燃料関係用語集 用語の説明と定義 種類 英語・読み方・意味|JIS 更新情報

燃焼機器の燃料関係用語の規格についてのまとめ一覧表 燃料用語の規格での名称の説明と定義・英語・単語・読み方・基本用語・種類・基礎知識に関して解説!

燃料関係用語 規格一覧表

燃焼機器の燃料用語

燃料用語

家庭用燃焼機器用語の規格は,気体燃料と液体燃料を使用する燃焼機器のうち,主として一般家庭用の燃焼機器に関する用語とその定義について規定する。

  • 用語と定義は,次による。
  • なお,参考のために対応英語を示す。また,この規格で一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある場合は,記載している順序に従って,優先使用する。
  • 注記1 用語に丸括弧( )の付いた用語は,省略語又は慣用語として,特に混乱又は誤解が生じない場合は使用してもよい。用語の下の丸括弧の平仮名書きは読み方を示す。
  • 注記2 定義欄の下線が付いた用語は,この規格に規定してある用語であることを示す。
  • 注記3 用語欄と対応英語欄に掲げる(ガ),(石)は,ガス機器又は石油機器の分野ごとに用語の表現があることを示す。

燃料の用語

用語詳細・説明英語(参考)
燃料 とは容易に燃焼し,その燃焼熱を利用する物質の総称fuel
気体燃料 とは主として可燃性気体からなる燃料。都市ガス,液化石油ガス,アセチレンなどがあるgaseous fuel
液体燃料 とは常温常圧で液体又は液状で取り扱う燃料。灯油,軽油,重油,アルコールなどがあるliquid fuel
家庭用燃料 とは主として一般家庭などで使用される燃料。都市ガス,液化石油ガス,灯油などがあるfuel for domestic use
GTL燃料 とは天然ガスを一酸化炭素と水素との合成ガスに転化した後,フィッシャー・トロプシュ合成と水素化分解によって生成する液体燃料。GTL灯油,GTL軽油などがあるGTL (gas to liquids) fuel
可燃性ガス とは空気中において燃焼することができる気体combustible gas
ガス とは都市ガス,液化石油ガスなどの気体燃料gas
都市ガス とは家庭,工場などへ配管によって供給される燃料で,ガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループのガスutility gas
天然ガス とは天然に産出するメタンを主成分とする可燃性ガスの総称natural gas
液化天然ガス, LNG とは冷却,液化した状態の天然ガス。常圧で-160 °C前後の低温であるliquefied natural gas (LNG)
液化石油ガス, LPガス とはプロパン,プロピレン,ブタンなどを主成分とし,常温において圧縮すれば容易に液化するガスliquefied petroleum gas (LPG)
い号液化石油ガス,液化石油ガス1種1号 とはプロパンとプロピレンの合計量の含有率が80 %以上,エタンとエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブタジエンの含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。

注記液化石油ガスの保安の確保と取引の適正化に関する法律施行規則(以下,液化石油ガス法という。

)では“い号液化石油ガス”,JIS K 2240では“液化石油ガス1種1号”と呼ばれる
No.1-liquefied petroleum gas
ろ号液化石油ガス,液化石油ガス1種2号 とはプロパンとプロピレンの合計量の含有率が60 %以上80 %未満,エタンとエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブタジエンの含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。

注記液化石油ガス法では“ろ号液化石油ガス”,JIS K 2240では“液化石油ガス1種2号”と呼ばれる

No.2-liquefied petroleum gas
は号液化石油ガス,液化石油ガス1種3号 とはプロパンとプロピレンの合計量の含有率が60 %未満,エタンとエチレンの合計量の含有率が5 %以下,ブタジエンの含有率が0.5 %以下の液化石油ガス。

