JIS X 6313 最新規格 プリペイドカード-買物用カード-磁気的特性及び情報記録様式|JIS規格 一覧|改正 更新情報|制定
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JIS X6313:1996の規格は,JIS X 6311に規定するプリペイドカードの磁気的記録部の磁気的特性及び情報記録様式について規定。
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プリペイドカード-買物用カード-磁気的特性と情報記録様式 規格 一覧表

プリペイドカード-買物用カード-磁気的特性及び情報記録様式の一覧
最新 JIS X6313 規格の詳細 更新日 情報
JIS X 6313:1996の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS X6313 | JIS改正 最新・更新日 | 1996年03月01日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | プリペイドカード-買物用カード-磁気的特性と情報記録様式 | ||
| 英語訳 | Prepaid cards – Shopping use – Magnetic recording characteristics and information interchange | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1991年12月01日 |
| 略語・記号 | No | JIS X6313:1996 | |
| ICS | 35.240.15 | JISハンドブック | |
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,JIS X 6311 に規定するプリペイドカード(以下,カードという。)の磁気記録部の磁気的特性と情報記録様式について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0601 表面粗さ-定義と表示
JIS X 6310プリペイドカード-一般通則
JIS X 6311プリペイドカード-買物用カード-物理的特性と形状・寸法
備考2. この規格の中で { } を付けて示してある単位と数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
用語の定義 [2]
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS X 6310 によるほか次による。
(1) 磁性基準カード 磁気記録部の電磁変換特性の基準として用いるカード。
(2) 基準ピーク出力電圧 磁性基準カードの磁気記録部にその磁性基準カードについて定めた記録密度によって方形波信号を記録し,これを再生して得られる最大出力電圧。
(3) 基準電流 磁性基準カードの磁気記録部にその磁性基準カードについて定めた記録密度によって方形波信号を記録して,これを再生するとき,その再生出力電圧が基準ピーク出力電圧の80%となるような最小記録電流【図3参照】。
(4) トラック 情報が記録される磁気記録部で,カードの長辺方向に沿った帯状の部分。
(5) 刻時信号 動作の歩調を合わせるために用意された周期的な信号。
(6) 周波数変調記録方式 情報を記録する際,各ビットセルの始めでクロック磁束反転し(a),さらにデータ「1」の場合にだけクロック磁束反転の中間でデータ磁束反転する方式(b)【図1参照】。F2F方式ともいう。

図1 周波数変調記録方式
(7) 磁束反転位置 磁気記録面の法線方向の磁束が磁気記録部の長手方向に関して最大となる位置。
(8) 記録角度 磁束反転位置をトラックの幅方向に連続的に結ぶことによって得られる磁気記録面上の線と,カードの上端の縁線に対する垂線とが交差する角度【図2参照】。

図2 記録角度
(9) ビットセル 周波数変調記録方式において,2進符号「1」と「0」を記録するために,図1のtで示される最小単位。
(10) 第1ビットセル 磁気記録データ内における最初のビットセル。
(11) 最終ビットセル 磁気記録データ内における最後のビットセル。
(12) 同期用信号 磁気記録部の開始から第1ビットセルまでと最終ビットセルから磁気記録部の終了までの余白に入れる連続した2進符号「0」。
(13) 有効データ 第1ビットセルから最終ビットセルまでの磁気記録データ。
(14) 巡回冗長検査 データの読み誤りを検出するため巡回的なアルゴリズムによって,データに付加された1個若しくは数個の数字又は文字を利用して行う検査。CRCともいう。
磁気記録部 [3]
磁気記録部は,次のとおりとする。
(1) 範囲 磁気記録部の範囲は,カードの裏のトラック部とする。
(2) 表面粗さ 磁気記録部の表面粗さは,長辺方向,短辺方向ともJIS B 0601による。1.25μmRa(1)とする。
測定値は,先端曲率半経の呼び値2μmの触針を用い,0.25mm又は0.8mmのカットオフ値の場合とする。
注(1) 0.02μmRa<1.25a≦1.25μmRa
(3) 表面の隆起(磁気記録部のわん曲) 磁気記録部の断面の高点と低点との差は,磁気記録部の短辺方向10.5mmに対して3μm以下とする。測定値は,先端曲率半径が0.38mmから2.54mmの触針で磁気記録部の短辺方向を測定した場合とする。
磁気的特性 [4]
静磁気特性 [4.1]
磁気記録部の静磁気特性は,次のとおりとする。
(1) 保磁力 保磁力は,139×103A/m {1,750Oe} 又は218×103A/m {2,750Oe} で,その許容差は,±10%とする。
(2) 角形比 角形比は,0.8以上とする。
参考 残留磁束は,1.4×10-6Wb/m {1.4Mx/cm} で,その許容差は,±10%程度を目安とするために参考として示す。
電磁変換特性 [4.2]
磁気記録部の電磁変換特性は,次のとおりとする。
(1) 出力信号電圧 磁気記録部の全トラック幅にわたり,8.268±0.331磁束反転/mmの密度で,基準電流の350%と500%の電流で方形波信号を記録し,これを再生したとき,それぞれの再生出力信号の平均ピーク出力電圧は,基準ピーク出力電圧の80%以上,130%以下の範囲にあるものとする。このとき,500%の電流で記録したときの平均ピーク出力電圧は,350%の場合の平均ピーク出力電圧より大であってはならない【図3参照】。

