JIS A 6005 最新規格 アスファルトルーフィングフェルト|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定

JIS A 6005 アスファルトルーフィングフェルトの規格 JISA6005の一覧・種類,品質,寸法と面積質量,外観,呼び方,表示,測定,サイズ,引張強さ,耐熱性,基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!

JIS A6005:2014の規格は,防水工事,防湿工事,屋根ふき下地,壁下地などに用いるアスファルトルーフィングフェルトについて規定。

アスファルトルーフィングフェルト 規格 一覧表

JIS A 6005

アスファルトルーフィングフェルトの一覧

最新 JIS A6005 規格の詳細 更新日 情報

JIS A 6005:2014の最新の詳細や改正,更新日の情報!

JIS 改正 最新情報

JIS規格番号 JIS A6005 JIS改正 最新・更新日 2014年12月22日
規格名称 アスファルトルーフィングフェルト
英語訳 Asphalt roofing felts
対応国際規格 ISO
主務大臣 経済産業 制定 年月日 1959年03月30日
略語・記号 No JIS A6005:2014
ICS 91.060.01,91.100.50JISハンドブック 建築I-2:2019

JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。

適用範囲 [1]

この規格は,防水工事,防湿工事,屋根ふき下地,壁下地などに用いるアスファルトルーフィングフェルト(以下,ルーフィングフェルトという。)について規定する。

引用規格 [2]

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS K 6257 加硫ゴムと熱可塑性ゴム─熱老化特性の求め方

JIS Z 8401数値の丸め方

JIS Z 8703 試験場所の標準状態

JIS Z 8801-1 試験用ふるい-第1部:金属製網ふるい

種類 [3]

種類は,表1による。

【 表 1 】 種類と製品の【単位 面積質量の呼び】
種類 製品の単位面積質量の呼び 備考
アスファルトフェルト 430
650
有機天然繊維を主原料とした原紙(以下,原紙という。)に,アスファルトを浸透したもの。
アスファルトルーフィング 940
1500
原紙に,アスファルトを浸透,被覆し,表裏面に鉱物質粉末を付着させたもの。
砂付ルーフィング3500原紙にアスファルトを浸透,被覆し,表面の片側100 mmを除いた残りに鉱物質粒子(1)を密着させ,残りの表裏面に鉱物質粉末を付着させたもの。
(1) 鉱物質粒子は,JIS Z 8801-1に規定する公称目開き3.35 mmの金属製網ふるいを通過し,150μmの金属製網ふるいに残るもので,砕石状のものとりん(鱗)片状の天然スレートチップの2種類がある。

品質 [4]

品質は,7. によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。

【 表 2 】 品質
種類 アスファルトフェルト アスファルトルーフィング 砂付ルーフィング 適用試験箇条
製品の単位面積質量の呼び 430 650940 15003500
製品の単位面積質量 g/m2(2)430以上650以上940以上1500以上3500以上(2,700以上)(3)7.4
原紙の単位面積質量g/m2 200以上260以上180以上340以上340以上7.5
アスファルトの単位面積質量 g/m2 原紙の単位 面積質量 以上原紙の単位 面積質量の1.4倍以上400以上650以上1,000以上7.5
鉱物質粒子の単位面積質量 g/m2 1,000以上(800以上)(3)7.6
加熱減量 %5以下5以下7.7
引張強さ N/cm長手方向40以上40以上40以上50以上50以上7.8
幅方向20以上20以上20以上25以上25以上
耐折り曲げ性試験片10個中9個以上にき裂が生じないこと。7.9
アスファルトの浸透状況アスファルトの不浸透部分がないこと。 7.10
耐熱性被覆物(4)のずれ落ち,発泡,浸透しているアスファルトのしみ出しなどが生じないこと。 被覆物(4)の5 mm以上のずれ落ち,発泡などが生じないこと。7.11

(2)表示値に対して,5.2の許容差の範囲とする。
(3) 鉱物質粒子として,りん(鱗)片状の天然スレートチップを使用する場合は,( )内とする。
(4) 被覆物とは,被覆しているアスファルト,鉱物質粉末と鉱物質粒子をいう。

寸法と製品の単位面積質量 [5]

寸法 [5.1]

寸法は,受渡当事者間の協定による。

寸法と製品の単位面積質量の表示値に対する許容差 [5.2]

寸法は7.2によって,と製品の単位面積質量は7.4によって試験をした場合,表示値に対する許容差は,表3による。

【 表 3 】 寸法と製品の【単位 面積質量の表示値に対する許容差】
長さ単位面積質量
プラス側は規定しない。
マイナス側は認めない。
プラス側は規定しない。
マイナス側は1.0 %まで認める。
プラス側は規定しない。
マイナス側は認めない。

外観 [6]

