JIS K 2207 石油アスファルト|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS K 2207 石油アスファルトの日本産業規格 JISK2207の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS K2207:2006の規格は,道路舗装,水利構造物,防水,電気絶縁及び一般工業に用いる石油アスファルトについて規定。
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石油アスファルト 規格 一覧表

石油アスファルトの一覧
最新 JIS K2207 規格の詳細 更新日 情報
JIS K 2207:2006の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS K2207 | JIS改正 最新・更新日 | 2006年03月25日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 石油アスファルト | ||
| 英語訳 | Petroleum asphalts | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1956年07月17日 |
| 略語・記号 | No | JIS K2207:2006 | |
| ICS | 75.140 | JISハンドブック | 石油:2019 |
| 改訂 履歴 | 1956-07-17 (制定),1959-07-17 (確認),1960-04-01 (改正),1963-07-01 (確認),1966-11-01 (確認),1969-03-01 (改正),1972-03-01 (確認),1975-03-01 (確認),1978-04-01 (確認),1980-01-01 (改正),1985-03-01 (確認),1990-08-01 (改正),1996-11-20 (改正),2003-05-20 (確認),2006-03-25 (改正),2010-10-01 (確認),2015-10-20 (確認) | ||
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
適用範囲 [1]
この規格は,道路舗装,水利構造物,防水,電気絶縁と一般工業に用いる石油アスファルト(以下,アスファルトという。)について規定する。
備考1. この規格は,安全な使用方法をすべてにわたって規定しているわけではないので,危険な試薬,操作と装置を使う場合は,適切な安全と健康上の禁止事項をあらかじめ定めておくとよい。
備考2. この規格の引用規格を,付表1に示す。
備考3. この規格の中で{ }を付けて示してある単位と数値は,従来単位によるものであって,参考値である。
備考2. 一般事項 数値の丸め方は,JIS Z 8401 に,検査の適用方法は,JIS Z 8402による。
用語の定義 [3]
この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) ストレートアスファルト 原油を常圧蒸留装置,減圧蒸留装置などにかけて得られる残留れき(瀝)青物質。 備考 原油の種類によっては,少量の空気を吹き込んだり,針入度の異なるアスファルトを混合することもある。 針入度40以下のストレートアスファルトは主に工業用などに,針入度40を超えるものは主に道路舗装用と水利構造物用として用いる。
(2) ブローンアスファルト ストレートアスファルトを加熱し,十分に空気を吹き込んで酸化重合したもの。 備考 ブローンアスファルトは軟化点が高く,感温性が小さいため,防水用,電気絶縁用などに用いる。
(3) 防水工事用アスファルト 防水層として必要な性能に改善したアスファルト。 備考 主に鉄筋コンクリート構造物,鉄骨構造物とその他これに準じる構造物の防水工事に用いる。
(4) 針入度 アスファルトの硬さの尺度。試験条件の下で,規定の針が試料中に垂直に進入した長さの0.1mmを1として表す。
なお,針入度は,温度によって変化するので,針入度にはその試験温度を表示しなければならない。
この規格における針入度は,25°Cで測定するものとし,その表し方は針入度 (25°C) とする。 (5) 軟化点 アスファルトの軟化する温度。試料を試験条件の下で加熱したとき,試料が規定距離までたれ下がるときの温度。 (6) 伸度 アスファルトの延性の尺度。規定の形状にした試料の両端を,試験温度(15°C又は25°C)と
試験速度で引っ張ったとき,試料が切れるまでに伸びた距離で,cmで表す。
なお,伸度は温度によって変化するので,伸度にはその試験温度を表示しなければならない。
(7) トルエン可溶分 アスファルトの純度を表す尺度。試料をトルエンに溶かし,フィルタでろ過して不溶分を取り除いたもの。百分率で表す。 (8) 引火点 試験条件で試料を加熱して小さな炎を油面に近づけたとき,油蒸気と空気の混合気体に引火する最低の試料温度。 (9) 薄膜加熱質量変化率と薄膜加熱後の針入度残留率 アスファルトの薄膜状での加熱による劣化傾向を評価する尺度。試料を試験条件の下で加熱し,加熱前後の質量の変化と針入度を求め,加熱前の値に対する百分率で表す。 (10) 蒸発質量変化率 アスファルトの加熱貯蔵における安定性を評価する尺度。試料を試験条件の下で加熱し,加熱前後の質量の変化を百分率で表す。