注記液化石油ガス法では“は号液化石油ガス”,JIS K 2240では“液化石油ガス1種3号”と呼ばれる

No.3-liquefied petroleum gas
プロパンガス とはプロパンを主成分とする液化石油ガス。家庭用燃料として用いられるpropane
ブタンガス とはブタンを主成分とする液化石油ガス。一般家庭のほか工業用又は自動車用の燃料として用いられるbutane
石油 とは地下から天然に産出する液状の炭化水素(原油)を精製したガソリン,灯油,軽油,重油などの総称。狭義には,灯油だけを石油と呼ぶ場合があるoil,
kerosene,
petroleum
灯油 とは原油蒸留の際,ガソリンと軽油との間に留出する沸点範囲150 °C~250 °C程度の留分。JIS K 2203 灯油の規格に規定する灯油kerosene
JIS 1号灯油 とは含有される硫黄分が少なく,無色透明の灯油。家庭用燃料として広く使用されている。JIS K 2203 灯油の規格に規定する1号灯油No.1-kerosene
JIS 2号灯油 とはJIS 1号灯油に比べて留出温度が高く,含有する硫黄分が多い灯油。JIS K 2203 灯油の規格に規定する2号灯油No.2-kerosene
GTL灯油 とはGTL燃料のうち,沸点範囲150 °C~250 °C程度の留分。灯油の代替品として使用されているGTL (gas to liquids) kerosene
不純灯油 とは異種の油などが混入した灯油contaminated kerosene
変質灯油 とは紫外線,温度などによって酸化が促進されて変質した灯油 poor quality kerosene
軽油 とは原油蒸留の際,灯油留分の次に留出する沸点範囲200 °C~350 °C程度の留分。JIS K 2204 軽油の規格に規定する軽油gas oil,
light oil
重油 とは原油蒸留の際,軽油留分の次に留出する沸点範囲350 °C程度以上の留分。JIS K 2205 重油の規格に規定する重油。1種(A重油),2種(B重油)と3種(C重油)に分類される heavy oil

燃料に関する物性値などの用語

用語詳細・説明英語(参考)
ガスグループ とは都市ガスの種類を表す区分。都市ガスを燃焼性によってグループ分けしたもので,ガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令では7種類に決められているgas family,
gas group
燃焼性 とは燃焼に関する燃料の特性。特にガスの場合は,ガスの比重,発熱量,燃焼速度によって決まるガスの特性で,ガスとガス燃焼機器との適合性を示す指標となるcombustion characteristics
燃焼速度 とは静止混合気中に炎が火炎面に垂直の方向に移動していく速度combustion speed,
burning velocity
火炎伝ぱ(播)速度 とは混合気の流れに関係なく,炎が移動する見掛けの速度flame speed,
flame velocity
着火性 とは火付きの良否flammability
引火点 とは空気中で可燃性蒸気を発生する液体の気相部に炎が触れたとき燃焼が起こるのに必要な液体の最低温度flash point
着火温度 とは燃料を空気又は酸素のあるところで徐々に温度を上げたとき,自己発熱燃焼を開始する最低温度ignition temperature
爆発限界, 可燃限界 とは可燃性ガスと空気又は酸素との一様な混合気の一端に点火したとき,混合気中に火炎が伝ぱし得る限界の可燃性ガスの容積百分率。上限,下限があるexplosion limit,
flammability limits
ウォッベ指数 とはガスの燃焼性を表す指標の一つで,ガスの総発熱量を比重(相対密度)の平方根で除した値。ガスのウォッベ指数は,次の式で求められる。 dHWIここに, WI: ガスのウォッベ指数(MJ/m3 ) H: ガスの総発熱量(MJ/m3 ) d: ガスの空気に対する比重 Wobbe Index
MCP とはガスの燃焼速度指数標の一つで,ガス組成の成分分析によって実験式から推算された混合ガスの最高燃焼速度に近似した値maximum combustion potential
家庭用燃焼機器の規格 用語集 一覧表

家庭用燃焼機器用語関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JISK2170再生重油JISK2171バイオ再生重油
JISK2203灯油の規格JISK2204軽油の規格
JISK2205 重油の規格JISK2240 液化石油ガス(LPガス)
JISZ1710灯油用ポリエチレンかんの規格JISZ1602金属板製18リットル缶

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