JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定

JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)の日本産業規格 JISC0920の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS C0920:2003の規格は,定格電圧が72.5kV以下の電気機器の外郭による保護等級の分類について規定。

電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 規格 一覧表

JIS C 0920

電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)の一覧

最新 JIS C0920 規格の詳細 更新日 情報

JIS C 0920:2003の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS C0920 JIS改正 最新・更新日 2003年07月20日
規格名称 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
英語訳 Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)
対応国際規格 ISO
対応国際規格 IECIEC 60529:2001(IDT)
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1968年03月01日
略語・記号 No JIS C0920:2003
ICS 13.260,29.020JISハンドブック 電気設備I:2019,電気安全:2019
改訂 履歴 1968-03-01 (制定),1971-03-01 (確認),1971-10-01 (改正),1974-09-01 (確認),1978-04-01 (改正),1982-02-01 (改正),1987-06-01 (確認),1993-07-01 (改正),1998-06-20 (確認),2003-07-20 (改正),2008-10-01 (確認),2013-10-21 (確認),2018-10-22 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

JIS C0920:2003 目次

  • 序文
  • 1. 適用範囲
  • 2. 引用規格
  • 3. 定義
  •  3.1 外郭 (enclosure)
  •  3.2 直接接触 (Direct contact)
  •  3.3 保護等級 (Degree of protection)
  •  3.4 IPコード (IP Code)
  •  3.5 危険な箇所 (Hazardous part)
  •  3.6 外郭による危険な箇所への接近に対する保護 (Protection provided by an enclosure againstaccess to hazardous parts)
  •  3.7 危険な箇所への接近に対する保護のための適正な空間距離 (Adequate clearance for protectionagainst access to hazardous parts)
  •  3.8 近接プローブ (Access probe)
  •  3.9 固形物プローブ (Object probe)
  •  3.10 開口部 (Opening)
  • 4. 指定方法
  •  4.1 IPコードの構成
  •  4.2 IPコードの要素とその意味
  •  4.3 IPコードにおける文字の使用例
  • 5. 第一特性数字で表される危険な箇所への接近と外来固形物に対する保護等級
  •  5.1 危険な箇所への接近に対する保護
  •  5.2 外来固形物に対する保護
  • 6. 第二特性数字で表される水の浸入に対する保護等級
  • 7. 付加文字で表される危険な箇所への接近に対する保護等級
  • 8. 補助文字
  • 9. IPコードによる表示例
  •  9.1 オプションの文字を使用しない場合
  •  9.2 オプションの文字を使用する場合
  • 10. 表示
  • 11. 試験の一般的要求事項
  •  11.1 水とじんあいに対する試験時の大気の状態
  •  11.2 被試験品
  •  11.3 試験条件の適用と試験結果の解釈
  •  11.4 第一特性数字に対する試験条件の組合せ
  •  11.5 外郭の内部に機器を入れない場合(外郭単独の場合)
  • 12. 第一特性数字によって表される危険な箇所への接近に対する保護に関する試験
  •  12.1 近接プローブ
  •  12.2 試験条件
  •  12.3 適合条件
  • 13. 第一特性数字によって表される外来固形物に対する保護の試験
  •  13.1 試験用器具
  •  13.2 第一特性数字1,2,3と4に対する試験条件
  •  13.3 第一特性数字1,2,3と4に対する適合条件
  •  13.4 第一特性数字5と6に対するじんあい試験
  •  13.5 第一特性数字5に対する特定条件
  •  13.6 第一特性数字6に対する特定条件
  • 14. 第二特性数字によって表される水に対する保護等級の試験
  •  14.1 試験装置
  •  14.2 試験条件
  •  14.3 適合条件
  • 15. 付加文字によって表される危険な部分への接近に対する保護のための試験
  •  15.1 試験用器具(近接プローブ)
  •  15.2 試験条件
  •  15.3 適合条件
  • 附属書A(参考)低圧機器における危険な箇所への接近に対する保護のIPコード化検証方法の具体例 27
  • 附属書B(参考)個別製品規格で規定する事項
  • 附属書1(参考)制御機器の油に対する保護等級
  • 附属書2(参考)照明器具の高温・高湿に対する保護等級

適用範囲 [1]

この規格は,定格電圧が72.5 kV以下の電気機器の外郭による保護等級の分類について規定する。この規格の目的を,次に示す。

  • a) 電気機器の外郭による保護等級の分類についての定義を,次に示す。
  • 1) 外郭内の危険な箇所へ接近することに対する人体の保護。
  • 2) 外部からの固形物の侵入に対する外郭内の電気機器の保護。
  • 3) 水の浸入による有害な影響に対する外郭内の電気機器の保護。
  • b) a) の保護等級の指定方法を規定する。
  • c) 保護等級を指定するための要求事項を規定する。
  • d) この規格で規定する要求事項に外郭が適合するかどうか,検証するための試験方法を規定する。
  • 各電気機器の規格における実際の保護構造の等級分類の内容と適用上の解釈などは,個別製品規格の責任において行われることになるが,その電気機器に対する保護構造の等級の検証のための試験方法と判定条件の内容は,この規格で規定する事項と相違しないことが必要である。必要に応じて個別製品規格において補足規定を設けてもよい。個別製品規格で規定すべき事項の概要を指針として附属書B(参考)に示す。

    また,特定の電気機器については安全上同等以上のレベルであれば,個別製品規格において異なる基準を採用してもよい。

    この規格でいう外郭とは,この規定以外の点では個別製品規格で規定する正常な使用条件に適合するものであり,また,外郭の材料と仕上がり状態は,通常の使用状態で表示した保護等級を維持できることを前提としている。