外観は,7.3によって試験を行い,次の規定に適合しなければならない。

  • a) 著しいわん曲,起伏,裂けた箇所,折れ,しわと穴がないこと。ただし,被覆しているアスファルトに細かい起伏があっても差し支えない。
  • b) 相互に粘着する部分がなく,被覆しているアスファルト又は鉱物質粒子がはがれていないこと。
  • c) 1巻の長さが8.0 m未満の場合,1巻の途中で切断していないこと。
  • d) 1巻の長さが8.0 m以上の場合,1巻の途中で2か所以上切断していないこと。1か所切断している場合,1片の長さが2.0 m以上あること。

試験 [7]

試験の一般条件 [7.1]

[7.1.1] 試験場所の温湿度条件並びに試料と試験片の養生条件

試験場所の温湿度条件並びに試料と試験片の養生条件は,次による。

  • a) 寸法の測定,外観と製品の単位面積質量の測定の温湿度条件は,JIS Z 8703に規定する20 °C15級,65 %20級 [20±15 °C,(65±20) %] とする。
  • b) a) 以外の試験の温湿度条件は,特に指定がない限り,JIS Z 8703に規定する20 °C2級,65 %20級 [20±2 °C,(65±20) %] とする。
  • c) 試料と試験片の養生時間は,特に指定がない限り,試験前1時間以上とする。

[7.1.2] 試料と試験片の作製

試料と試験片の作製は,次による。

  • a) 試料,試験片の寸法と個数は,表4による。
  • b) 試験片の形状と採り方の例を,図1に示す。
【 表 4 】 試料,試験片の寸法と個数
試験項目 試験片の記号 試料と試験片の寸法(長手方向×幅方向)mm 個数
製品の単位面積質量1,400 × 全幅1
原紙の単位面積質量A50 × 2003
アスファルトの単位面積質量
鉱物質粒子の単位面積質量
引張強さ長手方向B200 × 5010
幅方向B′50 × 20010
耐折り曲げ性長手方向C250 × 2510
幅方向C′25 × 25010
アスファルトの浸透状況D100 × 全幅1
耐熱性又は加熱減量E200 × 2003
試験片の形状及

図1 試験片の形状と採り方(例)

[7.1.3] 数値の丸め方

測定値・計算値を丸める場合の数値の丸め方は,JIS Z 8401 による。

寸法の測定 [7.2]

寸法の測定は,次による。

  • a) 長さ 長さは,平面に広げた全長の最短部を0.01 mの単位まで測定する。1巻中に切断箇所がある場合は,それぞれの最短部分の長さを同様にして測定し,その和から0.15 m減じた長さを1巻の長さとする。
  • b) 幅 幅は,長手方向の両端付近と中央付近の3か所において1 mmの単位まで測定し,測定値の平均値で表す。

外観 [7.3]

外観は,ルーフィングフェルトを平面に広げ,目視によって調べる。

製品の単位面積質量 [7.4]

製品の単位面積質量は,7.2で長さと幅を測定した後のルーフィングフェルトの端部から約1 mを除き,これから全幅にわたって長さ1.4 mの試料を長手方向に直角に切り取り,そ長手方向(1.4m)

の試料の長さと幅の3か所を1 mmの単位まで測定し,これらの平均値から面積を求めた後,その質量を1 gの単位まではかり,次の式によって算出する。

M = m/A ················(1)

M: 製品の単位面積質量 (g/m2 )

m: 試料の質量 (g)

A: 試料の面積 (m2)

原紙の単位面積質量とアスファルトの単位面積質量 [7.5]

[7.5.1] 試験機器

試験機器は,次による。

  • a) 抽出器 抽出器は,フラスコ容量が,500 ml以上で,抽出器の内径が30 mm以上のソックスレー抽出器,又はこれに準じるものとする。
  • b) デシケータ デシケータは,シリカゲル,無水塩化カルシウムなどの乾燥剤を入れたガラス製などの容器とする。
  • c) 加熱恒温器 加熱恒温器は,JIS K 6257の6.2(試験装置),7.2(試験装置),又はこれに準じる装置で,設定温度に対して±3 °Cに調整できるものとする。

[7.5.2] 試験方法

試験片の長さと幅の3か所を0.1 mmの単位まで測定し,それらの平均値から面積を求めた後,質量を0.01 gの単位まではかる。次に,これをトルエンなどの炭化水素系溶剤で抽出器によって,抽出液が着色しなくなるまでアスファルトを抽出した後,原紙と鉱物質を取り出し,室温で溶剤を揮発させ,更に105±3 °Cの加熱恒温器中で1時間乾燥する。乾燥した原紙と鉱物質をデシケータに入れ,室温になるまで冷却した後,取り出し,それぞれの質量を0.01 gの単位まで手早くはかる。

原紙の単位面積質量は,次の式によって算出し,試験片3個の平均値で表す。

M1 = m1/A1 ················(2)

M1: 原紙の単位面積質量 (g/m2 )

m1: 抽出後の乾燥した原紙の質量 (g)

A1: 試験片の面積 (m2)

アスファルトの単位面積質量は,次の式によって算出し,試験片3個の平均値で表す。

M2 = m0-m1-m2/A1 ················(3)

