JIS Z 1541 超強力両面粘着テープ|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS Z 1541 超強力両面粘着テープの日本産業規格 JISZ1541の一覧・寸法,種類,品質,接着力,製品の呼び方,表示と包装,性能,外観,耐熱,耐湿,保持力,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS Z1541:2009の規格は,高い接着力をもち,かつ,耐熱性にも優れ,接合部などにかかる荷重の一部を負担することができる超強力両面粘着テープについて規定。
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超強力両面粘着テープ 規格 一覧表

超強力両面粘着テープの一覧
最新 JIS Z1541 規格の詳細 更新日 情報
JIS Z 1541:2009の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS Z1541 | JIS改正 最新・更新日 | 2009年12月21日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 超強力両面粘着テープ | ||
| 英語訳 | High potential pressure sensitive adhesive double coated tapes | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1998年12月20日 |
| 略語・記号 | No | JIS Z1541:2009 | |
| ICS | 55.040,83.180 | JISハンドブック | 接着:2019,包装:2018 |
| 改訂 履歴 | 1998-12-20 (制定),2004-11-20 (改正),2009-12-21 (改正),2014-10-20 (確認),2019-10-21 (確認) | ||
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
JIS Z1541:2009 目次
- 序文
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 用語と定義
- 4 種類
- 5 品質
- 5.1 性能
- 5.2 寸法
- 5.3 外観
- 6 試験方法
- 6.1 試験の一般条件
- 6.2 常態接着力試験
- 6.3 耐熱処理後の接着力試験
- 6.4 促進耐候性処理後の接着力試験
- 6.5 耐湿熱性処理後の接着力試験
- 6.6 耐熱性保持力試験
- 7 製品の呼び方
- 8 表示と包装
- 8.1 表示
- 8.2 包装
- 9 保存と取扱い上の注意事項
- 附属書A(規定)アルミニウムはくの化学成分
- 附属書B(規定)アルミニウムはくの表面処理方法
適用範囲 [1]
この規格は,高い接着力をもち,かつ,耐熱性にも優れ,接合部などにかかる荷重の一部を負担することができる超強力両面粘着テープ(以下,テープという。)について規定する。
引用規格 [2]
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS B 7721引張・圧縮試験機-力計測系の校正・検証方法
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板と鋼帯
JIS H 8688 アルミニウムとアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の単位面積当たりの質量測定方法
JIS Z 0109粘着テープ・粘着シート用語
JIS Z 0237粘着テープ・粘着シート試験方法
用語と定義 [3]
この規格で用いる主な用語と定義は,JIS Z 0109 による。
種類 [4]
テープは,常態接着力,耐熱処理後の接着力,促進耐候性処理後と耐湿熱性処理後の接着力並びに耐熱性保持力によって分類し,その種類は,表1による。
品質 [5]
性能 [5.1]
テープの性能は,箇条6によって試験を行い,表2による。
寸法 [5.2]