    この規格は,保護する対象の内蔵される電気機器について,試験条件一般の規定に適合する場合であり,更に特定の保護構造をもつものであれば,内部に電気機器がない外郭についても適用できる。

次に示すような周囲環境条件下における外郭の保護と外郭内の電気機器の保護並びに外郭外で動いている危険な箇所(ファンなど)への接触に対する保護については,各個別製品規格で規定する事項である。 - 機械的衝撃

- 腐食

- 腐食性溶剤(例えば,切削液)

- かび

- 昆虫

- 日射

- 氷結

- 水滴(凝縮などによって生じる。) - 爆発性雰囲気

人に対する安全のための外郭外側に設けるバリヤと隔壁については,外郭の一部とはみなさず,この規格では規定しない。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。

IEC 60529 : 2001 Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) (IDT)

引用規格 [2]

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格を構成するものであり,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS C 0010 環境試験方法-電気・電子-通則

備考 IEC 60068-1:1988 Environmental testing―Part 1 : General and guidanceが,この規格と一致している。

IEC 60050-195:1998 International Electrotechnical Vocabulary (IEV) : Part 195 : Earthing and protection against electric shock IEC 60050 (826):1992 International Electrotechnical Vocabulary (IEV) : Chapter 826 : Electrical installations of buildings IEC 60068-2-68:1994 Environmental testing―Part 2 : Tests―Test L : Dust and sand IEC 60071-2:1996 Insulation co-ordination―Part 2 : Application guide

定義 [3]

この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

外郭 (enclosure) [3.1]

ある種の外部からの影響に対して,内部の電気機器を保護する部分であり,また,あらゆる方向からの直接接触に対して保護するために設けられた部分 [IEC 60050 (826) IEV 826-03-12]。

備考 この規格では次のことを説明する必要があり,現行の電気技術用語 [IEV (International Electro-technical Vocabulary)] から引用した。

1 外郭は,危険な箇所から人体又は家畜を保護するためのものである。

2. この規格において,バリヤ,開口部の形状と外郭の附属部分となるか外郭内の電気機器の一部となる部分で,検査プローブを使用しての検証に影響を与える部分については,かぎ又は工具を使用せずに取り外せるものを除き,外郭の一部とみなす。

直接接触 (Direct contact) [3.2]

人又は家畜の充電部への接触 (IEV 826-03-5)。

備考 このIEV用語は,参考として示す。この規格においては,「直接接触」は「危険な箇所への接近」に置き換えて使用している。

保護等級 (Degree of protection) [3.3]

外郭による,危険な箇所への接近,外来固形物の侵入と/又は水の浸入に対する保護の度合。標準化された試験方法によって検証される。

IPコード (IP Code) [3.4]

外郭による,危険な箇所への接近,外来固形物の侵入,水の浸入に対する保護等級とそれらの付加的事項などをコード化して表すシステム。

危険な箇所 (Hazardous part) [3.5]

接近又は接触すると危険な部分。

[3.5.1] 危険な充電部 (Hazardous live part)

あらゆる外部条件において,感電を生じるおそれがある充電部【IEC 60050-195, IEV 195-06-05参照】。

[3.5.2] 危険な機構部分 (Hazardous mechanical part)

接触すると危険な可動部分。ただし,滑らかに回転する軸を除く。

外郭による危険な箇所への接近に対する保護 (Protection provided by an enclosure against access to hazardous parts) [3.6]

次の事項に対する人体の保護。

- 危険な低圧充電部への接触

- 危険な機構部分への接触

- 外郭内での危険な高圧充電部への適正な空間距離以下の接近

備考 この場合の保護は,次によって行われる。

- 外郭自体による保護

- 外郭の一部をなすバリヤと外郭内に確保される間隔。

参考 「高圧」は我が国では,特別高圧を含む。

危険な箇所への接近に対する保護のための適正な空間距離 (Adequate clearance for protection against access to hazardous parts) [3.7]

危険な箇所への接触又は接近を避けるための検査プローブと危険な箇所との間隔。

近接プローブ (Access probe) [3.8]

所定の使用方法で人体の一部,又は人が保持する工具などを模擬した,危険な箇所からの適正な空間距離を検証するための検査プローブ。

固形物プローブ (Object probe) [3.9]

外来固形物を模擬した,外郭内への固形物の侵入の度合いを検証するための検査プローブ。

開口部 (Opening) [3.10]

外郭上に存在するか又は規定の押圧力によって検査プローブを押付けたときに生じる外郭上の間隔又はすき間。

電気機械器具 関連 主なJIS規格 一覧

規格番号 規格名称 規格番号 規格名称
JIS C 0920電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)JIS C 0922電気機械器具の外郭による人体と内部機器の保護-検査プローブ
JIS C 60079-1爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第1部:耐圧防爆構造「d」JIS C 60079-10爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第10部:危険区域の分類
JIS C 60079-11爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第11部:本質安全防爆構造「i」JIS C 60079-14爆発性雰囲気で使用する電気機械器具―第14部:危険区域内の電気設備(鉱山以外)
JIS C 60079-15爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第15部:タイプ「n」防爆構造JIS C 60079-18爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第18部:樹脂充てん防爆構造「m」
JIS C 60079-2爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第2部:内圧防爆構造「p」JIS C 60079-25爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第25部:本質安全システム
JIS C 60079-6爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第6部:油入防爆構造「o」JIS C 60079-7爆発性雰囲気で使用する電気機械器具-第7部:安全増防爆構造「e」

一般、電線・ケーブル、電線管・ダクト・附属品、バッテリー

一般、電線・ケーブル、配線器具、電気機械器具、電気応用機械器具、電子応用機械器具

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