JIS E 9210 最新規格 鋼索鉄道用ワイヤロープ及びロープソケットの定着方法|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定

JIS E 9210 鋼索鉄道用ワイヤロープとロープソケットの定着方法の規格 JISE9210の一覧・ロープ端末,先端ばらし,茶せん状,並べ方,ソケット予熱,注入,金属,点検,清浄とグリース除去, 折り曲げ, 冷却と取外し,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS E9210:2001の規格は,JIS G 3525に規定する又は,これと同等以上のワイヤロープで,鋼索鉄道に用いるロープの末端を金属でロープソケットに定着する方法について規定。

鋼索鉄道用ワイヤロープとロープソケットの定着方法 規格 一覧表

JIS E 9210

鋼索鉄道用ワイヤロープ及びロープソケットの定着方法の一覧

最新 JIS E9210 規格の詳細 更新日 情報

JIS E 9210:2001の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS E9210 JIS改正 最新・更新日 2001年06月27日
規格名称 鋼索鉄道用ワイヤロープとロープソケットの定着方法
英語訳 Socketing procedure for wire ropes on cable cars – Molten metal socketing
対応国際規格 ISO ISO 7595 : 1984, Socketing procedure for wire ropes-Molten metal socketing (MOD)
主務大臣 国土交通 制定 年月日 1973年03月01日
略語・記号 No JIS E9210:2001
ICS 45.100,77.140.65JISハンドブック
改訂 履歴 1973-03-01 (制定),1976-04-01 (確認),1979-04-01 (確認),1985-01-26 (確認),1989-12-05 (確認),1993-04-26 (改正),2001-06-27 (改正),2005-12-25 (確認),2011-05-25 (確認),2016-10-12 (確認)

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

適用範囲 [1]

この規格は,JIS G 3525に規定する又は,これと同等以上のワイヤロープ(以下,ロープという。)で,鋼索鉄道に用いるロープの末端を金属でロープソケット(以下,ソケットという。)に定着する方法について規定する。

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。

ISO 7595 : 1984, Socketing procedure for wire ropes-Molten metal socketing (MOD)

ISO 17558:2006,Steel wire ropes — Socketing procedures — Molten metal and resin socketing

引用規格 [2]

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS G 3525 ワイヤロープ

JIS H 5401 ホワイトメタル

JIS K 1428 塩化亜鉛

JIS K 2204軽油

ロープ端末の事前処理 [3]

ソケットに通す部分のロープ表面を清浄な乾燥した布か,JIS K 2204 に規定する軽油又はこれと同等以上の軽油などに浸した布で清浄にする。

  • a) ロープのシージング ロープを必要な長さに切断するときは,よりの緩みを防ぐために,次の箇所にシージングを行う。
    • 1) ロープを切断しようとする部分の両端。
    • 2) ロープは,その切断予定部からソケットのテーパ部の長さを残し,その位置からロープ直径の約3倍の長さをシージングする。
  • b) シージングする材料 標準品の亜鉛めっきの軟質ワイヤ又はストランドを使用する。
  • c) ロープの切断 ロープは,素線の位置を乱すことのないよう適切な方法によって,a)1)のシージング
  • 部分で切断する。グラインダカッタによる切断が望ましい。

先端のばらしの準備 [4]

ロープの準備 [4.1]

  • a) ロープをソケットに通す前に,汚れ,グリース,スケールは,すべてソケットテーパ部の内部から取り除く。
  • b) ソケットにロープを通し,ロープのストランドを解き,その繊維心をシージング箇所の根元から切断する。

    合成繊維心のロープでは,繊維心の切断端の損傷を避けるため,繊維心は適切な断熱材の栓(つめもの)によって熱影響を防止する。

  • c) ロープの端部を茶せん状に解き,素線のもつれと極端な曲がりを直して,ソケットのテーパ部の長さに合わせ切りそろえる。

清浄とグリース除去 [4.2]

  • a) 茶せん状の素線は,有機溶剤,軽油などで素線に付着したロープグリース,汚れなどを落とす。
  • b) 一般的な塩酸又はこれと同等以上のものを2~3倍に薄めた希塩酸に,JIS K 1428に規定する塩化亜鉛又はこれと同等以上のものを約10%溶解させた媒着剤をつくる。その媒着剤に茶せん状の素線を浸し,さび,めっきなどを素早く落とす。ただし,さびがないめっきロープの場合で,金属にJIS H 5401に規定するWJ2を用いたときの媒着剤は,約30%の塩化亜鉛の水溶液でもよい。

素線の折り曲げ [4.3]

素線の折り曲げは必要ない。

茶せん状部の前処理 [5]

  • a) 溶融した金属の中に,茶せん状の素線を浸して,めっきした後引き上げ,軽く叩いて余分な金属を落とす。

    なお,溶融金属の温度は290±10°Cとする。

  • b) シージング箇所の根元に,約5%の一般的な固形かせいソーダ液又はこれと同等以上のものを注いで中和させ,熱湯で洗い,乾燥させる。

    なお,4.2b)のただし書きの作業を行ったときには,かせいソーダ液による中和は省略してもよい。

茶せん状部,ロープとソケットの位置付けと並べ方 [6]

  • a) 茶せん状部をソケット内に引き込み固定する。
  • b) ソケット口元テーパ部に,シージング部をロープ直径の0.5~1.0倍(最小15mm)入れる。また,素線の先端はソケット上端部より2~5mm程度下げる。
  • c) 固定は,完全に行い予熱,注入時に振動,移動がないようにする。
  • d) ソケットとロープ軸心とを一致させ,各素線にかかる張力が均等になるようにし,ソケット口元下のロープは,少なくともロープ直径の20倍以上は垂直にする。
  • e) ソケット口とロープとのすきまから金属が漏れないように,粘土などでふさぐ。

ソケットの予熱 [7]

注入金属の湯流れをよくするために,ソケットは一様に十分予熱する。特に口元近い部分に重点をおく。また,予熱温度は150°Cとし,茶せん状部の素線が乾くまで加熱する。

ソケット金属の準備と注入 [8]

準備と注入 [8.1]

  • a) 溶融金属の表面酸化物は除去する。
  • b) 金属の注入を開始したら休まずに続けて行い,素線の端が隠れるまで金属を注入する。

    なお,金属の注入温度は,JIS H 5401に規定するWJ2の場合は約300°C,WJ8の場合は約350°Cとする。

  • c) 注入作業中は,ソケットを振動させてはならない。
  • d) ソケット口とロープのすきまから金属の漏れがないことも確認する。

冷却と取外し [8.2]

金属注入後30分以上の自然冷却を行い,更に,水などで十分冷却した後,作業台から取り外す。

なお,注入後金属表面の中央に収縮によるくぼみができるので,でき始めたら凝固しないうちに直ちに追加注入する。

ソケット金属 [9]

定着に用いるソケット金属は,JIS H 5401に規定するWJ2,WJ8又は圧縮強さとロープの素線に対する付着力がこれと同等以上の金属とする。

点検 [10]

注入後の金属の湯流れ状態を,次の方法の一つで調べる。

  • a) ソケットからロープの金属注入部分を抜き出し,金属の湯流れ状態が正常であることを目視によって調べる。
  • b) ソケット金属がロープとソケット口部との間の環状部分を完全に満たしている状態とソケットがソケット金属で適切に満たされている状態を目視によって調べる。また,シージング箇所には,さび止めのためのロープグリースを塗る。

ワイヤロープ 関連 主なJIS規格 一覧

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接続部品、プリント配線板、実装技術、水晶振動子、半導体

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