JIS K 5621 一般用さび止めペイント|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS K 5621 一般用さび止めペイントの日本産業規格 JISK5621の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS K5621:2019の規格は,さび止め顔料に鉛系及びクロム系成分を使用しないで,一般的な環境下での鉄鋼製品などのさび止めに用いる一般用さび止めペイントについて規定。JIS K 5674に規定する鉛・クロムフリーさび止めペイントは除く。
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一般用さび止めペイント 規格 一覧表
最新 JIS K5621 規格の詳細 更新日 情報
JIS K 5621:2019の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
JIS規格番号 | JIS K5621 | JIS改正 最新・更新日 | 2019年03月20日 |
---|---|---|---|
規格名称 | 一般用さび止めペイント | ||
英語訳 | Anticorrosive paints for general use | ||
対応国際規格 ISO | |||
主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1952年04月14日 |
略語・記号 | No | JIS K5621:2019 | |
ICS | 87.040 | JISハンドブック | |
改訂 履歴 | 1952-04-14 (制定),1955-04-14 (確認),1958-04-14 (確認),1960-04-01 (改正),1963-04-15 (確認),1966-04-01 (確認),1967-09-01 (改正),1970-07-01 (確認),1972-10-01 (改正),1976-03-01 (確認),1979-05-01 (確認),1984-10-01 (改正),1991-02-01 (確認),1992-11-01 (改正),2002-03-20 (改正),2003-03-20 (改正),2003-11-20 (改正),2008-01-20 (改正),2012-10-22 (確認),2018-10-22 (確認),2019-03-20 (改正) |
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
JIS K5621:2019 目次
- 序文
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 用語と定義
- 4 種類
- 5 品質
- 6 見本品
- 7 試験方法
- 7.1 サンプリング
- 7.2 試験用試料の検分と調製
- 7.3 試験の一般条件
- 7.4 容器の中の状態
- 7.5 低温安定性
- 7.6 塗装作業性
- 7.7 表面乾燥性
- 7.8 塗膜の外観
- 7.9 上塗り適合性
- 7.10 耐屈曲性
- 7.11 付着安定性
- 7.12 サイクル腐食性
- 7.13 加熱残分
- 7.14 屋外暴露耐候性
- 7.15 塗膜からのホルムアルデヒド放散等級
- 8 検査
- 9 表示
- 附属書A(規定)フィルムアプリケータ塗装
- 附属書B(参考)一般用さび止めペイントの試験に必要な試験板と試験日数
適用範囲 [1]
この規格は,さび止め顔料に鉛系とクロム系成分を使用しないで,一般的な環境下での鉄鋼製品などのさび止めに用いる一般用さび止めペイントについて規定する。ただし,JIS K 5674に規定する鉛・クロムフリーさび止めペイントは除く。
引用規格 [2]
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 3141 冷間圧延鋼板と鋼帯
JIS G 3303 ぶりきとぶりき原板
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS H 4000 アルミニウムとアルミニウム合金の板と条
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5516 合成樹脂調合ペイント
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法-第1部:通則-第1節:試験一般(条件と方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法-第1部:通則-第2節:サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法-第1部:通則-第3節:試験用試料の検分と調製
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法-第1部:通則-第4節:試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法-第1部:通則-第5節:試験板の塗装(はけ塗り) JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法-第1部:通則-第6節:養生並びに試験の温度と湿度
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法-第1部:通則-第7節:膜厚
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法-第1部:通則-第8節:見本品
JIS K 5600-2-7 塗料一般試験方法-第2部:塗料の性状・安定性-第7節:貯蔵安定性
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法-第3部:塗膜の形成機能-第2節:表面乾燥性(バロチニ法)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法-第4部:塗膜の視覚特性-第3節:色の目視比較
JIS K 5600-5-1 塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第1節:耐屈曲性(円筒形マンドレル法)
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法-第6部:塗膜の化学的性質-第1節:耐液体性(一般的方法) JIS K 5600-7-6 塗料一般試験方法-第7部:塗膜の長期耐久性-第6節:屋外暴露耐候性
JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法-第7部:塗膜の長期耐久性-第7節:促進耐候性と促進耐光性(キセノンランプ法)
JIS K 5600-7-9 塗料一般試験方法-第7部:塗膜の長期耐久性-第9節:サイクル腐食試験方法-塩水噴霧/乾燥/湿潤
JIS K 5600-8-1 塗料一般試験方法-第8部:塗膜劣化の評価-欠陥の量,大きさと外観の変化に関する表示-第1節:一般原則と等級
JIS K 5600-8-2 塗料一般試験方法-第8部:塗膜劣化の評価-第2節:膨れの等級
JIS K 5600-8-3 塗料一般試験方法-第8部:塗膜劣化の評価-第3節:さびの等級
JIS K 5600-8-5 塗料一般試験方法-第8部:塗膜劣化の評価-第5節:はがれの等級
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法-第1部:通則-第1節:試験一般(条件と方法) JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法-第1部:通則-第2節:加熱残分
JIS K 5601-4-1 塗料成分試験方法-第4部:塗膜からの放散成分分析-第1節:ホルムアルデヒド放散量の求め方
JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント
JIS K 5674 鉛・クロムフリーさび止めペイント
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3202 フロート板ガラスと磨き板ガラス
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS S 6050 プラスチック字消し
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
用語と定義 [3]
この規格で用いる主な用語と定義は,JIS K 5500による。
種類 [4]
種類は,次によって区分する。
- a) 1種 屋内外における鉄鋼製品に用いるボイル油系さび止め塗料。
- b) 2種 屋内外における鉄鋼製品に用いる有機溶剤を揮発成分とする液状・自然乾燥性のさび止め塗料。
- c) 3種 屋内外における鉄鋼製品に用いる速乾性があり,短期間の屋外暴露耐候性をもつ有機溶剤を揮発成分とする液状・自然乾燥性のさび止め塗料。
- d) 4種 屋内における鉄鋼製品に用いる水を主要な揮発成分とする液状・自然乾燥性のさび止め塗料。
さび止め 関連 主なJIS規格 一覧
規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
---|---|---|---|
JIS K 2510 | 潤滑油-さび止め性能試験方法 | JIS K 5551 | 構造物用さび止めペイント |
JIS K 5621 | 一般用さび止めペイント | JIS K 5674 | 鉛・クロムフリーさび止めペイント |
JIS Z 0303 | さび止め包装方法通則 |