テープの寸法とその許容差は,JIS Z 0237 の箇条5(厚さの測定),箇条6(幅の測定)と箇条7(長さの測定)によって試験を行い,表3による。
外観 [5.3]
テープの外観は,テープが巻心に均一に巻かれていて,著しい変形と巻き巣がなく,両側面が平らで,のりはがれ,折れ目,きず,色むらなどの使用上支障のある欠点があってはならない。
試験方法 [6]
試験の一般条件 [6.1]
試験の一般条件は,JIS Z 0237 の箇条4(試験の一般条件など)による。
常態接着力試験 [6.2]
[6.2.1] 90°引きはがし法
[6.2.1.1] 試験片
試験片は,幅25 cm,長さ約100 cmのものを10枚とする。
[6.2.1.2] 試験装置
試験装置は,JIS B 7721 に規定する引張試験機又はこれと同等の引張試験機を用いる。
[6.2.1.3] 試験板
試験板の作製と表面の洗浄方法は,次によって行う。
- a) 試験板は,JIS G 4305に規定する厚さ1.5~2.0 mmのSUS304で,表面仕上げBA(冷間圧延後,光輝熱処理を施したもの)の鋼板を,幅30 mm以上,長さ100 mmに切断したものを用いる。ただし,表面に目視で著しいきずが認められるものは使用してはならない。
- b) 試験板を溶剤に浸せきして超音波洗浄を20分以上行う。溶剤は,試薬用又は残さのない工業用以上のイソプロピルアルコールとトルエンとを1:1(質量比)で混合したものを用いる。次に試験板を取り出し後,洗浄液が乾燥する前に清潔なガーゼ,さらし布,ティッシュペーパーなどで溶剤をふき取る。
なお,ガーゼ,さらし布,ティッシュペーパーなどは使用中に繊維が切れたり,短繊維などの脱落しないもので上記の溶剤に可溶な添加物を含まないものを用いる。
- 1) 試験板表面の汚染が消えない場合には,使用してはならない。
- 2) 試験板表面は,直接指で触れてはならない。
- 3) 試験板表面は,試験の都度清浄にしなければならない。
[6.2.1.4] 圧着装置
圧着装置は,JIS Z 0237 の10.2.4(圧着装置)による。ただし,ローラの質量は,5±0.05 kgで幅と直径は規定しない。
[6.2.1.5] 試験方法
JIS Z 0237 の10.4.6(方法6:90 ゚引きはがし粘着力)によって,試験板に対する接着力を求める。測定面を試験板に,附属書Aに規定する厚さ約130 μmのアルミニウムはくで,附属書Bに規定する表面処理方法で片面を陽極処理した,幅約30 mm,長さ150 mm以上のアルミニウムはくの陽極処理面を一方の粘着面には(貼)り合わせて,6.2.1.4のローラを約5 mm/sの速さで1往復させて圧着する。圧着後の放置時間は標準状態に72時間とする。
なお,試験片は10枚採り,JIS Z 0237 の10.4.6の方法6に準じて第1と第2粘着面の接着力をそれぞれ5枚の試験片の測定結果の平均値によって求める。これを10 mm幅当たりに比例換算する。
[6.2.2] 引張せん断接着力試験
[6.2.2.1] 試験片
試験片は,15 mm角(15 mm×15 mm)のものを5枚とする。
[6.2.2.2] 試験装置
試験装置は,JIS B 7721 に規定する引張試験機又はこれと同等の引張試験機を用いる。
[6.2.2.3] 試験板
試験板は,JIS G 4305に規定する0.4~1.5 mmのSUS304で表面仕上げBA(冷間圧延後,光輝熱処理を施したもの)の鋼板を,幅30 mm,長さ100 mmに切断したものを用いる。表面の清浄方法は,6.2.1.3と同様とする。
[6.2.2.4] 試験方法
清浄にした試験板の端部に試験片の一方の粘着面を軽くはり付け,反対面のはく離ライナーをはぎ取り,清浄にした試験板をはり合わせる。試験片は,試験板の中心線と試験片の中心線とが一致するような位置にはり付ける。その一例を図1に示す。
試験片の上から6.2.1.4のローラを約5 mm/sの速さで1往復させて圧着する。圧着後,標準状態に72時間放置した後,引張試験機のチャック間距離を50~100 mmに調整する。その後,試験片の中心線とつかみの中心線とが一直線上にあり,試験片にかかる力が試験片の中心線と平行にかかるようにして試験体を引張試験機にセットし,50±5 mm/minの速さで引っ張り,試験体が破断するまでの最大荷重を測定する。
試験回数は5回とし,その平均値を求める。これを100mm2 当たりに比例換算する。
