JIS K 2246 防せい(錆)油|日本産業規格|最新情報 更新 改正制定
JIS K 2246 防せい(錆)油の日本産業規格 JISK2246の一覧・基本・名称・用語・知識・JIS最新改正更新情報に関して解説!
JIS K2246:2018の規格は,鉄鋼を主とした金属材料及び金属製品のさびの発生を,一時的に防止するために用いる防せい(錆)油について規定。
ページコンテンツ
- 1 防せい(錆)油 規格 一覧表
- 2 最新 JIS K2246 規格の詳細 更新日 情報
- 3 JIS K2246:2018 目次
- 4 適用範囲 [1]
- 5 引用規格 [2]
- 6 用語と定義 [3]
- 6.1 粘度変化 [3.1]
- 6.2 沈殿価 [3.2]
- 6.3 炭化水素溶解性 [3.3]
- 6.4 泡立ち性 [3.4]
- 6.5 酸化安定度 [3.5]
- 6.6 全酸価 [3.6]
- 6.7 ちょう度 [3.7]
- 6.8 酸素吸収性 [3.8]
- 6.9 膜厚 [3.9]
- 6.10 乾燥性 [3.10]
- 6.11 流下点 [3.11]
- 6.12 低温付着性 [3.12]
- 6.13 除膜性 [3.13]
- 6.14 摩損性 [3.14]
- 6.15 揮発性物質量 [3.15]
- 6.16 分離安定性 [3.16]
- 6.17 噴霧性 [3.17]
- 6.18 腐食性 [3.18]
- 6.19 水置換性 [3.19]
- 6.20 酸中和性 [3.20]
- 6.21 指紋除去性 [3.21]
- 6.22 取扱い防食性 [3.22]
- 6.23 透明性 [3.23]
- 6.24 気化性防せい性 [3.24]
- 6.25 精製水 [3.25]
- 7 種類 [4]
- 8 防せい 関連 主なJIS規格 一覧
防せい(錆)油 規格 一覧表

防せい(錆)油の一覧
最新 JIS K2246 規格の詳細 更新日 情報
JIS K 2246:2018の最新の詳細や改正,更新日の情報!
JIS 改正 最新情報
| JIS規格番号 | JIS K2246 | JIS改正 最新・更新日 | 2018年07月20日 |
|---|---|---|---|
| 規格名称 | 防せい(錆)油 | ||
| 英語訳 | Rust preventive oils | ||
| 対応国際規格 ISO | |||
| 主務大臣 | 経済産業 | 制定 年月日 | 1980年01月01日 |
| 略語・記号 | No | JIS K2246:2018 | |
| ICS | 75.140 | JISハンドブック | 石油:2019,熱処理:2019 |
| 改訂 履歴 | 1980-01-01 (制定),1985-03-01 (確認),1989-03-01 (改正),1994-07-01 (改正),2002-05-20 (確認),2007-03-20 (改正),2011-10-20 (確認),2016-10-20 (確認),2018-07-20 (改正) | ||
JIS規格「日本工業規格」は、2019年7月1日の法改正により名称が「日本産業規格」に変わりました。
JIS K2246:2018 目次
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 用語と定義
- 4 種類
- 5 品質と性能
- 6 試験方法
- 6.1 一般事項
- 6.2 試料採取方法
- 6.3 試験片に関する共通事項
- 6.4 さび発生度測定方法
- 6.5 引火点試験方法
- 6.6 流動点試験方法
- 6.7 動粘度試験方法
- 6.8 粘度指数算出方法
- 6.9 粘度変化試験方法
- 6.10 沈殿価試験方法
- 6.11 炭化水素溶解性試験方法
- 6.12 銅板腐食試験方法
- 6.13 泡立ち試験方法
- 6.14 酸化安定度試験方法
- 6.15 融点試験方法
- 6.16 ちょう度試験方法
- 6.17 蒸発量試験方法
- 6.18 酸素吸収性試験方法
- 6.19 膜厚試験方法
- 6.20 乾燥性試験方法
- 6.21 流下点試験方法
- 6.22 低温付着性試験方法
- 6.23 除膜性試験方法
- 6.24 摩損性試験方法
- 6.25 揮発性物質量試験方法
- 6.26 分離安定性試験方法
- 6.27 噴霧性試験方法
- 6.28 腐食性試験方法
- 6.29 水置換性試験方法
- 6.30 酸中和性試験方法
- 6.31 指紋除去性試験方法
- 6.32 取扱い防食性試験方法
- 6.33 透明性試験方法
- 6.34 湿潤試験方法
- 6.35 中性塩水噴霧試験方法
- 6.36 耐候性試験方法
- 6.37 包装格納試験方法