(11) 蒸発後の針入度比 加熱貯蔵中の軽質分と重質分の分離の傾向を評価する尺度。試験条件の下で加熱した試料についてかき混ぜないものと,かき混ぜたものの針入度の比を求め,百分率で表す。 (12) 針入度指数 感温性を表す指数。試料の針入度と軟化点の関係から求める[6.11(針入度指数算出方法)参照]。 (13) 感温性 温度の高低によってアスファルトの硬さ,粘度などが変化する性質。 (14) 密度 アスファルトの単位体積当たりの質量。g/cm3で表す。 なお,密度は温度によって変化するので,密度にはその試験温度を表示しなければならない。
この規格における密度は,15°Cで測定するものとし,その表し方は,密度 (15°C) とする。 (15) セイボルトフロール秒 アスファルトの規定の各温度における相対的な粘性の尺度。規定量の試料が,試験器の細孔を流下するのに要する時間。秒で表す。
(16) 動粘度 粘度をその液体の同一状態(温度,圧力)における密度で除した商。cm2/s {St} 又はmm2/s {cSt} で表す。この規格では,試験温度にした一定容量の試料が毛管内を流れる時間に動粘度定数を乗じて求める。
(17) フラースぜい化点 アスファルトの低温における可とう性の尺度。鋼板上のアスファルトの薄膜が規定の条件で冷やされ,かつ,曲げられたとき,アスファルトの薄膜がぜい化してき裂を生じる最初の温度。 (18) だれ長さ アスファルトの高温流動抵抗性の尺度。規定の形状の型枠に流し込んだ試料を試験条件の下で垂直に懸垂したとき試料がだれる長さ。mmで表す。 (19) 加熱安定性 アスファルトの加熱溶融時における熱安定性の尺度。試料を規定の条件で加熱し,その加熱前後のフラースぜい化点の差で表す。
種類 [4]
アスファルトの種類は,ストレートアスファルト,ブローンアスファルトと防水工事用アスファルトの3種類とする。
なお,ストレートアスファルトとブローンアスファルトは25°Cにおける針入度で分類し,表1のとおりとする。
また,防水工事用アスファルトは用途によって分類し,表2のとおりとする。
| 種類 | 針入度(25°C) | |
|---|---|---|
| ストレートアスファルト | 0~10 | 0以上 10以下 |
| 10~20 | 10を超え 20以下 | |
| 20~40 | 20を超え 40以下 | |
| 40~60 | 40を超え 60以下 | |
| 60~80 | 60を超え 80以下 | |
| 80~100 | 80を超え100以下 | |
| 100~120 | 100を超え120以下 | |
| 120~150 | 120を超え150以下 | |
| 150~200 | 150を超え200以下 | |
| 200~300 | 200を超え300以下 | |
| ブローンアスファルト | 0~5 | 0以上 5以下 |
| 5~10 | 5を超え10以下 | |
| 10~20 | 10を超え20以下 | |
| 20~30 | 20を超え30以下 | |
| 30~40 | 30を超え40以下 | |
| 種類 | 用途 | |
|---|---|---|
| 防水工事用アスファルト | 1種 | 工期中とその後にわたって適度な温度条件における室内と地下構造部分に用いるもの。感温性は普通で,比較的軟質のもの。 |
| 2種 | 一般地域の緩いこう配の歩行用屋根に用いるもの。感温性が比較的小さいもの。 | |
| 3種 | 一般地域の露出屋根又は気温の比較的高い地域の屋根に用いるもの。感温性が小さいもの。 | |
| 4種 | 一般地域のほか,寒冷地域における屋根その他の部分に用いるもの。感温性が特に小さく,比較的軟質のもの。 | |
アスファルト 関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS A 6005 | アスファルトルーフィングフェルト | JIS A 6012 | 網状アスファルトルーフィング |
| JIS A 6013 | 改質アスファルトルーフィングシート | JIS A 6022 | ストレッチアスファルトルーフィングフェルト |
| JIS A 6023 | あなあきアスファルトルーフィングフェルト | JIS A 8508-6 | 道路工事機械-安全-第6部:アスファルトフィニッシャの要求事項 |
| JIS A 8508-7 | 道路工事機械-安全-第7部:アスファルトディストリビュータとアスファルトスプレーヤの要求事項 | JIS A 8701 | アスファルトフィニッシャの仕様書様式と性能試験方法 |
| JIS A 8704-1 | 道路工事機械-アスファルトプラント-第1部:用語と仕様項目 | JIS A 8704-2 | 道路工事機械-アスファルトプラント-第2部:仕様書様式と性能試験方法 |
| JIS A 8705 | アスファルトプラント類の安全要求事項 | JIS K 2207 | 石油アスファルト |
| JIS K 2208 | 石油アスファルト乳剤 |