図3 出力信号電圧
(2) 裏読み出力信号電圧 (1)の条件で記録し,これをカードの磁気記録面の反対側から再生したとき,その再生出力信号の最大ピーク値は(1)で得られた平均ピーク出力電圧の10%以下とする。
(3) 消去効果 磁気記録部に記録密度8.268±0.331磁束反転/mmで基準電流の350%の電流で方形波信号を記録した後,これを基準電流の350%の電流で消去してこれを再生したとき,その残留再生出力信号の最大ピーク値は,消去前の再生出力信号の平均ピーク出力電圧の5%以下でなければならない。
(4) 分解能 20磁束反転/mmの記録密度における再生出力信号の平均ピーク出力電圧は,記録密度以外を(1)に示す条件と同一にして記録・再生を行ったとき,(1)で得られた平均ピーク出力電圧の70%以上とする。
トラック [5]
磁気情報を記録するトラックは,次のとおりとする。
(1) トラック数とトラック番号 トラック数は3本とし,カードの上端に近い方から順に第1トラック,第2トラック,第3トラックと呼ぶ。
(2) トラックの位置と寸法 トラックの位置と寸法は,次による【図4参照】。
(a) 第1トラック カードの上端から測定し,5.66mmと8.46mmとで囲まれる2線間の位置。
なお,このトラックに情報を記録する位置は,カードの上端から測定し,8.97mmを超えてはならない。
(b) 第2トラック カードの上端から測定し,8.97mmと11.76mmとで囲まれる2線間の位置。
なお,このトラックに情報を記録する位置は,カードの上端から測定し,第2トラックの上方向に8.46mm,第2トラックの下方向に12.27mmを超えてはならない。
(c) 第3トラック カードの上端から測定し,12.52mmと15.32mmとで囲まれる線間の位置。
なお,このトラックに情報を記録する位置は,カードの上端から測定し,第3トラックの上方向に12.01mm,第3トラックの下方向に15.82mmを超えてはならない。

図4 トラックの位置と寸法
記録方式と記録角度 [6]
記録方式 [6.1]
記録方式は,周波数変調記録方式とし,データは情報キャラクタ順に連続的にすきまなく行うものとする。記録は飽和状態でトラック平面に対し平行に磁化するものとし,その方向は記録角度によって決定するものとする。
記録角度 [6.2]
磁束反転の記録角度は0 ゚とし,その許容差は,各トラックとも±20°以内とする。
トラックの情報記録様式 [7]
トラックの情報記録様式は,次のとおりとする。
(1) 記録密度 情報の平均記録密度は,8.268±0.331ビット/mm (±4%) とする。隣接する磁束反転間隔は,2進符号「0」が記録された場合は0.121±0.009mm (±8%),2進符号「1」が記録された場合は0.060±0.006mm (±10%) とする。
(2) 誤り検出符号 記録する有効データには,読取り検査のための巡回冗長検査符号(CRC符号)を設けること。
(3) 情報記録様式 情報記録様式は,表1のとおりとする。
| 有効データの内容 | キャラクタ数 |
|---|---|
| 開始符号 | 1キャラクタ |
| データ | 最大68キャラクタ |
| 終了符号 | 1キャラクタ |
| CRC符号 | 2キャラクタ |
| 合計 | 最大72キャラクタ |
第1と最終ビットセルの位置 [8]
情報は,カードの裏を見たとき,磁気記録部の右端から順次左方向へ記録する。第1ビットセル(開始符号)の中心線はカードの右端から測定し,5.0mm以上とする。記録される最終ビットセルの中心線はカードの左端から測定し,5.0mm以上とする。
なお,磁気記録部の開始から第1ビットセルまでと最終ビットセルから磁気記録部の終了までの余白には,連続した同期用信号を記録する【図5参照】。

図5 第1と最終ビットセルの位置
関連規格 JIS X 6302 磁気ストライプ付きクレジットカードの磁気的情報記録様式
プリペイドカード 関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS X 6310 | プリペイドカード-一般通則 | JIS X 6313 | プリペイドカード-買物用カード-磁気的特性と情報記録様式 |
| JIS X 6311 | プリペイドカード-買物用カード-物理的特性と形状・寸法 | JIS X 6314 | プリペイドカード-買物用カード-磁気記録フォーマット |
一般用のねじ部品〔小ねじ/止めねじ/タッピンねじ/木ねじ/ボルト/ナット/座金/ピン/リベット〕、特殊用のねじ部品(ねじ関連部品を含む)〔建築用/管フランジ用/トルクツール〕