- 6.38 塩水浸せき試験方法
- 6.39 気化性防せい性試験方法
- 7 製品の呼び方
- 8 表示
適用範囲 [1]
この規格は,鉄鋼を主とした金属材料と金属製品のさびの発生を,一時的に防止するために用いる防せい(錆)油(以下,防せい油という。)について規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各自の責任において,安全と健康に対する適切な措置をとらなければならない。
引用規格 [2]
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7753 サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機と耐候性試験機
JIS B 9809 スプレーガン
JIS G 3108 みがき棒鋼用一般鋼材
JIS G 3141 冷間圧延鋼板と鋼帯
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板と鋼帯
JIS G 4308 ステンレス鋼線材
JIS H 3100 銅と銅合金の板と条
JIS H 4000 アルミニウムとアルミニウム合金の板と条
JIS H 4080 アルミニウムとアルミニウム合金継目無管
JIS H 4201 マグネシウム合金板と条
JIS H 4301 鉛板と硬鉛板
JIS H 4554 ニッケルとニッケル合金の線と引抜素材
JIS H 8611 電気カドミウムめっき
JIS H 8617 ニッケルめっきとニッケル-クロムめっき
JIS K 1101 酸素
JIS K 1503 アセトン
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 2220グリース
JIS K 2231 流動パラフィン
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 2249-1 原油と石油製品-密度の求め方-第1部:振動法
JIS K 2249-4 原油と石油製品-密度の求め方-第4部:密度・質量・容量換算表
JIS K 2251 原油と石油製品-試料採取方法
JIS K 2265-1 引火点の求め方-第1部:タグ密閉法
JIS K 2265-2 引火点の求め方-第2部:迅速平衡密閉法
JIS K 2265-4 引火点の求め方-第4部:クリーブランド開放法
JIS K 2269 原油と石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法
JIS K 2283原油と石油製品-動粘度試験方法と粘度指数算出方法
JIS K 2435-2 ベンゼン・トルエン・キシレン-第2部:トルエン
JIS K 2503 航空潤滑油試験方法
JIS K 2513 石油製品-銅板腐食試験方法
JIS K 2514-1 潤滑油-酸化安定度の求め方-第1部:内燃機関用潤滑油酸化安定度
JIS K 2518 潤滑油-泡立ち試験方法
JIS K 2839 石油類試験用ガラス器具
JIS K 3351 工業用グリセリン
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬) JIS K 8509 臭化水素酸(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬) JIS K 8726 乳酸(試薬)
JIS K 8731 尿素(試薬) JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS L 3201 羊毛長尺フェルト
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS R 3202 フロート板ガラスと磨き板ガラス
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS R 3703 顕微鏡用スライドガラス
JIS R 6251 研磨布
JIS R 6252 研磨紙
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS Z 0103防せい防食用語
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
JIS Z 1514 ポリエチレン加工紙
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
JIS Z 1524 包装用布粘着テープ
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
