JIS C 2507 最新規格 電機バインド用すずめっき非磁鋼線|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定
JIS C 2507 電機バインド用すずめっき非磁鋼線の規格 JISC2507の基本・種類と記号,機械的性質,透磁率,寸法と許容差,外観,材料,製造方法,試験,製品の呼び方,表示,名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS C2507:1990の規格は,回転電機子のバインドに用いるすずめっき非磁鋼線について規定。
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電機バインド用すずめっき非磁鋼線 規格 一覧表

電機バインド用すずめっき非磁鋼線の一覧
最新 JIS C2507 規格の詳細 更新日 情報
JIS C 2507:1990の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS C2507 | JIS改正 最新・更新日 | 1990年02月01日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 電機バインド用すずめっき非磁鋼線 | ||
| 英語訳 | Tin coated non-magnetic steel wire for armature binding | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1953年03月28日 |
| 略語・記号 | No | JIS C2507:1990 | |
| ICS | 29.060.10 | JISハンドブック | 鉄鋼I:2019 |
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,主に回転電機子のバインドに用いるすずめっき非磁鋼線(以下,線という。)について規定する。
備考 この規格の中で { } を付けて示してある単位と数値は,国際単位系 (SI) によるものであって,参考として併記したものである。
なお,この規格の中の従来単位と数値は,平成3年1月1日からSI単位と数値に切り換える。
引用規格:
JIS G 4308 ステンレス鋼線材
JIS H 2108 すず地金
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
種類と記号 [2]
線の種類と記号は,表1による。
| 種類 | 記号 |
|---|---|
| 電機バインド用すずめっき非磁鋼線 | NMWE |
機械的性質 [3]
線の機械的性質は,次による。
(1) 線は,9.2の試験を行い,その引張強さは,表2-1又は表2-2による。
| 線径mm | 引張強さ kgf/mm2 {kN/mm2} |
|---|---|
| 1.00 | 180~205 {1.765~2.010} |
| 1.20 | 175~200 {1.716~1.961} |
| 1.40 | 170~195 {1.667~1.912} |
| 1.60 | 165~190 {1.618~1.863} |
| 1.80 | 160~185 {1.569~1.814} |
| 2.00 | 155~180 {1.520~1.765} |
| 2.30 | 150~175 {1.471~1.716} |
| 2.60 | 145~170 {1.422~1.667} |
| 線径mm | 引張強さ kgf/mm2 |
|---|---|
| 1.00 | 1.770~2.010 |
| 1.20 | 1.720~1.960 |
| 1.40 | 1.670~1.910 |
| 1.60 | 1.620~1.860 |
| 1.80 | 1.570~1.810 |
| 2.00 | 1.520~1.770 |
| 2.30 | 1.470~1.720 |
| 2.60 | 1.420~1.670 |
(2) 線は,9.3の密着折曲げ試験を行い,割れ,はげ,きずなどを生じてはならない。
(3) 線は,9.4のねじり試験を行い,ねじれの状況と破断面の状況は,表3のとおりでなければならない。
| ねじれの状況 | 切断後,表面に有害なきずがないこと。 | |
|---|---|---|
| 破断面の状況 | 破断面は,線軸にほぼ直角で,きず,割れなどがないこと。 | |
透磁率 [4]
線は,9.5の透磁率試験を行ったとき,比透磁率が4以下でなければならない。
寸法と許容差 [5]
寸法と許容差は,次による。
(1) 線径は,表4による。
(2) 線径の許容差は,表5による。
| 線径 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.00 | 1.20 | 1.40 | 1.60 | 1.80 | 2.00 | 2.30 | 2.60 |
| 線径 | 許容差 |
|---|---|
| 1.80以下 | ±0.02 |
| 1.80を超えるもの | ±0.03 |
外観 [6]
線は,表面が滑らかで,かつ,すずめっきの厚さは一様(約0.002mm)であって,酸性媒溶剤を用いないで,容易にはんだ付けができ,また,バインド作業に際し緊張装置を通しても,はげないものでなければならない。
材料 [7]
線に使用する線材は,JIS G 4308(ステンレス鋼線材)に規定するオーステナイト系のものを用い,めっきに使用するすず地金は,JIS H 2108(すず地金)の2種又はそれ以上の良質のものとする。
製造方法 [8]
線は,固溶化熱処理を行った後,強度の伸線を行い,更に溶融すずめっきを行う。
試験 [9]
試験片の採り方 [9.1]
引張試験片,ねじり試験片と密着折曲げ試験片の採り方は,原則として1条ごとに1個とり,透磁率試験片は,同一溶鋼,同一熱処理,同一寸法ごとに1個採取する。
引張試験 [9.2]
引張試験は,次による。
(1) 試験片は,JIS Z 2201(金属材料引張試験片)に規定する9A号試験片を用いる。
(2) 試験方法は,JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)による。ただし,試験温度は,20±5°Cを標準とし,引張速度は,平均応力増加率を平成2年12月31日までは,7kgf/mm2/s以下とし,平成3年1月1日からは,7N/mm2/s以下とする。
密着折曲げ試験 [9.3]
密着折曲げ試験は,試験片を適当な方法によって180度に折り曲げ密着させ,きずの発生の状況を調べる。
ねじり試験 [9.4]
ねじり試験は,線径の100倍の間隔で試験片を固くつかみ,たわまない程度に緊張しながら,その一方を同一方向に切断するまで回転し,そのときのねじれの状況と破断面の状況を調べる。
透磁率試験 [9.5]
透磁率試験は,長さ200mm以上の試験片を用い,零位法又はその他の適当な方法によって比透磁率を測る。
製品の呼び方 [10]
製品の呼び方は,種類,線径又は記号,線径による。
例:
電機バインド用すずめっき非磁鋼線 1.80mm
又は
NMWE 1.80mm
表示 [11]
検査に合格した線は,1条ごとに,次の項目を適当な方法で表示しなければならない。ただし,注文者の承認を得たときは,(3)を省略することができる。
(1) 種類又は記号
(2) 線径
(3) 製造番号又は検査番号
(4) 製造業者名又はその略号
(5) 製造年月
報告 [12]
注文者の要求があった場合,製造業者は,化学成分,線径,規定してある試験の成績,と必要に応じて,数量,納入状態などを記載した報告書を提出しなければならない。
すずめっき関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS C 2507 | 電機バインド用すずめっき非磁鋼線 | JIS C 3152 | すずめっき軟銅線 |
| JIS C 3151 | すずめっき硬銅線 | JIS H 8619 | 電気すずめっき |
用語、資格及び認証、金属材料の試験、鉄鋼材料の試験、原材料、機械構造用炭素鋼・合金鋼、特殊用途鋼〔ステンレス鋼・耐熱鋼・超合金/工具鋼/ばね鋼/快削鋼/軸受鋼〕、クラッド鋼、鋳鍛造品〔鍛鋼品/鋳鋼品/鋳鉄品〕、電気用材料

