配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 STPY 規格 一覧|JIS 更新情報|種類・サイズ・重量・英語・意味

STPY 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管の規格・長さ・種類・寸法・サイズ・スケジュール・重量についての一覧表・STPY鋼管の基本内容からJIS更新情報・材質・JIS・強度区分などの表に関しても解説!

STPY 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管一覧表

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 STPY

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 STPY

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管は,使用圧力の比較的低い蒸気,水,ガス,空気などの配管に用いるアーク溶接炭素鋼鋼管(以下,管という。)について規定する。
注記 この規格は,通常,外径355.6 mm(呼び径350A又は14B)~2 032 mm(呼び径2000A又は80B)の管に適用されている。

最新 JIS G3457 規格の詳細 更新日 情報

JIS規格番号 JISG3457 JIS規格名称 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
英語訳 Arc welded carbon steel pipes 略語 STPY
主務大臣 経済産業 制定年月日 1962年03月01日
最新 更新日 改正年月日 2016年03月22日 No G 3457:2016

STPY 鋼管 種類及び記号

【 表 1 】
種類の記号
STPY400

STPY 鋼管 製造方法

  • a)
    配管用アーク溶接炭素鋼鋼管は,内外面自動サブマージアーク溶接法によるスパイラルシーム溶接又はストレートシーム溶接によって製造する。
  • b)
    配管用アーク溶接炭素鋼鋼管は,溶接のまま,又は溶接した後に冷間拡管成形し,通常,熱処理を行わない。
  • c)
    配管用アーク溶接炭素鋼鋼管端形状は,特に指定のない場合はプレンエンドとする。
  • 注文者がベベルエンドを指定する場合には,その形状は受渡当事者間の協定による。
  • ただし,厚さ22 mm以下の管で,特に形状の指定のないときは,図ベベルエンドの形状による。
ベベルエンドの形状 図

ベベルエンドの形状 の図

STPY 鋼管 化学成分

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管その溶鋼分析値は,表2による。
ただし,必要に応じて表2以外の合金元素を添加してもよい。

【 表 2 】
種類の記号 C P S
STPY4000.25以下0.040以下0.040以下

STPY 鋼管 機械的性質

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管,又は管に使用する鋼帯若しくは鋼板は,試験を行い,母材(管の溶接部を含まない部分,又は管に使用する鋼帯若しくは鋼板)の引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸びは,表3による。
ただし,厚さ8 mm未満の管の場合には,伸びは,厚さが8 mmから1 mm減じるごとに表3の伸びの値から1.5を減じたものを,整数値に丸めた値とし,表4による。

溶接部の引張強さ

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管の溶接部は,試験を行い,その引張強さは,表3による。
ただし,拡管成形する管は,受渡当事者間の協定によって溶接部引張試験を省略してもよい。

【 表 3 】
種類の記号 母材 溶接部引張強さ
N/mm2
引張強さ
N/mm2
降伏点又は耐力
N/mm2
伸び
%
引張試験片 引張試験方向
5号試験片 管軸直角方向a)
STPY400400以上225以上18以上400以上
注記 1 N/mm2 =1 MPa
注a) 鋼帯又は鋼板から引張試験片の供試材を採取する場合は,圧延方向又は圧延方向に直角の方向から採取する。

厚さ8 mm未満の管の5号試験片(管軸直角方向)の伸び

【 表 4 】
厚さ5 mmを超え6 mm以下6 mmを超え7 mm以下7 mmを超え8 mm未満
伸び 単位 %15以上 16以上 18以上

STPY 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 寸法 重量 一覧

管の外径,厚さ及び単位質量は,表5による。
ただし,受渡当事者間の協定によって表5にない寸法としてもよい。
この場合,単位質量は,1 cm3 の鋼を7.85 gとし,次の式によって計算し有効数字3桁に丸める。
ただし,1 000 kg/mを超えるものはkg/mの整数値に丸める。

  • W=0.024 66 t (D-t)
  • W: 管の単位質量(kg/m)
  • t: 管の厚さ(mm)
  • D: 管の外径(mm)
  • 0.
    024 66: Wを求めるための単位の換算係数
  • 注記 表5の単位質量は,上記によって求めたものである。
【 表 5 】
呼び径 外径
(mm)
厚さ(mm)
A B 6 6.4 7.1 7.9 8.7
35014355.651.755.16167.7
40016406.459.263.169.977.6
45018457.266.871.178.887.5
5002050874.379.287.797.4107
55022558.881.887.296.6107118
60024609.689.395.2105117129
65026660.496.8103114127140
70028711.2104111123137151
75030762119132147162
80032812.8127141157173
85034863.6167183
90036914.4177194
1000401016196216
1100441117.6
1200481219.2
1350541371.6
1500601524
1600641625
1800721828.8
2000802032
単位 kg/m
注a) 管の呼び径は,A又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはA,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付けて区分する。
呼び径 外径
(mm)
厚さ(mm)
A B 9.5 10.3 11.1 11.9
35014355.6
40016406.4
45018457.2
50020508117
55022558.8129139150160
60024609.6141152164175
65026660.4152165178190
70028711.2164178192205
75030762176191206220
80032812.8188204219235
85034863.6200217233250
90036914.4212230247265
1000401016236255275295
1100441117.6260281303324
1200481219.2283307331354
1350541371.6399
1500601524444
1600641625
1800721828.8
2000802032
単位 kg/m
注a) 管の呼び径は,A又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはA,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付けて区分する。
呼び径 外径
(mm)
厚さ(mm)
A B 12.7 13.1 15.1 15.9
35014355.6
40016406.4
45018457.2
50020508
55022558.8171
60024609.6187
65026660.4203
70028711.2219
75030762235
80032812.8251258297312
85034863.6266275316332
90036914.4282291335352
1000401016314324373392
1100441117.6346357411432
1200481219.2378390448472
1350541371.6426439505532
1500601524473488562591
1600641625521600631
1800721828.8587675711
2000802032751791
単位 kg/m
注a) 管の呼び径は,A又はBのいずれかを用い,Aによる場合にはA,Bによる場合にはBの符号を,それぞれの数字の後に付けて区分する。