JIS Z 8401数値の丸め方
JIS Z 8801-1 試験用ふるい-第1部:金属製網ふるい
用語と定義 [3]
この規格で用いる主な用語と定義は,JIS Z 0103 によるほか,次による。
粘度変化 [3.1]
試料を規定条件で加熱し揮発性の物質を除去し粘度を調べ,加熱前後の試料の粘度を変化率で表したもの。
沈殿価 [3.2]
試料と規定の溶剤との混合物を,規定条件で遠心分離したときに生じる沈殿物のmL数を無名数で表したもの。
炭化水素溶解性 [3.3]
試料と沈殿用ナフサとの混合物を,規定条件で遠心分離した後24時間静置し,相の変化又は分離の有無で表した性質。
泡立ち性 [3.4]
規定の温度に保った試料に規定時間一定の割合で空気を吹き込み,その直後と10分間放置後の泡の量をmL単位で表したもの。
酸化安定度 [3.5]
試料中に触媒とワニス棒を浸し,規定温度で規定時間かき混ぜて酸化させた後の動粘度と全酸価の変化,並びにワニス棒へのラッカー状物質又はスラッジの付着状態で評価した試料の抗酸化性を表したもの。
全酸価 [3.6]
試料1 g中に含まれる全酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムの量をmg数で表したもの。
ちょう度 [3.7]
ペトロラタムの硬さを表すもので,規定条件下で試料中に規定の円すいが垂直に進入する深さ0.1 mmを1単位として表したもの。
酸素吸収性 [3.8]
試料中に触媒を入れ規定圧の酸素を封入したボンベを規定温度に加熱し,100時間後の酸素圧の減少によって試料の抗酸化性を表す性質。
膜厚 [3.9]
試料を試験片に規定の方法で塗布し,24時間垂直に試験片を保持し被覆膜の付着質量を調べ,厚さをμm単位で表したもの。
乾燥性 [3.10]
試料を試験片に規定の方法で塗布し,規定時間垂直に試験片を保持した後の被覆膜の乾燥状態を表したもの。
流下点 [3.11]
試料の被覆膜を設定温度で1時間垂直に保持し,被覆膜が基準線まで落ちる温度。
低温付着性 [3.12]
試料の被覆膜が低温度で金属表面に付着している性質。
除膜性 [3.13]
試料の被覆膜が石油系溶剤で除去される性質。
摩損性 [3.14]
試料に混入しているきょう雑物が金属製品をきず付ける性質。
揮発性物質量 [3.15]
試料を規定条件で加熱したときの揮発する物質の質量。
分離安定性 [3.16]
試料に規定の温度条件を与えたときの相の変化,又は分離の有無で表したもの。
噴霧性 [3.17]
一定の条件で噴霧するとき,試料の霧滴が均一に形成される性質。
腐食性 [3.18]
試料が金属を腐食,変色などさせる性質。
水置換性 [3.19]
試料が金属表面に付着している水と置き換わって,さびの発生を防ぐ性質。
酸中和性 [3.20]
試料が酸性物質を中和し,さびの発生を防ぐ性質。
指紋除去性 [3.21]
試料が,金属表面に付着した人工指紋を除去し,人工指紋によるさびの発生を防ぐ性質。
取扱い防食性 [3.22]
試料の被覆膜が,その上から付けた人工指紋によって生じるさびの発生を防ぐ性質。
透明性 [3.23]
試料の被覆膜を規定の条件で放置後,被覆膜の上から金属表面の刻印が読み取れる性質。
気化性防せい性 [3.24]
試料から気化した防せい剤が,密閉条件で結露させた金属表面のさびの発生を防ぐ性質。
精製水 [3.25]
イオン交換水又は蒸留水。
種類 [4]
防せい油は,指紋除去形防せい油,溶剤希釈形防せい油,ペトロラタム形防せい油,潤滑油形防せい油と気化性防せい油の5種類に分け,膜の性質,粘度などによって表1~表5のように更に細分する。
注記 記号NPのNは日本,PはPreservativeの略。
| 種類 | 記号 | 膜の性質 | 主な用途 | |
|---|---|---|---|---|
| 指紋除去形防せい油 | 1種 | NP-0 | 低粘度油膜 | 機械一般,機械部品などに付着した指紋の除去と防せい |
防せい 関連 主なJIS規格 一覧
| 規格番号 | 規格名称 | 規格番号 | 規格名称 |
|---|---|---|---|
| JIS A 6205 | 鉄筋コンクリート用防せい剤 | JIS K 2246 | 防せい(錆)油 |
| JIS Z 0103 | 防せい防食用語 | JIS Z 1519 | 鉄鋼用気化性防せい(錆)剤 |
| JIS Z 1535 | 鉄鋼用防せい(錆)紙 | JIS Z 1542 | 鉄鋼用防せい(錆)フィルム |
用語・記号、加工方法、試験・測定方法、試験機・測定器、加工材料〔炭素鋼・合金鋼/ステンレス鋼・耐熱鋼/工具鋼/ばね鋼/軸受鋼/鍛鋼品/鋳鋼品/鋳鉄品/伸銅品・アルミニウム・アルミニウム合金〕、関連規格