M2: アスファルトの単位面積質量 (g/m2 )

m0: 試験片の質量 (g)

m1: 抽出後の乾燥した原紙の質量 (g)

m2: 抽出後の乾燥した鉱物質の質量 (g)

A1: 試験片の面積 (m2)

鉱物質粒子の単位面積質量 [7.6]

[7.6.1] 試験機器

試験機器は,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいとする。

[7.6.2] 試験方法

7.5.2で分離した鉱物質を,JIS Z 8801-1に規定する公称目開き 3.35 mmと150 μmの金属製網ふるいでふるい,公称目開き3.35 mmのふるいを通過し,150 μmのふるい上にとどまった鉱物質粒子の質量を0.01 gの単位まではかる。

鉱物質粒子の単位面積質量は,次の式によって算出し,試験片3個の平均値で表す。

M3 = m3/A1 ················(4)

M3: 鉱物質粒子の単位面積質量 (g/m2 )

m3: 鉱物質粒子の質量 (g)

A1: 試験片の面積 (m2)

加熱減量 [7.7]

[7.7.1] 試験機器

試験機器は,次による。

  • a) デシケータ デシケータは,7.5.1のb) による。
  • b) 加熱恒温器 加熱恒温器は,7.5.1のc) による。

[7.7.2] 試験方法

試験片の質量を0.1 gの単位まではかる。次に105±3 °Cの加熱恒温器中で5時間加熱した後デシケータに入れ,常温に冷却した後,再度質量 を0.1 gの単位まではかる。

加熱減量は,次の式によって算出し,試験片3個の平均値で表す。

D = m4-m5/m4×100 ················(5)

D: 加熱減量 (%)

m4: 加熱処理前の試験片の質量 (g)

m5: 加熱処理後の試験片の質量 (g)

引張強さ [7.8]

[7.8.1] 試験機器

試験機器は,引張試験機とする。引張試験機は,試験片を一定速度で引っ張り,荷重と変位が自動記録できるものとする。

[7.8.2] 試験方法

試験片の幅は3か所を0.1 mmの単位まで測定し,その平均値とする。つかみ間隔が100

mmになるように試験片を引張試験機に取り付け,速度100 mm/minで試験片が破断するまで引っ張り,最大荷重を求める。ただし,試験の際,つかみ金具から10 mm以内で破断した場合は,その試験片を除外し,新たに試験片を追加する。引張強さは,次の式によって算出し,試験片10個の平均値で表す。

T = P/W ················(6)

T: 引張強さ (N/cm)

P: 最大荷重 (N)

W: 試験片の幅 (cm)

なお,破断時の伸び率 (%) を次の式によって算出し,試験片10個の平均値で表し,付記する。

E = L/L0×100 ················(7)

E: 破断時の伸び率 (%)

L: 破断時の変位量 (mm)

L0: つかみ間隔 (mm)

耐折り曲げ性 [7.9]

[7.9.1] 試験機器

試験機器は,次による。

  • a) マンドレル マンドレルは,直径15 mm又は20 mmで,それぞれ長さ50 mm以上の鋼製の丸棒とする。
  • b) 恒温水槽 恒温水槽は,温度を20±1 °Cに調節できるものとする。

[7.9.2] 試験方法

試験片を20±1 °Cの水中に約15分間浸せきした後取り出し,直ちに,アスファルトフェルトの場合は直径15 mm,アスファルトルーフィングと砂付ルーフィングの場合は直径20 mmのマンドレルに当てて2秒間に180度折り曲げ,表面にき裂を生じるか否かを調べる。ただし,砂付ルーフィングの場合は,鉱物質粒子が内側になるように折り曲げる。

アスファルトの浸透状況 [7.10]

試験片を製品の幅方向に全幅にわたって1か所手で引き裂き,内部にアスファルトの不浸透部分があるか否かを調べる。

耐熱性 [7.11]

[7.11.1] 試験機器

試験機器は,7.5.1のc) による。

[7.11.2] 試験方法

試験片を80±3 °Cの加熱恒温器中に2時間懸垂する。その後,取り出して,被覆物のずれ落ち,発泡,浸透しているアスファルトのしみ出しなどの有無を調べる。

検査 [8]

検査は,7. によって試験を行い,4. ,5. と6. の規定によって合否を決定する。

なお,検査は合理的な抜取検査方式によって行うことができる。

製品の呼び方 [9]

製品の呼び方は,種類と製品の単位面積質量の呼びによる。

例1. アスファルトフェルト 650

種類製品の単位面積質量の呼び

例2. アスファルトルーフィング 1,500

種類製品の単位面積質量の呼び

例3. 砂付ルーフィング 3,500

種類製品の単位面積質量の呼び

表示 [10]

製品には,1巻ごとに包装の見やすい箇所に,次の事項を表示しなければならない。

  • a) 種類
  • b) 長さ,幅と製品の単位面積質量
  • c) 製造年月日又はその略号
  • d) 製造業者名又はその略号
  • e) 製造工場名又はその略号

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アスファルトルーフィングフェルト ホームセンター 価格(参考)

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