JIS K 2235 石油ワックス|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS K 2235 石油ワックスの日本産業規格 JISK2235の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS K2235:2009の規格は,工業用の石油ワックスについて規定。
ページコンテンツ
石油ワックス 規格 一覧表

石油ワックスの一覧
最新 JIS K2235 規格の詳細 更新日 情報
JIS K 2235:2009の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS K2235 | JIS改正 最新・更新日 | 2009年02月20日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 石油ワックス | ||
| 英語訳 | Petroleum waxes | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1957年12月18日 |
| 略語・記号 | No | JIS K2235:2009 | |
| ICS | 75.140 | JISハンドブック | 石油:2019 |
| 改訂 履歴 | 1957-12-18 (制定),1960-11-25 (確認),1961-07-01 (改正),1964-07-01 (確認),1968-02-01 (確認),1971-07-01 (確認),1974-11-01 (確認),1978-04-01 (確認),1980-03-01 (改正),1985-10-01 (確認),1991-10-01 (改正),2002-05-20 (確認),2006-10-20 (確認),2009-02-20 (改正),2013-10-21 (確認),2018-10-22 (確認) | ||
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,工業用の石油ワックス(以下,ワックスという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格は,付表1に示す。
備考2. この規格の中で{ }を付けて示してある単位と数値は,従来単位によるものであって,規格値である。
なお,これらの従来単位と数値は,平成7年4月1日以降参考とする。
用語の定義 [2]
この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) パラフィンワックス 減圧蒸留留出油から分離精製した常温において固形のワックス。 (2) マイクロクリスタリンワックス(以下,マイクロワックスという。) 減圧蒸留の残さ(渣)油又は重質留出油から分離精製した常温において固形のワックス。 (3) ペトロラタム 減圧蒸留残さ油から分離精製した常温において半固形のワックス。 (4) 融点 パラフィンワックスの場合は,溶融した試料を規定の条件で放冷したとき,試料の温度降下速度が規定の速度以下になったときの温度。マイクロワックスとペトロラタムの場合は,温度計に付着固化させた一定量の試料を規定条件で加熱し,その初滴が温度計から落下したときの温度。
(5) 針入度 パラフィンワックスとマイクロワックスの硬さを表すもので,規定条件下で試料中に規定の針が垂直に進入する深さを表し,0.1mmを1単位とする。 (6) 油分 -32°Cにおける試料のメチルエチルケトン溶解量。質量%で表す。
(7) ちょう度 ペトロラタムの硬さを表すもので,規定条件下で試料中に規定の円すいが垂直に進入する深さを表し,0.1mmを1単位とする。
種類 [3]
ワックスは,パラフィンワックス,マイクロワックスとペトロラタムに分ける。さらに,パラフィンワックスは融点によって表1のとおり8種類に,マイクロワックスは融点によって表2のとおり5種類に,ペトロラタムは色によって表3のとおり4種類に細分する。
品質 [4]
ワックスは,石油から分離精製された,常温において固形又は半固形の各種炭化水素の混合物で,5.で試験を行ったとき,表1~3の規定に適合しなければならない。
また,食品包装用のものは,通常の使用状態で,食品を汚染するような物質を含んでいてはならない。
| 種類 (1) | 融点°C | 針入度 | 反応 | 油分 質量% | セーボルト色 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (25°C) | (35°C) | |||||
| 120P | 48.9以上 51.7未満 | 30以下 | - | 中性 | 0.8以下 | +26以上 |
| 125P | 51.7以上 54.4未満 | 25以下 | 0.5以下 | +28以上 | ||
| 130P | 54.4以上 57.2未満 | - | 50以下 | |||
| 135P | 57.2以上 60.0未満 | 40以下 | ||||
| 140P | 60.0以上 62.7未満 | 30以下 | ||||
| 145P | 62.7以上 65.5未満 | 25以下 | ||||
| 150P | 65.5以上 68.3未満 | |||||
| 155P | 68.3以上 71.0未満 | |||||
| 注(1) 融点範囲の下限値°Cを゚Fに換算した数字にパラフィンのPを付けたもの。 | ||||||
| 種類 (2) | 融点°C | 針入度(25°C) | 反応 | 油分質量% | ASTM色 |
|---|---|---|---|---|---|
| 150M | 60.0以上68.3未満 | 50以下 | 中性 | 5以下 | 2.5以下 |
| 160M | 68.3以上76.6未満 | 40以下 | |||
| 170M | 76.6以上82.1未満 | 3以下 | 2以下 | ||
| 180M | 82.1以上87.8未満 | 30以下 | |||
| 190M | 87.8以上 | 2以下 | 1以下 | ||
| 注(2) 融点範囲内の値°Cを゚Fに換算した数字にマイクロのMを付けたもの。 | |||||
| 種類 | 反応 | 引火点°C | 動粘度(100°C)mm2/s{cSt} | 融点°C | ちょう度 | 全酸価mgKOH/g | ASTM色 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1号 | 中性 | 190以上 | 15~30 | 45~80 | 80~140 | 0.1以下 | 6.5Dil以下 |