図1-引張せん断接着力試験の試験体の形状の例
耐熱処理後の接着力試験 [6.3]
[6.3.1] 耐熱サイクル処理後の引張せん断接着力試験
6.2.2の引張せん断接着力試験と同様に,試験片を試験板に圧着後,標準状態に72時間放置する。これを180±2 °Cの熱風循環式恒温装置内に30分間放置後取り出し,標準状態で15分間冷却後,もう一度180±2 °Cの熱風循環式恒温装置内に30分間放置後取り出し,標準状態で60分間以上冷却後6.2.2.4によって試験を行う。
[6.3.2] 耐熱処理後の引張せん断接着力試験
6.2.2の引張せん断接着力試験と同様に,試験片を試験板に圧着後,標準状態に72時間放置する。これを80±2 °C又は40±2 °Cの熱風循環式恒温装置内に720±2時間放置後取り出し,標準状態で60分間以上冷却後6.2.2.4によって試験を行う。
促進耐候性処理後の接着力試験 [6.4]
[6.4.1] 促進耐候性処理後の引張せん断接着力試験
6.2.2の引張せん断接着力試験と同様に,試験片を試験板に圧着後,標準状態に72時間放置する。これをJIS Z 0237 のJA.2.2 b)に規定するサンシャインカーボンアーク灯式耐光性と耐候性試験機に,テープはり合わせ部分のいずれかの側面が照射を受けるように取り付ける。試験時間は1,000時間とする。取り出し後,標準状態に72時間以上放置し,6.2.2.4によって試験を行う。また,照射の条件は,JIS A 1415の規定による。
耐湿熱性処理後の接着力試験 [6.5]
[6.5.1] 耐湿熱処理後の引張せん断接着力試験
6.2.2の引張せん断接着力試験と同様に,試験片を試験板に圧着後,標準状態に72時間放置する。これを温度50±3 °C,相対湿度95 %以上の恒温恒湿装置内に720±2時間放置する。取り出し後,標準状態に72時間以上放置し,6.2.2.4によって試験を行う。
耐熱性保持力試験 [6.6]
[6.6.1] 試験片
試験片は,25 mm角(25×25 mm)のものを各条件ごとに5枚とする。
[6.6.2] 試験板
6.2.2.3の試験板の片方の端部の中央に孔をあけてあるものを用いる。その一例を図2に示す。この孔は試験体を保持したり,おもりを掛けるのに使用する。試験方法の一例を,図3に示す。表面の洗浄方法は,6.2.1.3と同様とする。
単位 mm
図2-耐熱性保持力試験の試験板の例
図3-耐熱性保持力試験方法の例
[6.6.3] 試験方法
試験方法は,次による。
- a) 180 °Cの場合 清浄にした試験板の孔をあけていない端部に,試験片の一方の粘着面を軽くはり付け,反対面のはく離ライナーをはぎ取り,清浄にしたもう1枚の試験片の孔あけ加工をしていない方をはり合わせる。試験片の上から,6.2.1.4のローラを約5 mm/sの速さで1往復させて圧着する。圧着後,標準状態に72時間放置した後,180±2 °Cの熱風循環式恒温装置内に10分間放置し,同装置内で質量1,000±5 gのおもりを掛け,30分間経過後の落下の有無を調べる。
- b) 80 °Cの場合 a) と同様に,試験片を試験板に圧着後,標準状態に72時間放置した後,80±2 °Cの熱風循環式恒温装置内に10分間放置し,同装置内で質量1,000±5 gのおもりを掛け,7日間経過後の落下の有無を調べる。
- c) 40 °Cの場合 b) と同様の試験を40±2 °Cで行う。
製品の呼び方 [7]
製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,幅と長さによる。
例
超強力両面粘着テープ 1種1号 25 mm×30 m
超強力両面粘着テープ S1-1 25 mm×30 m
表示と包装 [8]
表示 [8.1]
テープには,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。
- a) 規格名称又は規格番号
- b) 種類又は記号
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用語、一般、材料・容器〔木材/加工紙/段ボール・板紙/紙袋/プラスチック/金属/緩衝材料/結束・封かん材料/防せい材料/その他〕、包装仕様、試験方法〔材料・容器/包装・貨物〕、その他
