustion,
pulsating combustion
爆発燃焼とは燃焼範囲にある混合気体が急速に反応して周囲に大きな圧力の変化を引き起こす燃焼explosive combustion
しん燃焼とはしんによって灯油を吸い上げ,気化して燃焼させる方式の総称wick combustion
ポット燃焼とは油量調節器などを用いて灯油,軽油又は重油をポット内に滴下し,燃焼熱によって蒸発させてポット周囲から供給された空気と混合させ燃焼させる方式pot combustion
圧力噴霧燃焼とはポンプなどによって加圧した灯油,軽油又は重油をノズルから噴霧し,空気と接触混合させて燃焼させる方式pressure spraying combustion
ジェット噴霧燃焼とは灯油を空気噴流によって霧化し燃焼させる方式jet spraying combustion
回転霧化燃焼とは遠心力によって灯油,軽油又は重油を霧状にし,空気と混合させて燃焼させる方式rotary spraying combustion
気化燃焼とは灯油,軽油又は重油を気化室内で加熱,気化させて燃焼させる方式vaporizing combustion
白炎燃焼とは灯油,軽油又は重油の燃焼において高温分解する過程で空気を比較的少なく供給し,不透明な白い炎で燃やす燃焼white-flame combustion
青炎燃焼とは灯油,軽油又は重油の燃焼において高温分解する過程で空気を比較的多く供給し,透明な青い炎で燃やす燃焼blue-flame combustion
強制燃焼, 強制通気燃焼とは送風機を用い強制的に燃焼用空気を送り込み燃焼させる方式power burner combustion

燃焼機器の燃焼計算用語

【 表 6 】
用語詳細・説明英語(参考)
理論空気量とは燃料の完全燃焼に必要な理論上の空気量volume of theoretical air
過剰空気量とは燃焼の際に実際に供給された空気量と理論空気量との差volume of excess air
空気過剰率, (理論空気比)とは実際に使用した空気量の理論空気量に対する比excess air ratio,
excess air factor
理論燃焼ガス量とは理論空気量で完全燃焼したときに,発生する理論上の燃焼ガス量theoretical quantity of combustion gas
燃焼温度とは燃焼によって発生する燃焼ガスの温度combustion temperature
理論燃焼温度とは理論空気量で完全燃焼し,放散熱をゼロとしたときの燃焼ガスの温度theoretical combustion temperature
燃焼用空気とは燃焼に用いる空気combustion air
一次空気とは燃焼用空気を分割供給する場合において,炎口に至る前に燃料と混合する空気primary air
二次空気とは一次空気以外に供給される燃焼用空気secondary air
燃焼室負荷とは燃焼室の単位容積,単位時間当たりの燃料の発生熱量combustion chamber load
炎口負荷とは炎口の単位面積,単位時間当たりの燃料の発生熱量port loading
燃料消費量(石)とは1時間に消費する燃料を発熱量又は容積で表したもの。特に断りのない場合は,最大燃焼時の値を表すfuel input rating,
fuel consumption rate
ガス消費量(ガ)とは1時間に消費するガスを発熱量又は質量で表したもの。特に断りのない場合は,最大燃焼時の値を表す gas input rating
家庭用燃焼機器の規格 用語集 一覧表

家庭用燃焼機器用語関連 主なJIS規格 一覧

【 表 7 】
規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JISK2170再生重油JISK2171バイオ再生重油
JISK2203灯油の規格JISK2204軽油の規格
JISK2205 重油の規格JISK2240 液化石油ガス(LPガス)
JISZ1710灯油用ポリエチレンかんの規格JISZ1602金属板製18リットル缶

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