| 2号 | 8.0以下 | ||||||
| 3号 | 10~20 | 140~210 | 4.5以下 | ||||
| 4号 | 3.0以下 | ||||||
| 備考 1mm2/s=1cSt 参考 ペトロラタム1~4号の通称は,次のとおりである。 | |||||||
| 種類 | 通称(参考) |
|---|---|
| 1号 | ダークグリーン |
| 2号 | グリーン |
| 3号 | アンバー |
| 4号 | ライトアンバー |
試験方法 [5]
試験器一般 [5.1]
通常の使用状態において,危険が生じるおそれがなく,十分に耐久性をもち,形状が正しく,組立てが良好で,容易に機械的・電気的な故障を生じないこと。
試料の採取方法 [5.2]
[5.2.1] 溶融状態の場合
JIS K 2251による。
[5.2.2] 荷造りされた塊状又は板状品の場合
JIS K 2251の4.2.4(荷造品からの一次試料採取個数)に規定された方法によって荷造り容器を抜き取り,この容器からJIS K 2251の8.5(固形パラフィン採取方法)によって試料を削り採る。
[5.2.3] 粉状又は粒状品の場合
JIS M 8100による。
[5.2.4] 荷造りされたペトロラタムの場合
JIS K 2251の8.3(グリース採取方法)による。 参考 この規格に規定された各性状を測定するのに必要な試料の量は,概略次のとおりである。
パラフィンワックス
250~300g
マイクロワックス
200~250g
ペトロラタム(ちょう度200以下)
約1,000g
ペトロラタム(ちょう度200以上)
約2,000g
石油 関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS B 7410 | 石油類試験用ガラス製温度計 | JIS B 7525-2 | 浮ひょう-第2部:液化石油ガス用浮ひょう型密度計 |
| JIS B 7995 | 原油と石油製品中の硫黄分自動計測器 | JIS B 8042-5 | ガスタービン-調達仕様-第5部:用途-石油と天然ガス工業用 |
| JIS B 8242 | 液化石油ガス(LPガス)用横置円筒形貯槽-構造 | JIS B 8245 | 液化石油ガス容器用弁 |
| JIS B 8501 | 鋼製石油貯槽の構造(全溶接製) | JIS B 8574 | 液化石油ガスメーター-取引又は証明用 |
| JIS C 61558-2-3 | 変圧器,リアクトル,電源装置とこれらの組合せの安全性-第2-3部:ガスバーナと石油バーナ用点火変圧器の個別要求事項と試験 | JIS C 9335-2-102 | 家庭用とこれに類する電気機器の安全性-第2-102部:商用電源に接続するガス,石油と固形燃料燃焼機器の個別要求事項 |
| JIS K 2207 | 石油アスファルト | JIS K 2208 | 石油アスファルト乳剤 |
| JIS K 2235 | 石油ワックス | JIS K 2240 | 液化石油ガス(LPガス) |
| JIS K 2249-1 | 原油と石油製品-密度の求め方-第1部:振動法 | JIS K 2249-2 | 原油と石油製品-密度の求め方-第2部:浮ひょう法 |
| JIS K 2249-3 | 原油と石油製品-密度の求め方-第3部:ピクノメータ法 | JIS K 2249-4 | 原油と石油製品-密度の求め方-第4部:密度・質量・容量換算表 |
| JIS K 2251 | 原油と石油製品-試料採取方法 | JIS K 2252 | 石油製品-反応試験方法 |
| JIS K 2254 | 石油製品-蒸留性状の求め方 | JIS K 2255 | 石油製品-ガソリン-鉛分の求め方 |
| JIS K 2256 | 石油製品-アニリン点と混合アニリン点の求め方 | JIS K 2258-1 | 原油と石油製品-蒸気圧の求め方-第1部:リード法 |
| JIS K 2258-2 | 原油と石油製品-蒸気圧の求め方-第2部:3回膨張法 | JIS K 2261 | 石油製品-自動車ガソリンと航空燃料油-実在ガム試験方法-噴射蒸発法 |
| JIS K 2269 | 原油と石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法 | JIS K 2270-1 | 原油と石油製品-残留炭素分の求め方-第1部:コンラドソン法 |
| JIS K 2270-2 | 原油と石油製品-残留炭素分の求め方-第2部:ミクロ法 | JIS K 2272 | 原油と石油製品-灰分と硫酸灰分試験方法 |
| JIS K 2275-1 | 原油と石油製品-水分の求め方-第1部:蒸留法 | JIS K 2275-2 | 原油と石油製品-水分の求め方-第2部:カールフィッシャー式容量滴定法 |
| JIS K 2275-3 | 原油と石油製品-水分の求め方-第3部:カールフィッシャー式電量滴定法 | JIS K 2275-4 | 原油と石油製品-水分の求め方-第4部:水素化物反応法 |
| JIS K 2276 | 石油製品-航空燃料油試験方法 | JIS K 2279 | 原油と石油製品-発熱量試験方法と計算による推定方法 |
| JIS K 2280-1 | 石油製品-オクタン価,セタン価とセタン指数の求め方-第1部:リサーチ法オクタン価 | JIS K 2280-2 | 石油製品-オクタン価,セタン価とセタン指数の求め方-第2部:モータ法オクタン価 |
| JIS K 2280-3 | 石油製品-オクタン価,セタン価とセタン指数の求め方-第3部:過給法オクタン価 | JIS K 2280-4 | 石油製品-オクタン価,セタン価とセタン指数の求め方-第4部:セタン価 |
| JIS K 2280-5 | 石油製品-オクタン価,セタン価とセタン指数の求め方-第5部:セタン指数 | JIS K 2283 | 原油と石油製品-動粘度試験方法と粘度指数算出方法 |
| JIS K 2288 | 石油製品-軽油-目詰まり点試験方法 | JIS K 2291 | 石油製品-回収硫黄試験方法 |
| JIS K 2501 | 石油製品と潤滑油-中和価試験方法 | JIS K 2513 | 石油製品-銅板腐食試験方法 |
| JIS K 2520 | 石油製品-潤滑油-水分離性試験方法 | JIS K 2536-1 | 石油製品-成分試験方法 第1部:蛍光指示薬吸着法 |
| JIS K 2536-2 | 石油製品-成分試験方法 第2部:ガスクロマトグラフによる全成分の求め方 | JIS K 2536-3 | 石油製品-成分試験方法 第3部:ガスクロマトグラフによる芳香族の求め方 |
