JIS B 0203 管用テーパねじ|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS B 0203 管用テーパねじの日本産業規格 JISB0203の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS B0203:1999の規格は,管用テーパねじについて規定。管,管用部品,液体機器などの接合においてねじ部の耐密性を目的とするねじに適用。
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管用テーパねじ 規格 一覧表

管用テーパねじの一覧
最新 JIS B0203 規格の詳細 更新日 情報
JIS B 0203:1999の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS B0203 | JIS改正 最新・更新日 | 1999年03月20日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 管用テーパねじ | ||
| 英語訳 | Taper pipe threads | ||
| 対応国際規格 ISO | ISO 7-1 : 1994 Pipe threads where pressure-tight joints are made on the threads-Part 1:Dimensions tolerances and designation | ||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1952年03月08日 |
| 略語・記号 | No | JIS B0203:1999 | |
| ICS | 21.040.30 | JISハンドブック | ねじI:2019,配管I:2019 |
| 改訂 履歴 | 1952-03-08 (制定),1955-03-05 (改正),1958-03-03 (改正),1958-12-18 (改正),1959-03-30 (改正),1962-03-20 (確認),1962-09-01 (改正),1965-09-01 (確認),1966-03-01 (改正),1970-10-01 (確認),1973-10-01 (確認),1976-10-01 (確認),1979-12-01 (確認),1982-03-01 (改正),1992-10-01 (確認),1999-03-20 (改正),2005-01-20 (確認),2009-10-01 (確認),2014-10-20 (確認),2019-10-21 (確認) | ||
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,管用(1)テーパねじについて規定したもので,管,管用部品,流体機器などの接合において,ねじ部の耐密性を主目的とするねじ(2)に適用する。
なお,ねじの呼びPT31/2とPT7~PT12の管用テーパねじ,並びにPS31/2とPS7~PS12の管用平行めねじは,附属書(規定)による。
注(1) 「くだよう」と読む。
(2) 油井管その他,特定のもののねじには適用しない。
備考1. ねじは,この規格の本体に規定するものを優先して使用する。
備考2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 7-1:1994,Pipe threads where pressure-tight joints are made on the threads — Part 1: Dimensions, tolerances and designation
引用規格 [2]
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101ねじ用語
JIS B 0202管用平行ねじ
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
定義 [3]
この規格で用いる主な用語の定義はJIS B 0101 によるほか,次による。
- a) 基準径 (gauge diameter) 基準面におけるおねじの外径又はめねじの谷の径。
- b) 主円すい (major cone) テーパおねじの山の頂又はテーパめねじの谷底に接する仮想的な円すい。
- c) 基準面(基準径の位置) (gauge plane) 主円すいが基準径をもつ位置における,テーパねじの軸線に垂直な面。
- d) 基準長さ (gauge length) おねじの基準面からねじの小径端までの距離。
- e) 参照面 (reference plane) ねじの検査においてゲージの読みを容易にするための,めねじを切った部分とおねじを切った部分の可視面。
- f) 完全ねじ部 (complete thread) 山の頂と谷底とが完全な形状になっているねじの部分。
- g) 不完全ねじ部 (incomplete thread) 谷底は完全な形状であるが,製品の円筒面との干渉によって山の頂が切り取られたねじの部分。
- h) 切上げねじ部 (washout thread ; vanish thread) 谷底が完全な形状でないねじの部分。
- i) 有効ねじ部 (useful thread) 完全ねじ部に不完全ねじ部を加えたもの。切上げねじ部は加えない。
- j) 接合しろ (fitting allowance) 許容差上限のめねじと接合するための,おねじの基準面からの有効ねじ部の長さ。
- k) 工具締めしろ (wrenching allowance) 手締めの位置からの工具締めに必要な,おねじを切った部分の端部とめねじを切った部分との相対運動を受け入れるための有効ねじ部の長さ。接合しろから,めねじの基準面の位置の許容差上限を減じて得られる。
備考 おねじの基準面は,ねじの小径端から基準長さの位置にある。めねじの基準面は,ねじを切った部分の端面の位置にある。
めねじについては,ねじを切った部分の端面であり,おねじについては,おねじを切った部分の小径端である。
備考 1ピッチ相当の長さ以下のねじ端の面取りは,完全ねじに含める。
備考 切上げねじは,ねじ切り工具の端部の食付き部によって生ずる。
備考 めねじをもつ部品は,ぬすみのある場合を除き,接合しろを受け入れるのに十分な長さがあるはずである。
種類 [4]
管用テーパねじの種類は,管用テーパおねじ,管用テーパめねじと管用平行めねじ(3)とする。
注(3) この管用平行めねじは,管用テーパおねじに対して使用するもので,JIS B 0202 に規定する管用平行めねじとは寸法許容差が異なる。
形状・寸法と寸法許容差 [5]
基準山形,基準寸法と寸法許容差 [5.1]
管用テーパねじの基準山形,基準寸法と寸法許容差は,付表1による。
おねじの長さ [5.2]
おねじの有効ねじ部の長さは,基準長さの最小値に接合しろを加えたもの以上でなくてはならない。
めねじの長さ [5.3]
テーパめねじを切った部品は,基準面からの有効ねじ部の長さが,基準長さの最大値に工具締めしろを加えたおねじの長さ以上でなくてはならない。また,平行めねじを切った部品は,端面からの有効ねじ部の長さが,基準長さの最大値に接合しろを加えたおねじの長さ以上でなくてはならない。
ぬすみのある場合のめねじの長さ [5.4]
ぬすみのある場合のめねじの有効ねじ部の最小長さは,基準長さの最小値に接合しろを加えたおねじの長さの80%以上でなくてはならない。
参考 この規格の管用平行めねじと,JIS B 0202 に規定する管用平行おねじとを組み合わせる場合は,関連する製品規格でめねじの寸法許容差を考慮しなければならない。
このようなねじの組合せでは,耐密性を確保できないことがある。
表し方 [6]
この規格の本体によるねじの表し方は,付表1に示すねじの呼びによる。ただし,記号Rはテーパおねじを示し,テーパめねじはRc,平行めねじはRpの記号を用いて表す。
左ねじの場合は,それらの後にLHの記号をつける。
例1. テーパおねじの場合 R11/2
例2. テーパめねじの場合 Rc11/2
例3. 平行めねじの場合 Rp11/2
例4. 左ねじの場合 R11/2LH
検査 [7]
この規格によって製作したねじの検査は,原則としてJIS B 0253に規定するテーパねじゲージによる。
テーパねじ 関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS B 0203 | 管用テーパねじ | JIS B 0253 | 管用テーパねじゲージ |
| JIS B 0262 | テーパねじゲージの検査方法 | JIS B 4446 | 管用テーパねじ用タップ |
| JIS B 4456 | 管用テーパねじ用ねじ切り丸ダイス | JIS R 7202 | 人造黒鉛丸形電極のテーパねじの角度と有効径測定方法 |