STPY管の長さと公差

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管,1本の長さは,通常,4000 mm以上とする。長さの公差・許容差は,マイナス側は0,プラス側は規定しない。

棒鋼・形鋼・鋼板・鋼帯〔構造用/一般加工用/圧力容器用/厚さ方向特性/寸法・質量・許容差/土木・建築用/鉄道用〕、鋼管〔配管用/熱伝達用/構造用/特殊用途鋼管・合金管〕、線材・線材二次製品 

STPYの外径及び厚さの許容差

管の外径及び厚さの許容差は,表6による。ただし,溶接ビードには,厚さの許容差の上限を適用しない。

【 表 6 】
項目許容差
外径の許容差a)b)±0.5
厚さの許容差呼び径 450A以下 +15
-12.5
呼び径 450Aを超えるもの +15
-10
注a) 外径の許容差の判定は,周長実測値又は周長実測値からの換算外径のいずれによってもよい。
ただし,外径と周長との相互換算は,次の式による。
D=l/π
D:外径(mm),l:周長(mm),π=3.1416
b) 局所的な手入部には,この表の外径の許容差を適用しない。

STPY 溶接ビードの許容高さ

外面溶接ビード高さ及び内面溶接ビード高さは,隣接する鋼管表面からの高さとする。
ただし,鋼帯又は鋼板のエッジのオフセットがある場合の溶接ビード高さは,溶接ビードの高さの図による。
溶接ビードの許容高さは,表7による。

溶接ビードの高さ図

溶接ビードの高さの図

  • 1.
    外面オフセット
  • 2.
    外面溶接ビードの高さ
  • 3.
    内面溶接ビードの高さ
  • 4.
    内面オフセット
【 表 7 】
厚さ 溶接ビードの許容高さa)
内面ビード 外面ビード
13.0以下3.5以下3.5以下
13.0超え3.5以下4.5以下
注a) 許容高さを超えた溶接ビードは,製造業者の判断によって,許容高さまでグラインダ研削によって除去してもよい。

STPY鋼管の外観

  • a)
    配管用アーク溶接炭素鋼鋼管は,実用的に真っすぐ,かつ,その両端が管軸に対し実用的に直角でなければならない。
  • b)
    管の内外面は,仕上げが良好で,かつ,使用上有害な欠点があってはならない。
  • c)
    表面手入れを実施する場合は,熱間圧延鋼板と鋼帯 JIS G 3193の規格(外観)によって,グラインダ手入れ又は溶接補修を行ってもよい。
  • 注記 JIS G 3193では,グラインダ手入れ後の厚さは,厚さの許容差範囲内でなければならないとしている。
  • d)
    溶接部の有害な欠点は,溶接補修を行ってもよい。
    溶接補修を行う場合,溶接部の有害な欠点は,溶接前にチッピング又はグラインダなどの適切な方法によって完全に除去する。
    溶接補修は,鋼材の種類及び溶接部の特性に応じた適切な方法で行わなければならない。
    溶接補修個所は,隣接する周囲及び元の溶接ビードと滑らかに接し,きれいに仕上げなければならない。
  • e)
    溶接補修を行った配管用アーク溶接炭素鋼鋼管は,試験を行い適合しなければならない。
  • f)
    手入れ跡は, 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管の形状に滑らかに沿わなければならない。
  • g)
    受渡当事者間の協定によって, 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管の外面,内面又は内外面に塗装(例えば,ジンクリッチ塗装,エポキシ塗装,プライマー塗装など)を行ってもよい。
  • h)
    注文者の指定がある場合には,強度,安全性を考慮したうえで,管につ(吊)り金具を取り付けてもよい。
    つ(吊)り金具の仕様及び検査は,受渡当事者間の協定による。

STPY鋼管の表示

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管ごとに次の事項を表示しなければならない。
表示の順序は,指定しない。
また,受渡当事者間の協定によって,識別可能な範囲で項目の一部を省略してもよい。

  • a)
    種類の記号
  • b)
    寸法。寸法は,呼び径及び厚さ,又は外径及び厚さを表示する。
    例 400A×6.4,又は406.4×6.4
  • c)
    製造業者名又はその略号

STPY 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管 メーカー

用語、資格及び認証、金属材料の試験、鉄鋼材料の試験、原材料、機械構造用炭素鋼・合金鋼、特殊用途鋼〔ステンレス鋼・耐熱鋼・超合金/工具鋼/ばね鋼/快削鋼/軸受鋼〕、クラッド鋼、鋳鍛造品〔鍛鋼品/鋳鋼品/鋳鉄品〕、電気用材料※巻末参考資料に「JISと関連外国規格との比較表」「 SAE(AISI)鉄鋼成分表」,「硬さ換算表(SAE J 417)」

配管用アーク溶接炭素鋼鋼管関連JIS規格一覧

【 表 8 】
規格番号 規格名称
JISG3442水配管用亜鉛めっき鋼管
JISG3448一般配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3452配管用炭素鋼鋼管
JISG3454圧力配管用炭素鋼鋼管
JISG3455高圧配管用炭素鋼鋼管
JISG3456高温配管用炭素鋼鋼管
JISG3457配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
JISG3458配管用合金鋼鋼管
JISG3459配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3460低温配管用鋼管
JISG3468配管用溶接大径ステンレス鋼鋼管
JISG4903配管用継目無ニッケルクロム鉄合金管
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